川嶋あい 勇気の唄
プログラム
シンガーソングライター川嶋あいが、ひとりで語る20分。
キーワードは「勇気」。
ラジオの前のアナタと、時には真剣に、時には楽しくお話しする番組です。
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「3月30日」 2007,03,30
誕生日でも大切な人との思い出の日でもないこの日が今こんなにいとおしい
私のひとつのゴールが見えた日 それと同時に生まれて初めての喪失感と出会った日
目の前で大事なものがすごく自然に失われていく光景を見たとき  
私は私でなくなってしまいそうだった
私はここにいて私だった
私はここにいるから川嶋あいだった
周りがいぶかしげに思う執着心も分かっている
だけど自分は一秒前までの自分を守りたかった 
そしてこの日は新しい旅立ちの日でもあった 
今の自分はあの人はまた違う場所にいる
それは私がどんなときでも歩いてきたから 満足はしてないからまた先へ進む
3月30日 この日が自分にとって自分がどんな存在なのか
私はこの日にひれ伏す それはあらがえない記憶  それはわたしのなかで地球と同じくらいの
重さがある記憶
               
川嶋あい
Before Next



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profile
幼い頃より大物演歌歌手の前座をつとめるなど、地元では有名な存在だった少女時代をすごした後、中学校卒業と同時に歌手を夢見て上京。
しかし間もなく所属していた事務所を解雇され、絶望の中路上ライブを行なうことを決意。
路上ライブを通じて出会った学生サークルと共に路上ライブ1,000 回の夢を達成する為に日々渋谷にて活動する。
その後、路上での出会いから「あいのり」の主題歌を歌うことが決まる。
この楽曲でオリコン2週連続1位を獲得し、一躍有名になるも、その後も路上ライブは継続。
2005年3月にはI WiSHの解散、路上ライブ1,000回を達成など大きな動きが続き、夏には自身が施設出身で里親に育てられたことなど生い立ちについての書籍・映画を発表し大きく話題を生んだ。
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