吉田尚記のコミパラ!

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける”マンガマニア”で、「マンガ大賞」の発起人でもあるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーと、元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで漫画好きな里崎智也さんが、毎週1冊オススメの漫画を紹介する番組です!この番組を聴けば、アナタもお気に入りの作品に出会えますよ!

荒川弘×田中芳樹の最強タッグで描く世界最高の歴史ファンタジー『アルスラーン戦記』!

2018年5月22日 18:30

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記と球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社presents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」。

この記事では、ナイター放送の関係で、WEB限定となった第57回の模様をお届けする。ページ下部には、音源もアップされているので、そちらも合わせてお楽しみ頂きたい。

第57回目にご紹介したのは、『別冊少年マガジン』にて好評連載中の『アルスラーン戦記』(漫画:荒川弘、原作:田中芳樹)!

今回、ご紹介する『アルスラーン戦記』は、『銀河英雄伝説』などで知られる巨匠・田中芳樹先生の同名小説を原作とした作品である。漫画化したのは、アニメ化や実写映画化された超人気作『鋼の錬金術師』や『銀の匙 Silver Spoon』の荒川弘先生ということもあり、吉田アナウンサーも興奮を隠せない様子で語り始めた――。

吉田:今日、ご紹介するのは、『別冊少年マガジン』で連載中の『アルスラーン戦記』なんです。この『アルスラーン戦記』ってもう名前を言ってしまうと超ビッグネーム中のビッグネームが手掛けている。『銀河英雄伝説』って聞いたことあります?

里崎:聞いたことあります!

吉田:日本史上、もしかしたら歴史上で一番ヒットしたシリーズかもしれないですよ。その『銀河英雄伝説』の田中芳樹先生は、他にも物凄く色んな作品を描いていらっしゃるんですけど、」その中で『銀河英雄伝説』の次くらいに読まれているんじゃないかな?他にもいっぱい名作はあるんですけど、それが『アルスラーン戦記』。僕ら世代の本当にかなりな部分は魂を持っていかれているタイプの作品が『アルスラーン戦記』だったんですが、それがなんと、5年くらい前に突然、漫画化されたんですよ!これがまず、驚きなんですよ。あの『アルスラーン戦記』が漫画化される。「すげぇ!」と思ったんだけど、漫画化する人は誰か。荒川弘さんだったんですよ!ビックリですよ!『鋼の錬金術師』、聞いたことあります?

里崎:あります!

吉田:『銀の匙 Silver Spoon』、聞いたことあります?

里崎:うん!

吉田:あの荒川弘先生が原作付き~!?みたいな衝撃は来て!イチローと大谷翔平を連れてきて、同じチーム作ります、みたいな。

現在、第9巻まで発売されている『アルスラーン戦記』だが、吉田アナウンサーの予想では、まだまだ続くようで――。

吉田:その『アルスラーン戦記』始まったら、もうね、そりゃ面白いわ!ちょっと本気で驚きましたよ!『アルスラーン戦記』の第1話を読んだときの衝撃が今でも、多分、4~5年前ですけど、忘れられないんですけど、とうとう9巻まで来まして、最新9巻が5月9日に発売になったところなのですが。これね、このペースで今、何が嬉しいのかというと、多分、荒川さん、最後まで描くな、これ!

里崎:あっはっはっは(笑)

吉田:っていうのが、凄いと思いました!『アルスラーン戦記』、この最後までを恐らく、荒川さんの骨太な物語で描くんだろうと。

そんな『アルスラーン戦記』、一体、どんな内容なのかというと――。

吉田:もう本当、大河ドラマ中の大河ドラマなんですよ!アルスラーン王子を主人公として、でも、そのアルスラーン王子は、元々、大国――、今のペルシャっぽいところと僕らは想像する大国・パルスの王子だったんだけど、パルスという国に凄い強い王がいて、栄華を極めていたところ、色々とあって周辺国に攻め込まれて、王がその座を追われてしまう訳ですよ。そうするとじゃ、王子はどうなる?王子の流浪の旅が始まるという王道ファンタジー中の王道ファンタジー。だから、ペルシャを舞台にはしているんですけど、そのペルシャを基にして新たなその物語を田中芳樹先生が考えて、その考えた物語を荒川弘先生が今回は、漫画にしている訳ですね。ファンタジーって言っても、魔法が出てくる訳ではない。その世界でビックリするようなキャラクターたちが「おー、なるほどー!」という方法でピンチを次々、切り抜けたりする物語なんですよ!『アルスラーン戦記』って。完成度が小説段階で半端なかったんです!物凄い面白いと!物凄い面白かったものを誰かに漫画化して欲しいと編集の方が思ったんでしょうね。編集の方が思って、荒川弘さんに持っていくこの度胸のデカさよ!

里崎:あっはっはっは(笑)

吉田アナウンサーが読んだときに衝撃を受けたという『アルスラーン戦記』の第1話は、小説版と漫画版で内容が異なるらしく――。

吉田:『アルスラーン戦記』の1話は違います!漫画と小説で!

里崎:そうなんですか!?

吉田:違います!

里崎:おぉ!

吉田:要は、大国同士の色んな物語なんで、そういうところから始まるんですよ、小説の方は。だけど、漫画の方は、1話は、やっぱりアルスラーンが暮らしている国がどんな国であるかみたいなのを見せたい!漫画家さんとして!そのかつてのペルシャを基にした、(元は)小説だからもちろん凄い描写は圧倒的に描いているんですよ!描いてはくれているんだけど、それを絵に起こすとなったら、また話が全然違う訳で。その絵に起こすためにペルシャの様子がいっぱい導入されて、何かペルシャの資料をスッゴイ集めたらしいんですけど、荒川先生。そこでビビッドに11歳のアルスラーン少年が一体、どんな少年として事件に巻き込まれたかみたいなのがパッと描かれていて、これが、本当に芸術だなと思うんですけど、この1話、全然、紹介だけに終わっていなくて、1回面白いんだけど、なおかつ、この後のデッカイ物語の伏線がそこにビッチリ詰まっている。荒川弘、凄いっ!!!

原作の田中芳樹先生も思わず続きが気になってしまう『アルスラーン戦記』は、現在、第9巻までが好評発売中である。

『別冊少年マガジン』にて好評連載中の『アルスラーン戦記』(漫画:荒川弘、原作:田中芳樹)を紹介している模様は、こちらからWEB限定版として聴くことが出来る。是非、お聴き頂きたい。