「かなしい」
岡村「全然知らなかったんですけども…関西の番組で『マルコポロリ』っていう番組があるんですよ。一昨日原西さんと仕事一緒やって、ひょんなことから“こないだ天素で集まってん”って言われたんです」
矢部「プライベート?」
岡村「って思うやん!ほな収録やと。ほんでえ?ってなって」
矢部「俺ら天素やからな…」
天素とは、1991年に吉本所属の若手芸人さんたちで結成されたユニット「吉本印天然素材」のこと。雨上がり決死隊やFUJIWARA、チュパチャップス、バッファロー吾郎、へびいちごと共にナイナイさんも所属していました。
確かに収録日を聞いたところ行けるスケジュールでは無かったのですが、そんな話が合った事すら知らない事に衝撃を受けた岡村さん。さらにその収録で岡村さんの話題が出たにも関わらず、何故か写真ではなく似顔絵での出演だったのだそうなのです。
矢部さんは生放送中のトークでこんな番組があった事を知ったという状態だったので思わず
矢部「俺ら天素ちゃうんちゃう?」
最後まで天然素材をやっていた他のメンバーの中でまた違う絆があるんじゃない?という矢部さんに対し、岡村さんは「そんなん悲しい。しかも絵での出演って変じゃない?」と言い、どうしてそんな距離が生まれたのか?を考えはじめました。
岡村「そういえばその時(天素時代)の演出家の方が業界辞められる時もみんなで食事してるらしい。でもその時も全く声かけてもらってない」
矢部「それ言ってたな。そんな会があるのも知らんかった」
岡村さん的にはその食事会に呼ばれなかった事件に続き、悲しい出来事だったのだそうです。
矢部「なぜ皆がバツが悪い感じになるのか?これが問題ちゃう?」
岡村「俺らそんなに悪かったかなって思って」
と、若かりし日の尖っていた自分たちの事を振り返る放送になりました。
この日は「悪い人」のネタハガキから「ブルーリボン新人賞」の話にもなりました。ナイナイが若い頃出演した映画『岸和田少年愚連隊』でブルーリボン新人賞を受賞したのですが、2008年にWEBの記録を確認したところ、何故かナインティナインは受賞していない事になっていたのです。
生放送中にその事実に気付き、2人は大騒ぎ。しかし、その後しれっと修正されていたという事件。この日は「天素にもいなかったんちゃう?」「ブルーリボン新人賞も獲った時に授賞式などに行ってないので証拠がどこにもない」というナイナイづくしなのではないか?とエンディングでは話していました。不思議な事は時々起こるものですね。