ミューコミプラス


2019.12.18

【マンガ喫茶 吉田ルーム】、今週は『ドラえもん』


今週は中川翔子さんと一緒に『ドラえもん』をご紹介しました!

ミューコミプラス水曜日のサポーターは、小学館

現在お送りしているコーナーは、
『マンガ喫茶 吉田ルーム』

★ミューコミの「コミ」、コミックにスポットを当てたコーナーです!

★年間に数百冊のマンガを読み、
 マンガ大賞の発起人でもある吉田アナウンサーが、
 『最近出会った面白いマンガ』『いま、誰かにオススメしたいマンガ』
 を紹介するコーナーです!

今回ご紹介したマンガは、
『ドラえもん』

★言わずと知れた、藤子・F・不二雄先生の不朽の名作!!

★1969年12月に、小学館の子供むけ雑誌「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」、
「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」と、6つの雑誌で連載がスタート。
今年で「連載開始から50年」!!
当時は、同じ作品でも読者の年齢によって内容が描き分けられていたため、
「ドラえもん」にも6種類の第1話が存在しているんです!
その6種類の第1話を収録した「ドラえもん0巻」が先月発売。
「今世紀初めて」発売前に2度の重版が掛かるという大ヒットに!!

この作品のポイントは… 『意外と雑』
一翔「コマによって四次元ポケットが無かったりするんです」
中川「あえて描いてないんじゃなくて本当に描き忘れっぽいですね」
一翔「同じタイミングで6誌分の第1話を描いてるという忙しさですからね!仕方ないでしょう」

『展開がめっちゃ早い』
一翔「幼児向けの『よいこ』『幼稚園』だとコマ数が少なくて、
   学年が上がれば上がるほどコマ数が細かくなっていくんですけど、
   4コマで終わってしまう話題のために、秘密道具が出て来たり、
   じつは『ドラえもん』ってハイパー密度濃い漫画なんです」

『メタを始めてやった漫画』
一翔「この0巻にも収録されているんですけど、
  『ドラえもんの予告、主人公(後のドラえもん)の顔を描かないで出しちゃった』
   というくだりがあって、
   主人公の顔を決めるのに苦しむ自分(作者)という話を描いてるんです。
   のちの漫画がやることを、すでに『ドラえもん』が先にやっていた・・・    それが解る意味でも、この0巻は読むべき一冊です!」


0巻も話題沸騰中の『ドラえもん』について、詳しくは
https://www.shogakukan.co.jp/pr/tencomi/doraemon/
をチェックしてください!

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