吉田尚記のコミパラ!

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける”マンガマニア”で、「マンガ大賞」の発起人でもあるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーと、元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで漫画好きな里崎智也さんが、毎週1冊オススメの漫画を紹介する番組です!この番組を聴けば、アナタもお気に入りの作品に出会えますよ!

“マンガ大賞2018”ノミネート作品!モデルとデザイナーを目指す男女2人の物語『ランウェイで笑って』!

2018年2月6日 15:00

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記と球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社presents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」。

第41回目にご紹介したのは、『週刊少年マガジン』にて好評連載中の『ランウェイで笑って』(著:猪ノ谷言葉)!

今回、ご紹介する『ランウェイで笑って』は、モデルを目指す少女とデザイナーを目指す少年が夢を叶えるために奮闘する物語である。つまり、舞台となるのは“ファッション業界”。“衣食住”でいうところの“衣”が題材となっている。

吉田:服って言うのは、“衣食住”って言葉があるくらいですから、かなり重大な要素なのに、“食漫画”ってメチャクチャあるじゃないですか。でも、“食漫画”ってそれこそ、『美味しんぼ』より前ってほとんどないんですよ。

里崎:へぇぇ!!

吉田:だから、もしかしたら“着る漫画”――、衣服のことが漫画に出来たら、凄い大ヒットが待っているかもしれないという漫画という世界で、これ結構、久しぶりに「マジ来た!」と思った漫画がありまして。

吉田アナウンサーが発起人を務め、“今一番フレッシュなマンガ”を決める“マンガ大賞2018”のノミネート作品でもある本作品。大の漫画好きである吉田アナウンサーに「マジ来た!」と思わる本作品がどんな内容なのかというと――。

吉田:主人公は、男女1人ずつ出てくるんですよ。1人が藤戸千雪(ふじと・ちゆき)ちゃんっていう女の子なんだけど、この子は、本来、パリコレモデルになりたくて、そういう世界のモデルさんって皆、身長180cmとかある。なのに、158cmしかないっていう大変なハンディを抱えている少女に対し、もう1人、少年が都村育人(つむら・いくと)くんっていうスッゴイ服が好きでデザイナーとかやりたいし、妹さんたちの服とかもすごい作ってるんだけど、基本的には家庭環境が決して、お金がある訳ではないので、専門学校とか大学とかなかなか行けない。だけど、デザイナーになりたいっていう2人が出てきて、男女の――、普通、今までもライバルものとかバディものとか、2人の主人公が絡み合うように進んでいくものっていうのは、いっぱいあるんですけど、男女でラブストーリーじゃなく、お互いがマジ切磋琢磨しているっていうタイプの漫画は、あまりない!

さらに、吉田アナウンサーが作者の猪ノ谷言葉先生の偉業とも呼べる経歴と『ランウェイで笑って』の魅力を解説する――。

吉田:一つ凄いなと思ったのは、猪ノ谷言葉って方が描いてらっしゃる作品なんです、『ランウェイで笑って』。だけど、講談社主催の“週刊少年マガジン新人賞”で史上4人しかいない特選を獲っている人なんです。最上位の。

里崎:えぇぇぇ!

吉田:で、それはもちろん漫画の内容とかもあると思うんですけど、新人さん離れをした絵が凄いのと、あと、これで一つ気付いたことがありました。ファッション雑誌ってあるじゃないですか。当然、講談社さんも出してらっしゃって。漫画雑誌ってA4とかそれくらいのサイズが多いですよね。単行本だともうちょっとサイズが小っちゃくなって、漫画だと漫画文庫とかそういうサイズも有り得るし、最近、スマホで読んでいる人もいるじゃないですか。だけど、文庫サイズのファッション雑誌って見たことあるます?

里崎:それは、ないですね。

吉田:ないんです!そうなんです。それではたと気付いたんですけど、ファッション雑誌ってこんなに皆、色んなモノが小型化して良しとされているのに、サイズが決して小さくならない。

里崎:デカいっすよね。

吉田:デカいままなんですよ。でも、やっぱりそれってファッションってそのサイズで見ないと感動がないからなんだと思うんですが、この『ランウェイで笑って』という漫画、抜群に大ゴマの使い方がメチャクチャ上手い!大ゴマでバーンとやった瞬間に綺麗な服の絵が――、(猪ノ谷言葉先生は)何者なんでしょうね?多分、デザイナーとしても凄い人だよね、これ。多分、猪ノ谷言葉先生って。その素人が見ても格好良いと分かる服がバーンと素敵な演出で大ゴマで出てくる瞬間があるんですけど、この瞬間「うっ」って感動しちゃうんですよ。これは、ファッション雑誌が大判なのと同じだと。この漫画は絶対にコマ小っちゃくちゃいけないんだっていうことをありありと感じる凄い漫画ですね。

吉田アナウンサーが「歴史が変わるかもしれない!」と大絶賛する『ランウェイで笑って』は、第3巻まで好評発売中である。

吉田アナウンサーと里崎智也さんが『週刊少年マガジン』にて好評連載中の『ランウェイで笑って』(著:猪ノ谷言葉)を紹介している模様は、こちらから聴くことが出来る!