社員パーソナリティによって1967年10月に産声を上げたオールナイトニッポン。今ではすっかりオールナイトニッポンから、社員の声を聴くことはなくなりましたが、40周年を記念して、ニッポン放送に在籍する社員パーソナリティ経験者の方々に、当時の思い出を綴っていただきました。
僕は、初めてマイクの前でしゃべったのが、自分の名前を冠したオールナイトニッポンだという輝かしい経歴を持っている。番組は1年で打ち切りになってしまったが…。
アナウンサーとして何も出来ない私に、オールナイトニッポン・プロデューサーの松島さん(当時)は、月曜日2部という枠を用意してくれた。最初にそう告げられた時は、僕は信じることが出来なかった。
1994年10月10日、初回放送日を今でも昨日のことのように覚えている。番組はすべりまくった。それは初めだけでなく、毎回そうだった。日々何をしていいか分からない一方で、時間だけは山のようにあり、のた打ち回っていた。
番組終了後、僕は新番組のキャラクター、“クールK”になりきるため髪型をモヒカンにした。それは傷付いたプライドを精算するために必要な儀式だったと今でも思っている。
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