吉田尚記のコミパラ!

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける”マンガマニア”で、「マンガ大賞」の発起人でもあるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーと、元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで漫画好きな里崎智也さんが、毎週1冊オススメの漫画を紹介する番組です!この番組を聴けば、アナタもお気に入りの作品に出会えますよ!

世界を魅了する弐瓶勉先生が描くダーク・アドベンチャー・ファンタジー『人形の国』!

2018年2月27日 15:30

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記と球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社presents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」。

第44回目にご紹介したのは、『月刊少年シリウス』にて好評連載中の『人形の国』(著:弐瓶勉)!

今回、ご紹介する『人形の国』の著者、弐瓶勉先生について、吉田アナウンサーは、「今のリアルタイムで生きている人で世界唯一のクリエイターかもしれないです!」と称賛。これまでに『BLAME!』や『シドニアの騎士』といった“二瓶ワールド”全開のSF漫画を手掛け、日本のみならず世界中を魅了してきた二瓶先生。そんな二瓶先生の凄さを吉田アナウンサーが紹介した――。

吉田:(弐瓶さんの作品には)凄い特徴があります!SFとかだとこの世に何にも存在しないじゃないですか。他に。SF小説は自分でストーリーを書いてしまえば、映像のことを説明しなくて良いじゃないですか。弐瓶さんのSF作品って他の人に資料映像とか渡せないんですよ。

里崎:うん。

吉田:「ファミレス、描いてー」だったら、ファミレスの写真を渡して、これをこういう風にずらしてとかになるじゃないですか。(弐瓶さんの作品に出てくる世界観や風景などは)弐瓶さんの頭の中にしかないんで、全部、弐瓶さん、アシスタントなしで描いているんです!

里崎:凄い!(笑)

吉田:あり得ないクリエイター!今、俺、会ったことあるけど、弐瓶さんヤバいわぁ!説明し始めて分かった!

そんな二瓶先生が今回、新たに連載を始めたのが『人形の国』。本作も二瓶先生にしか描くことが出来ないSFの世界が広がっている――。

吉田:『シドニアの騎士』を描き終わって、もう流石に弐瓶さんも普通のことを描き始めるのかなぁと思っていたら、最近、始まったのが『人形の国』ね(笑)

里崎:アイデアがもう枯れないっすね!

吉田:もうね、恐ろしい!!これももうSFで――、見て下さい!この絵って地球上のどこにも存在しない風景でしょ!?

里崎:存在しないっす!

吉田:弐瓶さんの頭の中にしか存在しないんですよ。

2巻が発売されたばかりの『人形の国』だが、今後の展開が気になる設定や謎が至る所に散りばめられている――。

吉田:“人形病”という病気が流行ってしまっている一方で、どうも地底に何か文明があって、地上の方には何か色々と虐げられた人たちが住んでいるみたいなところに“人形”っていうパーツとかを身に付けたりすることが出来る人が住んでいるらしいという設定。どんどんどんどん設定が今後、明らかになっていくんで。2巻が2月9日に発売になったばっかりなんで。まだ、そんな細かいことは分からないんですけど。

さらに『人形の国』には、過去に二瓶作品に登場した言葉が登場しており、一部では、「世界観が繋がっているのでは?」という声も出ている――。

吉田:『BLAME!』とか『シドニアの騎士』に出てきた“ヘイグス粒子”とか“エナ”とかいうのが何か同じ意味合いで使われているのかちょっと微妙なんですよ。ちょっとズレているのか、そうじゃないのかみたいな謎がいっぱいある。

里崎:でも、まだ始まったばかりだから読みやすいですよね。

吉田:そうです!『BLAME!』も『シドニアの騎士』も全く読んだことなくても当然、読めます!という風に作ってはあるんですけど、ここから入ったら、『BLAME!』を僕が初めて読んだのが20年ぐらい前のはずなんで、20年楽しめますよ!ホント!

吉田アナウンサーが「二瓶さん、今、世界で一番長生きして欲しい人かもしれない!」と考えてしまう程、今後の展開がどうしても読みたくなってしまう『人形の国』は、現在、第2巻まで好評発売中である。

吉田アナウンサーと里崎智也さんが『月刊少年シリウス』にて好評連載中の『人形の国』(著:弐瓶勉)を紹介している模様は、こちらから聴くことが出来る!