社員パーソナリティによって1967年10月に産声を上げたオールナイトニッポン。今ではすっかりオールナイトニッポンから、社員の声を聴くことはなくなりましたが、40周年を記念して、ニッポン放送に在籍する社員パーソナリティ経験者の方々に、当時の思い出を綴っていただきました。
聴くと喋るのは大違い。
今思えばDJの神様、糸居五郎さんの後釜が務まる訳もなく、一回目の放送では、氷入りのバケツに足を浸けたまま放送させられ、「冷たい〜!」以外の言葉を発することはできず、ある時は、隠しマイクをカバンに忍ばせ、渋谷、新宿でナンパに挑戦したけれども、ナンパ初挑戦の私には、結局、女性の声は録れず仕舞。またある時は、中3の女の子に「何とかなるよ!」と慰められたり…トホホ。
生れ故郷・八戸から、あこがれの有楽町のスタジオへ、という念願が叶った私の成功物語はここまでで、当時、第1部の「中島みゆきさんは天才だ〜」と思いながら、アッという間に過ぎ去った1年3ヶ月でした。今でも、ついでに3時から聴いてくれた温かいLFリスナーと、チャンスをくださったニッポン放送と先輩諸氏、とくに私の教育係となった当時のディレクター福江元久氏には感謝しています。
ニッポン放送トップページへ
|
オールナイトニッポントップページへ
Copyright © 2008 Nippon Broadcasting System,Inc. All Rights Reserved.
{literal}
{/literal}