俺たちのオールナイトニッポン
40年間の歴史年表 コンサート オールナイトニッポンの思い出 お知らせ
オールナイトニッポンの思い出
歴代パーソナリティ集結!オールナイトニッポンを語る!!
社員パーソナリティによって1967年10月に産声を上げたオールナイトニッポン。今ではすっかりオールナイトニッポンから、社員の声を聴くことはなくなりましたが、40周年を記念して、ニッポン放送に在籍する社員パーソナリティ経験者の方々に、当時の思い出を綴っていただきました。
亀渕昭信 勝山達志 高橋良一(くり万太郎) 那須恵理子 上村貢聖 上柳昌彦 垣花正
幸せな時代の誇りある思い出 勝山達志
勝山達志 局のレーティングが最下位になったこともあったのでしょうか、入社3年目までの男女アナが2部担当となってのスタートでしたから、お互いに競い合い、話題にもし合いました。
3人だけのスタジオには笑いと熱気が有り、ディレクターもミキサーも、時に叱りながらも、話題やジングル・BGMなどに様々な知恵と工夫を凝らし私達を乗せて喋らせてくれました。
当時編成部だった同期の永田君が面白可笑しく売り込んでくれ、知らぬ間に新聞や雑誌などに記事が出たことも幾度もありました。
未熟でお便りに頼るしかなかった私は、2時間の放送で毎回100枚以上のお便りを読むことを目標に、毎日届く1万通以上のハガキや手紙の全部に目を通し、読む葉書を探し、曲ごとのリクエスト者一覧表を作りました。
放送への反応はすぐにお便りに反映し、そのお便りがさらに反響を呼んで、番組の名物コーナーや漫画『がきデカ』の登場人物がお便りから生れたりもしました。
私は聴き手と社内の先輩や仲間に育てられたパーソナリティだったと思いますが、送り手と聴き手が連携して番組を面白くし、1部も担当させて貰え、レーティングも再び首位に戻せた。幸せな時代の誇りある思い出です。
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