社員パーソナリティによって1967年10月に産声を上げたオールナイトニッポン。今ではすっかりオールナイトニッポンから、社員の声を聴くことはなくなりましたが、40周年を記念して、ニッポン放送に在籍する社員パーソナリティ経験者の方々に、当時の思い出を綴っていただきました。
ながら作業と夜更かしが苦手で、深夜放送を聴きながら勉強したことがない私にも、入社半年後オールナイトニッポン月曜2部パーソナリティという大役が回ってきました。
試しにやらせてみてよかったら一部へ昇格という、局アナパーソナリティ育成路線が敷かれていた時代だったのです。もちろん、『なすえりこのオールナイトニッポン』は2部止まりでしたが。
休石(やすみいし・セミロングヘアにトンボ眼鏡を乗せて肩にセーターを羽織る、見るからに優秀な)ディレクターが選曲した山崎ハコや森田童子をかけ、毎週ひとつのテーマで思いつくことをしゃべり、葉書は読まないという少々変わった番組でしたから、「聴いていた」と言われると、屈折した子だったに違いないと思ってしまうものです。“ラジオの前に一人ひとりに話しかけるように”と教えられたことが、30年経った今頃になってようやくサマになってきたような気がしています。
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