第211回 ノンスタ石田さんとM-1答えあわせ!「来週は岡ー1!」

「M-1答え合わせ!の前に…」

今日はノンスタイル石田さんと「M-1答えあわせ!」1年前から石田さんにオファーをしてワクワクの岡村さんでしたが…今年のM-1は終わってから別の事件が起きてしまいました。

岡村「きょうは本来なら、M-1のあれ凄かった、あれ面白かったという事をお話しさせてもらおうと思ってたんですが…とんでもない事件がおきました。これ石田君、純粋にね我々も大会のお話しだけしたかったですよね」

石田さん「正直ワクワクしてました。途中までは」

岡村「ところが蓋あけてみるとザワザワして…」

石田さん「とりあえず僕ここ入るまでに有楽町を1時間ぐらい歩きました」

と、先日M-1グランプリが終わった後に起こった、とろサーモンの久保田さんとスーパーマラドーナの武智さんが暴言をSNSに投稿した騒動に触れました。

「悪いのは完全に2人ですけども」と前置きし、「ホンマに漫才が好きでM-1にかけすぎてるのはわかるんですけど、抑えるところはおさえとかんと」と後輩をたしなめながら岡村さんなりの意見を述べました。上沼さんに審査員を続けて欲しいという見解を2人とも示した上で、ネットが炎上している事は収束して欲しいと話しまた。

石田さん「同期ですんで、連絡したところ…“猛省中です”と。“本当に反省してまた笑ってもらえるように漫才作っていきます”という話はしていたのと、あと田中と村田さんには僕からメッセージを」

岡村「色んな事経験してるからな、石田は。相方の不祥事も…」

石田さん「そうなんです。だから“耐え忍ぶこと石田のごとし”やぞと」

岡村「耐えて耐えて、それを全部笑いに変換していく。それを実際石田はやったもんな!」

石田さん「でもこれは許してくださる方がいたから出来たことなんで。まずはそこという事で」

岡村「なんとか、この私たちの思いも関西の方に届くといいかなって思います。ほんますいませんでした」

石田さんならではのアドバイスをしたという事も明かしてくれました。2人とも1年前から楽しみにしていて、まさかこんなOPになるとは思っていませんでしたが、触れずにはいられなかったというのが正直なところですね。史上最年少で“霜降り明星”が優勝した大会という事に注目してもらいたいというのが一番ですね。

『次週12月13日は岡―1グランプリ』

色々ありながらの放送でしたが…この日は次週の大事なお知らせも!

来週もスペシャル!12月13日は…「平成最後の最強芸人は俺が決める!審査員・岡村隆史!岡-1グランプリ!」

なんと、ラジオで『岡―1グランプリ』の開催が決定!岡村さんがついにお笑いの審査員をやります!

岡村「人の笑いを審査するような人間ではないと思っていたんですけど、きょう石田さんから漫才の事を学びつつ、それを踏まえた上でコンテスト開いて」

石田「早いな~早いな。今までやったらアカンと思ってたのが嘘ぐらい軽はずみですね~」

岡村「これお笑いであれば何でもござれ。カミキリ漫談でも3人漫才でも何でも大丈夫です!そして優勝者にはズワイガニ!」

そうなんです、岡―1グランプリでは旬のズワイガニをかけて戦って頂きます!そしてカニをかけて戦う、岡―1戦士たちを今週発表しました!決勝進出者は4組!

★ミキ・昴生★東京ホテイソン★四千頭身★インパルス・堤下

水面下で進んだ岡―1グランプリエントリー。決勝戦はとりあえず、ネタをやります。そして優勝者にはカニがプレゼントされます!リスナーの方にもカニが当たるチャンスもあります!

審査員は、岡村隆史、唯ひとり!審査員が審査される時代ですが、当日は岡村さんがひとりで色々言って審査していきますよ! とにかく次回の放送を是非聴いて下さい!

『ノンスタ石田君とM-1答え合わせ!』

そして、待ちに待ったM-1答え合わせ!もう2人とも話したくて仕方ないといった感じでしたが…石田さんはこの放送のためにもう一度M-1を見直してくださったのだそうです。一応、このHPにも書いておきますが…正直、今回の放送は聴いて下さい!タイムフリーで1週間は聞けます!http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20181207010000

最初は、“面白かったと思うのは?”という話から始まりました。

岡村「僕からいって言ってですか?僕はジャルジャルの一本目!」

石田さん「あー!一本目面白かったですね~。もうあいつらにしか出来ないっていう」

岡村「怖いよ、あんなん。これオモロイかな~って思ってしまうやん。あぁいうネタのつくり方とか発想がわからへん」

と、岡村さんはジャルジャルの1本目にやった「国名わけっこ」がスゴイと思ったのだそうです。このジャルジャルのネタに対して石田さんは…

石田さん「あいつらはあいつららしい面白い事は作れるんですけど、ずっとネックに思ってるのは礼二さんに言われる“漫才をフリにしたコントや”と。ずっとそこと戦っていて、だからあいつらはすごい漫才っぽくしようと頑張っていて(中略)最後、ネタ後半にどないした~みたいな“漫才とみてもらいたい”というアイツラの葛藤があそこにあるんですよ」

岡村「あえて漫才らしくするように、フリをあえて入れてるんや!」

「あいつらの中にある漫才に対するリスペクトがあったんで、だから礼二さんが高得点をつけたときの福徳の目を見て欲しかったです」

「やっと漫才としてみてもらえた!と」

もちろん審査をしている礼二さんにも葛藤があり、それを聞いたというエピソードも語ってくれました。最初の時点で岡村さんだけでなく、スタッフも先生!と呼びたくなるような事ばかり。コント師が作る漫才の凄さについても、最近の傾向と共に石田分析を教えてくれましたよ。

 

『目線の使い方!????』

ここから、岡村さんと石田さんは全てのコンビに触れながら、ずーっと2人でM-1の話をしていました。

全部はここに書ききれないので、是非皆さん放送を全部聞いていただきたい限りなのですが…岡村さんがビックリした分析はギャロップのネタについて。

石田「ギャロップが痛かったのは前にジャルジャルが出て、かまいたちの明るさの後に、ジャルジャルの小学生みたいなキャッキャした明るさを観て。元もとなんですけど、2人とも伏し目がちになるというか、目線の問題なんですけど。毛利さんは背が高いから必然的に伏し目がちになる。林はもともとツッコミに入る一言目ぐらいにマイクを見ちゃう癖があって。これって印象がすごく下がるんですよね。」

岡村「ようそんなとこ観てるな!それ癖やろ!?もう」

石田「広い会場はいいんですよ。何故かというと舞台上に2人しかいないから当然2人にピントがあうんです。でもスタジオって審査員がいたり、近くに芸能人がいたりしてるので、お客さんがどこにでもピントを合わせられる。そういうときって、伏し目がちなときとかって他に目がいきやすくなるんですよね。フリ長いなっておっ持ったとき“あれ審査員どう思ってんやろ”って。それって集中力が持ってないっていう状況になるので。なんでギャロップはうまいこと目線が使えてなかったなって」

岡村「目線が使えてなかった!!!?」

実際にあの場所で漫才をやっていないとわからない視点の分析に岡村さんも“はぁ~~!”とビックリ!画面で目線まで見る人はなかなかいてません。石田さんが凄すぎて岡村さんも思わず声がひっくり返っていました。ちなみに石田さんに“誰が一番面白かった?”と番組後半で聞いたところ…

石田さん「この日、見た事あるやつとかもあったんで。単純に手を叩いて笑ったのは、かまいたちとプラスマイナスでした。この2組にはホンマに笑かされたし、ホンマに泣かされそうになりました」

『笑いの不発弾』

ほかにも、和牛の漫才について「演技力が郡を抜いている」「こんなストロングスタイル出てこられたら勝てません」と石田さんは話していましたが、印象に残ったのはトムブラウンのお話し。

石田さん「トムブラウンのあとに和牛がやってたら前半のネタフリのところもバカバカウケてたと思うので、順位は変わってたと思うんですよね~。トムブラウンが不発弾を会場にいっぱい残してたんですよ」

岡村「トムブラウンもおもろかった!M-1であれ見れる?っていう」

石田さん「なんですかね、あの脱法ドラッグ感。あの“これで笑ったらアカンのちゃうん?”っていうのが、お客さんの中に不発弾として残ってたんですよ。それを解決してくれたのが霜降り明星で。出て一発目から全て爆発するという」

トムブラウンの不発弾により、優勝した霜降り明星の“M-1映えするネタ”が活きたのだという話もありながら、霜降り明星に関してまた岡村さんが唸るエピソードが。

石田さん「霜降りのテンポの良さの秘密って…粗品ってもともとピン芸人で。独特のフリップ芸をやっていて。実はせいやが動くフリップなんですよ」

岡村「おおお!」

石田さん「なんで後半実はせいやを見ずに突っ込んでるときもあるんです。あれはフリップの間なんですよね。だから自分が一番出したい音のときに、せいやが勝手にめくれてくれてるんですよ」

岡村「めくる作業ないだけや!」

石田さん「あれは2人でめちゃめちゃタイミングも合わせてるからこそ出来る所業で。だから昔の漫才じゃないです。昔の漫才からすると…相方を見ろよってなりますから。それを言われないぐらいのベストなタイミング、稽古量なども見えるから、あ、これはすごい新しい世代の漫才やなって」

岡村「見てないもんな。後ろ通ってるやん。もう、先生!」

石田さん「あざっす」

岡村「さすが!俺は完全に漫才を忘れているわ」

…と、もうここには書ききれないほどの、熱量と愛情でM-1を振りかえって話をしてくれた石田さん。岡村さんは何度も唸り、笑い、頷き、あまりの楽しさに「2時!」のひとことを忘れてしまうほどでした。M-1チャンピオンではなく、ただのお笑いオタクとして来てくれた石田さんの素敵さに岡村さんは「来年もまた絶対来てな!」とアツイラブコールを送っていました。

石田さんは“M-1の功労者をひとり行っていいですか?”と最後にこんな話を。

石田さん「後半になって空気が良くなったといわれてはいるんですけど…。何故かというと時間が余っているので審査員の話は聞きたいけど、ちょっと多すぎてお客さんが緊張する時間が多くなってしまった。でも後半なぜ空気が良くなったかというとこれは間違いなくスーパーマラドーナ田中のおかげです」

岡村「田中!空気作ったんよな~。だからこそのな!影のMVPが田中やってわかるからこその!」

石田さん「そうですね~。でもホント実力派なんで。応援してます。是非劇場にも来てください」

本当に漫才を愛する石田さんによる解説は、岡村さんだけでなくM-1を見た色んな人に刺さったのではないかな~と思います。なんだか、この解説もセットで来年のM-1が早くも楽しみになりましたね!そして、今年のM-1を見直してみたいと思います!石田さん、有難うございました!

『番組ではおハガキを大募集中です!』

岡村隆史のANNは皆さまからのおハガキが頼りの番組です!各コーナーでおハガキ大募集中です!ネタはおハガキでお送りください!インパルスのみメールでも募集をしています!

PN・グッドファーザーの”トリセツ岡村ver.”は、すごかったですね。岡村「なかなか難しいですよね。ね、鍛冶さんよろしくね!韓国で赤ワイン飲んで楽しそうやってんけど、トイレ行って帰ってこないんですよ。で、倒れてんちゃう?ってメイクさんに見てきてもらったら、鍵もかけずにおもくそ、う●こしてたんですって」と、何故か鍛冶さんの話になりましたが…。

PNとらのコが送ってくれた“元Dビーチさんの動画配信ネタ”は、う●こを漏らした事について訴えられている動画という内容。岡村「確かにビーチさんのう●こ漏らしたのいじりますけど、僕もう●こ漏らしてますからね。旧日テレの稽古場で…」と、昔ナイナイライブのVTR撮影をやっていたときに、う●こを漏らしてしまったときの話を久しぶりにしていました。まぁ岡村さんの場合は少し溢れた感じだったそうです。

現在ノベルティは「ジャグジー」と「セブン」!時々バンバンボールなど、スペシャルなモノももらえます!いつもの事ですが、どんなモノかは送られてきた人だけのお楽しみです!そして次回から、点取り占いのコーナーで採用された方には”オカード”を差し上げます!

3ヶ月に一度発表される”ハガキ職人大賞”で1位になると「I AM HEAVY LISTENER」のスペシャルバージョンキャップ「I AM HAGAKI MASTER」がプレゼントされます!ハガキ職人の中でも憧れのレアアイテム!カッコイイこのキャップが欲しい方は是非ネタはがきを書いて送ってくださいね!

『WET STREAMでは、電話出演してくれるお嬢を募集!』

みんなの「性にまつわる嫌な事」を送ってもらうコーナー「WET SREAM」では、 “お嬢(風俗店で働いていらっしゃる女性)”からの悩みも聞きたいと思っています!

岡村さんと話したいというお嬢はどんどんメールでご応募ください!!

声バレが怖いお嬢の方には声を加工するなどさせて頂きます!メールの件名に「お嬢」と入れて、okamura@allnightnippon.comまでメールください!電話番号を忘れずにお願いします!電話出演してくださったお嬢にはグッズフルセット差し上げます!

「次回は12月13日!!岡―1グランプリ!」

次回の放送は12月13日!木曜深夜1時からです!次回は「平成最後の最強芸人は俺が決める!審査員・岡村隆史!岡-1グランプリ!」

岡―1決勝進出者●ミキ・昴生●東京ホテイソン●四千頭身●インパルス・堤下の4組を迎え、カニをかけて戦ってもらいます!リスナーの皆さんにもカニが当たるそうですよ~。この中から平成最後の最強芸人が決定!

岡村さんがちゃんと審査できるかどうかも気になりますが、とにかく是非聴いて下さい!!!

今月はまだまだスペシャルです!次回の放送も是非聴いて下さいね~!

この日かけた曲●

1曲目・生きて行く/Hump Back

EDTM・大阪ラプソディ/海原千里・万里

 

■岡村歌謡祭2018の様子が知りたい方は下をクリック!

岡村ANN歌謡祭2018①岡村隆史

岡村ANN歌謡祭2018②DA PUMPさん、ロバート秋山先生

岡村ANN歌謡祭2018③May J.さん、高須先生

岡村ANN歌謡祭2018④錦野旦さん、ぱいぱいでか美さん

岡村ANN歌謡祭2018⑤岡村隆史、熊田曜子さん、Mr.シャチホコさん

岡村ANN歌謡祭2018⑥三浦大知さん、ワシオさん、知念里奈さん、ホブルディーズさん

岡村ANN歌謡祭2018⑦大エンディング

 

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