実は同期!渡辺美里、デーモン閣下のデビュー当時語る

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16日(木)夜、『デーモン閣下のオールナイトニッポンPremium』で、ゲストに閣下と同期である渡辺美里が登場。デビュー当時の秘話や、ソロアーティストの活動の難しさを語り合った。

実は同期!渡辺美里、デーモン閣下のデビュー当時語る

冒頭、閣下は口ごもる口調で「皆さん、こんばんは。ぬらりひょん吉でございます。すごい久しぶりですけどもね…」と30年前に自身がパーソナリティを務めたオールナイトニッポンで誕生させたキャラクターに扮して番組はスタート。

この“ぬらりひょん吉”というキャラクターが誕生したキッカケについて閣下は、「番組の情けない怪獣たちというコーナーに出てきた“ぬらりひょうたん”という怪獣が出てきて。これがキッカケだったはず」と説明。そして、「この怪獣があまりにも情けなかったため、各コーナーで盛んに使われるようになった」「ラジオ四股名(※ペンネーム)に、ぬらりひょん吉と書いてきたのがいて、これはいける」となったと当時を振り返り、懐かしんだ。そして過去、番組内でどういうコーナーを行っていたか記憶がないという閣下は「吾輩が当時、どんなコーナーをやっていたか覚えてる諸君は色々と教えてくれ」と呼びかけた。

続いて、ゲストの渡辺美里が登場。渡辺といえば、1985年デビュー。翌年「My Revolution」がチャート1位となり、同年8月、女性ソロシンガーとして日本初となるスタジアム公演を西武スタジアムにて開催。以降20年連続公演という前人未到の記録を達成。今月25日(土)には、全国ツアー「渡辺美里 M・Generation Tour 2017」のファイナル公演を「熊本B.9 V1」で開催。また、2018年3月4日(日)に開催される、オールナイトニッポン50周年記念「あの素晴しい歌をもう一度コンサート」の出演が決定している。

そんな渡辺と閣下は、デビュー年が一緒の「同期」ということで、お互いのデビュー当時について語り合った。

閣下:吾輩と美里は同じ年にデビューしたよね

渡辺:そうですね。デーモンさんはデビューがたぶん決まってたと思うんだけど。ソニーのオーディションのコンテストの時、私観てますよ。デビューは、私は決まってて。渋谷公会堂かな?

閣下:前の年の暮れね、渋谷公会堂

渡辺:そう、渋谷公会堂で、デーモンさんと私がやってて

閣下:司会が、つのだ☆ひろさんだったでしょ?

渡辺:かな?それで、登場するときに、なんか箱の中から…(笑)

閣下:あれ一応、棺ね。一応、棺…

渡辺:言っていいのか分からなかったから

閣下:箱…(笑)

渡辺:で、出てきて観てて。すごいなこのバンドって思ったのと同時に、この人は登場するまでずっとここで前もって待ってたんだと思ったら、ちょっと笑っちゃったんだけど

閣下:ははははは!(笑)なるほどね

渡辺:その時から、すごいバンド上手だな~と思いながら、このキャラクターと共にすごいバンド   だなと思って観てました。だから、私もデビュー決まってて…たぶん、私もデーモンさんも決まってたんだと思うんだけど

閣下:聖飢魔Ⅱは9月がデビューだけど。1985年の。美里は5月でしょ?

渡辺:はい

閣下:我々は、“てい”としては、その前年の12月にあった、ソニーオーディションの決勝大会で賞を取ったので、デビューが決まったという“てい”です

渡辺:“てい”です

閣下:ははははは(笑)

渡辺:だって、完成されてたもん。学生の時から、“世を忍ぶ学生“の時から、たぶん、こういうスタイルで皆やってただろうから。それはもうあの時代、プロの人たちは皆手を挙げるだろうって思ってて

その後、渡辺は現在行っているライブツアーについて触れ、「今までのツアーの中で、毎回歌うのは好きだなってきたけど、最も好きなライブをやってる」と発言。それに対して閣下は、「それは例えば大きく何かを変えたりしたの?」質問。すると渡辺は「バンマスと、あとはアレンジの方法だったりとか、自分の中の気持ちもあるかもしれないな」と回答した。

また、バンドとソロの活動を交互に行っている閣下が、「ソロのアーティストの難しさっていうのを昨今非常に感じるわけよ」と語ると、渡辺は「バンド、いいよね。だって再集結したり、解散できたりするじゃん」「一人だと解散できないもん」と素直な気持ちを吐露。それを聞いた閣下は「引退がある、引退が!(笑)」と返すと、渡辺は「(引退しても)すぐ、戻ってきちゃう。だって歌うの楽しいんだもん」と歌手として活動する喜びを語った。

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