3月14日(木)深夜放送のラジオ番組『ミュ～コミ＋プラス』（ニッポン放送・毎週月−木24時～）に、TVアニメ第三期が10月から放送されることが発表された『PSYCHO-PASS サイコパス 3』で狡噛慎也役を担当する声優の関智一が出演し、狡噛慎也というキャラクターへの思い入れを語った。

『PSYCHO-PASS サイコパス』は、2012年にフジテレビのノイタミナ枠でTVアニメ第1期が放送されて以来、アニメ2期や劇場版まで制作され、一大ムーブメントを築いている人気シリーズである。ドラえもんのスネ夫役、妖怪ウォッチのウィスパー役など、これまで数多くの国民的アニメで主要キャラクターを担当してきた関にとっても、この『PSYCHO-PASS サイコパス』主要キャストである狡噛慎也は、特別な思い入れがある存在だという。

吉田尚記アナウンサー：僕の中で、関智一さんといえば狡噛慎也なんですよ！

関：ありがとうございます。僕も狡噛、とっても大事にしてます。

吉田：ちょっとやっぱり思い入れとかも違うんですか？

関：というか、狡噛みたいな役を大事にしておかないと、声優としての仕事が激減していくわけですよ。やっぱり（今のアニメ界では）イケメンキャラの需要は多いですから。

吉田：そうですよね。

関：ありがたいことにドラえもんのスネ夫役だったりは、一般的方々への認知度は上がりましたけど、アニメファンへの響き方としては狡噛みたいのをやっとかないと（笑） だから狡噛をすごく大事にしています。

狡噛慎也というキャラクターを演じることは、声優のキャリアの中で重要だと語った関。また狡噛を演じる際は「映像の中の空気を感じる」という独自の演技論があるらしく、自分の頭の中でVR体験をしている様な感覚を持って演技に臨んでいるという。