吉田尚記のコミパラ!

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける”マンガマニア”で、「マンガ大賞」の発起人でもあるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーと、元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで漫画好きな里崎智也さんが、毎週1冊オススメの漫画を紹介する番組です!この番組を聴けば、アナタもお気に入りの作品に出会えますよ!

“西尾維新×大暮維人”という最強タッグが実現!漫画版『化物語』!

2018年6月25日 12:30

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記と球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社presents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」。

第62回目にご紹介したのは、『週刊少年マガジン』にて好評連載中の『化物語』(原作:西尾維新 漫画:大暮維人 キャラクター原案:VOFAN)!

今回、ご紹介する『化物語』は、2006年に発売された西尾維新先生原作の同名小説をコミカライズした作品である。2009年にはアニメ化もされており、続編を合わせて“物語シリーズ”と呼ばれる作品群の人気は今日まで続いている――。

吉田:これって昔から有名な作品だったってご存知?

里崎:そうなんですか!?

吉田:やっぱ、そんな感じなんですね!ガチオタからすると、ここ10年以上ずっと話題です。この“物語シリーズ”といったら、一部のライトノベルとかオタク系のアニメとかが好きな人たちからすると、シャーロック・ホームズとかより人気があるかもしれないです!みたいな感じの一連の作品群で。元々、西尾維新先生というですね、歴史を紐解いたら、本当に夏目漱石、以前・以後みたいに分けられるみたいに、西尾維新、以前・以後という風にライトノベルは分けても良いかもしれないぐらいの歴史上最大のライトノベルの作家って言っても良いと思います!

里崎:へぇー!

吉田:――の方のファンタジー小説で、そのまま“物語シリーズ”ですからね。その“物語シリーズ”は、今に至ってもいっぱい続いている大作なんですけど。その大作の一番初めが『化物語』なんですよ!

原作を担当している西尾維新先生を夏目漱石に匹敵すると紹介した吉田アナウンサーは、続いて、
漫画を担当する大暮維人先生についても歴史上の人物を挙げて紹介した――。

吉田:ここで出てきたのが大暮維人さんという今の漫画の世界でいうと葛飾北斎みたいな人。どういうことかというと凄い素敵な世界中で人気のある良い絵を描くじゃないですか。でも、北斎っていわゆる“春画”って描くじゃないですか。エロ浮世絵ですよね。

里崎:ふふふ(笑)

吉田:でも、それは世界的に美術品とかになったりするじゃないですか。もう、大暮維人先生、一番初めは、めちゃめちゃドエロいのしか描いていなくて。ドエロい漫画家さんでいらっしゃいまして、それを僕は――、読んでいたと言わざるを得ないですけど(笑)読んでいたんですけど!読んでて、ここも革命だったんですよ!『天上天下』とか『エア・ギア』とか、『エア・ギア』とか覚えていますよね?長期連載でやってましたんで。

里崎:うんうんうん!

吉田:ああいう世界の、はっきり言ってしまうとエロ漫画を描いていた方が『週刊少年マガジン』で描き始めるっていうこの流れって多分、一番初めって大暮維人さんなんですよね。違うか?その前にもいるかもしれないですけど。基本的には、凄い絵で、もうこの絵の実力があったら、こんなことが出来るっていうのが今!今、“物語シリーズ”なのか!「おおー!」っていうのが今回の漫画版の『化物語』なのですが。いやね、これね、本当に驚いた!!

里崎:どこが?

吉田:美術館みたい!

里崎:あっはっはっは(笑)

現代の漫画家の中でも随一と呼ばれる程の画力を持つ大暮維人先生だが、今回は、原作がある分、その力がこれまで以上に発揮されているようで――

吉田:つまりは、大暮維人さんって自分でも物語とかももちろん作れる方なんですけど、今回はもう、完璧な物語が――『化物語』という原作があるので、絵に全振り!すると、いやー、もう、こんな凄いデザイン――。元々、物語自体は、西尾維新さんが作って、怪異という色んな美少女が様々な化け物たちに自分の運命を弄ばれていくんですけど。基本、阿良々木くんっていう主人公と一番初めだと戦場ヶ原ひたぎちゃんって女の子が出て来てのやりとりが物凄い理屈っぽくて意地悪で最高なんですよ!それはもうあるわけ!これは、小説もアニメも漫画もちょっとずつ違うけど全部、必要なところだけ残してほぼ同じ感じで全部続いているんですが。そこに大暮維人さんの絵が――どうして、こんなに克明に自転車を描く必要があるのかってくらい――

里崎:あっはっはっは(笑)

吉田:本当、驚きですよ!

最後に吉田アナウンサーは、『化物語』の今後について語った――。

吉田:で、これって凄い続いている作品なんですね。『化物語』の後にも『猫物語』だったりとか『終物語』とか、そんなところまで凄い続いているんです。これ、やるだろうなって思うんです!だって、人気出ちゃうもん、間違いなく!“物語シリーズ”を大暮維人さんがやったら。ってことで、これ、何十年やるんだろう?っていう物語が始まったなって感じが凄いするんですよね。

“西尾維新×大暮維人”という最強タッグが実現した漫画版『化物語』は現在、第1巻が発売中だが、吉田アナウンサーの予想通り、売り切れ店が続出しており、早くも重版が決定する程の大好評となっている。

吉田アナウンサーと里崎智也さんが『週刊少年マガジン』にて好評連載中の『化物語』(原作:西尾維新 漫画:大暮維人 キャラクター原案:VOFAN)を紹介している模様は、こちらから聴くことが出来る!