番組初ゲストに東村アキコ先生登場!アラサー女子の嘘から始まる、イケメン韓国人との恋を描いた『偽装不倫』(前編)

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送の吉田尚記アナウンサーと球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが今、イチオシのLINEマンガ編集部のオリジナル作品を紹介する「LINEマンガpresents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」。

 

第7回目の放送でご紹介したのは、30歳で彼氏もおらず、婚活に疲れた女性・鐘子とイケメン韓国人・ジョバンヒとの嘘から始める恋を描いた『偽装不倫』(著:東村アキコ)。

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今回は、番組初のスペシャルゲストとして『偽装不倫』の作者・東村アキコ先生が登場した。これまで数々の名作を世に生み出してきた東村先生。その人気は海の向こうにまで届いているようで――

 

吉田:今週、来週と2週に渡って、年の瀬に相応しい、番組初となるゲストの方が来て下さっているんですが、しかも超豪華でございます!ご紹介させて頂きましょう。漫画家の東村アキコ先生です!

東村:初!?初なの!?

里崎:初ですよ!

吉田:“LINEマンガpresents”としては。

東村:有難うございます!皆さん、お久しぶりです。東村アキコです。宜しくお願いします。

吉田:漫画界で言うなら、もう村上春樹ぐらいの人物が来たイメージですから。

東村:村上春樹作品を読んだことがないから、ちょっとよく分からないんだけど(笑)

里崎:あっはははは(笑)

吉田:あっはははは(笑)

東村:知ってますよ!? 知ってますけど!

吉田:影響力的には――。

東村:本当ですか?

吉田:だって、一応、100万部を達成している作品の数だけでもえらいことになっているんですけど、『ママはテンパリスト』から始まって、『海月姫』ちょっとビックリしたんですけど、月9でドラマになって、映画になってますよね?

東村:うん、そう!

吉田:で、アニメにもなってますよね!?

東村:そうそうそう!

吉田:こんな作品、他に多分、ないんですよ!

東村:しかも今、謎にニューヨークで大流行りしてるっていう。

里崎:えっ~~!?

吉田:そうなんですか!?

東村:理由、不明(笑)

里崎:あっはははは(笑)

吉田:自分でも分からない――

東村:何か流行っているんですって。ニューヨーク市立図書館が選ぶ今年の何冊とかにまで選ばれてて。他にも良い漫画、いくらでもあるのに。まぁ、たまたまね。

吉田:凄いムーヴメント!だからもう(漫画界の)村上春樹ですよ!大体!

東村:そうなんですね。アタシ、ごめん!『ノルウェイの森』だけ読んだことあったわ(笑)

里崎:あっはははは(笑)

東村:すみません!村上先生、すみません!

 

数々の大ヒット作を世に送り出してきた『偽装不倫』作者の東村アキコ先生

いくつもの連載を抱え、漫画の制作で大忙しのイメージがある東村先生。同い年である里崎さんのテリトリーでもある“野球”には縁遠いかと思いきや――

 

吉田:東村先生は、もう本当に数多の――、泣けるストーリーもあれば、でもコメディテイストは常に失われずみたいな感じはあるんですけど。野球って何か関係あるんですか?

東村:アタシ、草野球めっちゃやってます!

里崎:えっ~~!?

吉田:全然、イメージにない(笑)

東村:アタシ、“東京タラレバーズ”っていう草野球チームをアシスタントの男の子たちと組んでいて。

里崎:どうなんですか? 強いんですか?

東村:ウチは弱いんですけど、アタシ、監督なんですよ。と代打!たまに気まぐれに入るんですけど。

里崎;一番良いポジションですね!

吉田:晩年の古田みたいな。

里崎:「代打、俺!」みたいなね。

 

このまま3人のフリートークでも十分に面白いのだが、本題の『偽装不倫』について吉田アナウンサーが切り込んだ。どういう内容なのか、そして、作品が生まれたきっかけとは――

 

吉田:ストーリーだけを説明すると主人公が婚活に疲れた女の人なんです。その人が韓国に旅行に行くんですけど、そのときにお姉ちゃんの結婚指輪をなんやかんやで持っていて、それ(その場に落としてしまった指輪)を拾ってくれた韓国人の超イケメン男子に渡して貰うときに「結婚してます!」っていう嘘を思わずついちゃう。だけど、何かマジで好きになっていくみたいなストーリーなんですよ。(タイトルが)“偽装不倫”って言葉になっているじゃないですか?

東村:はい!

吉田:不倫って普通、不倫していることを隠す人はいっぱいいますよね。逆ですよね、これ。

東村:あのね、アタシがバツ2なんですよ。バツ2になっちゃったんです!

吉田:明るく言い過ぎですよ!

里崎:ふふふ(笑)

東村:「帰ってまいりました」っていう!「恥ずかしながら帰ってまいりました。タラレバ娘の皆さん」と。「先生、おかえり」ってなもんで。でもね、既婚者のフリをした方が楽なことが多いの。2人で編集さんと打ち合わせをしているときも「ご主人の上着、預かります」とか言われたら、もういちいち否定したくないから、もう面倒臭いから既婚者のフリをするんです、しょっちゅう。何にせよ、病院でも何でも。だから、若い子も既婚者のフリをしたらどうなるのかなって思ってっていうのが発想の元。結婚してるんでしょ?っていうテイで話し掛けてくるんだもん。それを「アタシ、バツ2なんですよ」とか「独身なんですよ」って言うよりもそれに乗った方が良いかなっていうときがあるじゃないですか。

吉田:向こうの――、今回は、韓国人のイケメン、ジョバンヒがそっち側なんですよね。勝手に奥さんだっていう風に。

東村:そうそうそう。

吉田:そこから、じゃあ、どうなるのっていう想像を繰り広げていくとドロドロに、どうやら今回はなるぞ、と。

東村:そうですね。昼ドラみたいなのがやりたかったから。昼メロみたいな。

吉田:いや、もう昼ドラですねぇ。

東村:最近ってないですね、昼ドラってあんまり。ドロドロした。

里崎:確かにないですね。

東村:アタシ、好きでいつも仕事をしながら昔観てたから、ああいうドロドロ系を。そういうのやりたいなって始めたんですよね。

吉田:多分、最近だと「不謹慎だ!」って怒られちゃうんじゃないですか。不倫とかどんでもないみたいな。

東村:うんうんうん。そうねぇ。

里崎:そういうのが面白いんですけどね。

東村:ね!

吉田:他人事だったらね(笑)

里崎:あっはははは(笑)

吉田:そこが他人事の良いとこですよね。

 

主人子は、30歳、独身、彼氏なしの派遣社員・濱鐘子(はま・しょうこ)

姉の結婚指輪を拾ってくれた韓国人イケメン・ジョバンヒに一目惚れ!?

とっさについた嘘から2人の関係は“偽装不倫”へ

 

『偽装不倫』では、魅力的な韓国の街並みや食事などが数多く登場する。しかも、全編カラーで描かれていることもあり、その魅力もより一層際立つようで――

 

吉田:先生は多分、韓国にいっぱい行っているんだろうなみたいな要素が凄い出てきてたりとか。

東村:韓国はオシャレなんですよね、街が。スイーツとかの紹介を漫画の中でいっぱいしているのを見て欲しいなと思ってます。女子に。

吉田:レインボーケーキとか。

東村:そう、レインボーケーキとか。今、原宿でも流行ってるじゃん、レインボーの。そういうのもカラーだから、この7色のケーキが――

里崎:あっ!確かに!

吉田:そうかぁ!

東村:カラーだから出来るというね!

 

全編、美麗なフルカラーで描かれているところも魅力の1つ

来週も引き続き、東村アキコ先生にお付き合い頂き、初めてとなる縦スクロール漫画の制作秘話などさらに『偽装不倫』の魅力をご紹介していくので、是非、お聴きください!

radikoで『LINEマンガpresents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也』(#8)を聴く>>

 

現在、第1巻が好評発売中の『偽装不倫』は現在、LINEマンガにて無料連載中なので是非、チェックして頂きたい。

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応募方法▷LINEマンガ公式Twitter(@LINEmanga)をフォロー&キャンペーンツイートをリツイート!

締切▷12/26(水)

 

吉田アナウンサーと里崎智也さん、ゲストの東村アキコ先生がLINEマンガで連載されている『偽装不倫』(著:東村アキコ)を紹介している模様は、YouTubeにて音源が配信されているので、そちらも合わせてお聴き頂きたい。

©東村アキ子 ©YLAB / LINE

 

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