年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送の吉田尚記アナウンサーと球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが今、イチオシのLINEマンガ編集部のオリジナル作品を紹介する「LINEマンガpresents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」。
第9回目の放送でご紹介したのは、『オズの魔法使い』の世界観をベースにした異世界転生ファンタジー漫画『OSの魔法使い』(著:田中ててて)。
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『OSの魔法使い』について説明する前にまず、吉田アナウンサーが最近の漫画やアニメ、ライトノベルで大流行しているジャンルに説明した。それは――
吉田:今回、ご紹介する作品が『OSの魔法使い』!
里崎:“オズ”じゃなくて“オス”?
吉田:“オス”!ローマ字で“OS”と書いて『OSの魔法使い』。
里崎:押忍っ!!
吉田:えーと、それだと空手部って感じですよね(笑)“OS(オス)”の後に“魔法使い”と付いているんで、あんまり汗臭くない方の作品なんですけど。LINEマンガオリジナルで今、隔週土曜日連載中で、田中ててて先生という方が描いていらっしゃいまして、最新の第2巻が1月15日(火)に発売!2か月連続刊行される作品なんですが、ここでですね、漫画とかアニメとかライトノベルの業界の非常に大きな流行を押さえておきたい。それがですね、異世界に転生するという作品が今、メチャクチャ流行ってるんですよ。
里崎:今、流行りが異世界?
吉田:異世界!昔からちょこちょこあったんですけど、もう最近は異世界に行って、何かが起きるみたいな。この世では全く大したことのない存在である私が異世界に行くことによって――、例えば、スマホを持ったまま異世界に行っちゃうのとかあるんですよ。
里崎:あぁ~!!
吉田:そうするとスマホの力で色んなことを調べられてすげぇ強いみたいなのとか。最近、読んだ中で凄いなと思ったのが、『異世界落語』って作品があって、落語家の人が異世界に行って、落語をやると色んな魔法が発動するみたいな(笑)
里崎:あはははは(笑)発想豊か!
吉田:発送豊かですよね!最近、その中でも特に「これも凄いな」と思ったのが、日本語って僕らも喋れるじゃないですか。日本語を喋れるって能力を持って異世界に転生すると、その世界では日本語っていうのが物凄く色んな謎を解く鍵になっていて、日本語さえ喋られれば、もう異世界ではヒーローみたいな。
里崎:あはははは(笑)
吉田:異世界に行くことについて、異世界大喜利みたいなものが、もうそこら中で行われているんですよ。
そんな今、大流行している“異世界転生”というジャンル。『OSの魔法使い』ではどのように活かされているのかというと――
吉田:そんな異世界モノって歴史を紐解くとやっぱり一番初めは映画とかにもなっている『オズの魔法使い』がそうなんですよ。竜巻にさらわれちゃって、「今、アタシがいるのはどこ?」ってドロシーが言っちゃうみたいな。一番初めの『オズの魔法使い』を大胆に翻案したのが今回の『OSの魔法使い』でして。じゃあ、その異世界大喜利――『OSの魔法使い』では一体、どんなことが起きているのかというと、まず、男女が全部、入れ替わってます!
里崎:逆?
吉田:逆!物語の主人公が元々の『オズの魔法使い』だと女の子のドロシーだったじゃないですか。そのドロシーが今回(『OSの魔法使い』)は、幼少期から母の妹である叔母のエミさんに育てられて、でも、明らかにそのエミさんのことが好きだということが分かる男子高校生の碧(みどり)君が出てきて、この彼が突如、出現した竜巻にさらわれてしまって、目が覚めるとそこは異世界だったのですが……。物語で描く異世界って良いことがないとわざわざ異世界に行かないですよね。なので、どんな良いことがこの『OSの魔法使い』で起きるか。出てくるブリキ、カカシ、ライオン、色々いますよね。女の子です!
里崎:ふはは(笑)
吉田:しかも、美少女です(笑)
里崎:分かりやすい(笑)
吉田:分かりやすい!だから、こういうときにもう一つ異世界モノの重要な要素というものがありまして、主人公が自分に近い感じがしないといけない。主人公がアニメ好きで基本的には嘘はつかないということだけが決まっている。はい、ほぼ僕です(笑)
里崎:あはははは(笑) あれ? 作者じゃないですよね?(笑)
吉田:作者ではないんですけど、ただ「あれ?覗かれてる?」みたいな気持ちは若干思う。基本的にアニメの2期のオープニングの話とかして、周りにキモがられたり、全然、体験したことある!みたいな。そういう話ですよ。そういう主人公が――、僕は現実にいると周りに美少女がワラワラ集まってくるとかいうことは別にありません!
里崎:はい!
吉田:そうですね(笑)今、里崎さんに当然のように相槌を打って頂きましたけども。
里崎:いやだって、ないでしょ!?
吉田:ないです。ないんですけど、異世界ならあるんです!!!
里崎:あぁ、確かに!
吉田:だから、『オズの魔法使い』のブリキとかカカシとかが――、ブリキが寡黙な黒髪の美少女で何かちょっと心を失っているような、いないような。「俺が力になってあげなきゃ」みたいな。現実でそんなことしたらね、もうね、「いや、アナタはいいから」って言われるのがオチですよ(笑)あとは、カカシがお喋りで健康的な、でも明らかにちょっとエッチなムチムチな美少女であったりとか。物語とかは完全に『オズの魔法使い』と繋がっているところはある。でも、完全に同じではないんですよ。男女が逆転してて。そこからが今度は異世界を作る楽しさは色んな設定を作者さんたちが自分で考えて良いから、「どうやら、この世界には東西南北、全部に魔女がいるらしいぜ」とか、そういうところが次々、広がってってちょうど冒険が始まった段階!
物語の主人公は、男子高校生の小津碧(おづ・みどり)
異世界に転生された碧は美少女なブリキやカカシと出会うことに――
現在、第1巻が絶賛発売中、第2巻も2019年1月15日(火)に発売予定の『OSの魔法使い』は現在、LINEマンガにて9話まで無料公開中(2019年1月17日まで)なので是非、チェックして頂きたい。
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— LINEマンガ (@LINEmanga) January 4, 2019
吉田アナウンサーと里崎智也さんがLINEマンガで連載されている『OSの魔法使い』(著:田中ててて)を紹介している模様は、YouTubeにて音源が配信されているので、そちらも合わせてお聴き頂きたい。
次回、第10回目は2019年1月12日(土)19時45分からオンエア!御守リツヒロ先生が描く学園青春グラフィティ『桃太郎くんは言うコトをきかない』(LINEマンガオリジナル作品)をご紹介します!是非、お聴きください!
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©Tetete Tanaka / LINE