第272回 キム兄と釣り糸

「奇跡」

 

岡村「皆さん忘れてしまっているでしょうか?私のトラッカーが壊れてしまって、早…」

 

矢部「2~3週間ぐらい?」

 

岡村「もう1か月以上経ったかもしれません…昨日修理を頼んでいたところから電話がかかってきまして。色々やってくれたんですが、“もう動かないです。申し訳ありません”と。」

 

岡村さんのトラッカーが過放電で使えなくなってしまい、修理に出していた話。色々と修理を試みてくださったようなのですが、動かず修理が不可能だという連絡が。残念ではありますが、岡村さんは勇気を出してずっと気になっていた事を聞きました。

 

岡村「ずっと聞いてこなかったですけど、“修理費はおいくらになりますか?”と聞いてみたんです。“直っても直らなくても15800円です”と」

 

とても良心的なお店の対応に少しホッとした岡村さん。しかし、岡村さんのトラッカーは壊れたままなのも事実。するとお店の人がまさかの「岡村さんはお店で修理費の15800円を支払っていただければ、新しいトラッカー(同機種)をお渡しします!」と聞き間違いかと思うような一言が。

どうやら秋葉原で未開封の同機種のものを見つけてくださったようで、そちらをお渡しします!というとても粋な対応をしてくださるとの事なのです!素敵な対応に感動した岡村さんなのでした。

 

「釣り糸のひみつ」

 

先日キム兄から岡村さんに「明日釣り糸持ってきてくれへん?」と連絡がありました。

 

キム兄からそのLINEが来たのは、岡村さんが韓国ドラマの「あなたが殺した」を見ていた時だったのです。ちょうど怖いドラマを観ていたところだったため「丈夫な釣り糸持ってきてくれへん?」という一文がなんだかとてもドキドキ。何に使うかも聞かなかったため「なんやろな~」と思いながら、色々な種類の釣り糸を持っていきました。

 

翌日、釣り糸の種類を説明しながら、キム兄は釣り糸を手に取り吟味。その吟味する姿になんともいえない迫力を感じながら「何に使うのか?」という事を聞けないままでした。…そして、楽屋から去ろうとしたときに思い切って「すいません!何に使うか聞いてもいいですか?」と尋ねてみました。

 

すると「子供が砂浜で貝を拾ってきてくれてん。それで首飾り作ろうと思って」

 

という、とても素敵なお話が。ドラマに引っ張られ、ちょっとでも迫力があると思いながらキム兄を見ていた自分がなんだか恥ずかしくなったのだそうです。

ちなみにキム兄といえば、この番組でよく出てくる話「フジモンが沖縄でキム兄に怒られた話」ですが、このお話の正解は【冷麺を食べていて「お酢」をフジモンが自分が使ってから渡した】というのが正解です。ヘビーリスナーは覚えておいてください。

 

 

 

 

パーソナリティ