吉田尚記のコミパラ!

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける”マンガマニア”で、「マンガ大賞」の発起人でもあるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーと、元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで漫画好きな里崎智也さんが、毎週1冊オススメの漫画を紹介する番組です!この番組を聴けば、アナタもお気に入りの作品に出会えますよ!

100年後も語り継がれる名作の予感!王道の魔法使いファンタジー漫画 『とんがり帽子のアトリエ』!

2017年8月25日 15:15

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記と球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社presents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」

第21回目にご紹介したのは、月刊モーニング・ツーにて好評連載中の『とんがり帽子のアトリエ』(著:白浜鴎)!

オープニングのフリートークも短めに早速、『とんがり帽子のアトリエ』の紹介を始める吉田アナウンサー。何やらいつも以上に熱が入っている様子――。

吉田:今日、ちょっとフリートーク短めだったのは、何故かというと、今日の作品は、もしかしたらマジで100年残るやつかも!これね、凄い!!本当に!!

里崎:100年って凄いっすよ?

吉田:でも、あると思う。この漫画は! 今日、ご紹介するのは、月刊モーニング・ツーで連載されている『とんがり帽子のアトリエ』というファンタジー漫画なんですけど。『エニデヴィ』とかを手掛けた白浜鴎先生という方が手掛けたんですけど。

吉田アナウンサーが「こんな絵を連載で描くつもりなのか!?」と思ってしまう程、作者の白浜鴎先生の描く絵は凄いらしく――

吉田:この白浜鴎先生って方が元々、東京藝術大学のデザイン科を卒業された方なんですって。もちろん、『エニデヴィ』とか描いてましたけども、他にもフリーのイラストレーターとか漫画家さんとして活動していく中でアメリカの“マーベルコミック”って分かります?キャプテン・アメリカとか!スパイダーマンとか出てくるじゃないですか!

里崎:あぁ!うんうん!!

吉田:ああいうアメリカンコミックの表紙を描いたりしてたんですよ!

里崎:えぇ、凄い!

吉田:これって世界的に認められないと絶対に描けないやつなんですけど。

マーベルコミック以外にも、DCコミックス、「スター・ウォーズ」などのアメリカンコミックスの表紙も手掛けてきた白浜鴎先生。今回の『とんがり帽子のアトリエ』が凄いのは絵だけでなく設定も練りに練られているらしく――

吉田:漫画家さんって1回の作品に取り組んで、本当に凄いことになると10年、20年単位でそれに取り組まなきゃいけないことがあるわけですよ。

里崎:確かに。

吉田:そうすると、何か半端なものじゃなく、後に残るものを描きたいみたいなことを練りに練って考えている方って多分いらっしゃると思って。今回の白浜先生における『とんがり帽子のアトリエ』って多分そういう漫画だと思うんですよ。

『とんがり帽子のアトリエ』がどんな設定なのかというと――

吉田:これからもう歴史がもし、先に進んでも恐らく人類が憧れ続けるに違いないものがテーマ。それが“魔法”なわけですよ。その“魔法”をどうやって身に付けていくかっていうのが、まず、先生がいて、そこに女の子たちが弟子入りしていて、その女の子たちの前向きな冒険が描かれる王道中の王道!

里崎:魔法使いはね、普遍っすよね!

吉田:ですよね! 魔法に皆、憧れますよね!

大きな設定としては、“王道”とも言える“魔法使いモノ”だが、『とんがり帽子のアトリエ』の
設定が凄いのは、さらにその先にある。

吉田:この『とんがり帽子のアトリエ』、これは良く出来ている設定。魔法使いが魔法を使うのは、特別な才能があるからではない。実は、この世界だと魔法の道具……、魔法のペンとインクで魔法陣を描くことが出来れば、実は誰でも魔法が使える。

里崎:おぉ~! じゃあ、特別じゃないってことですね。

吉田:そうなんですよ。インクとペンを使えれば誰でも使えちゃうんだけど、だけど、それが分かっちゃうと大体、悪いことをする人がどんどん増えちゃうから、ある日、この世界では、魔法使いはペンとインクで(魔法陣を)描けば、魔法が使えるってことは俺たちだけの秘密だと。一般の人に知られてはいけないということで、魔法陣を描いたりするところは、物凄い内密にお互いに弟子入りすると決めた人たちだけで共有し合っているって世界で。

「ペンとインクで魔法陣を描けば誰でも魔法が使える」という設定は、もしかしたら、白浜鴎先生が漫画家だからこそ、発想できた設定かもしれない。

吉田:ペンで魔法陣を描くと魔法が発動するっていうのを漫画家さんが描いていることが凄い!漫画家さんって本当、何にもない白い紙の上にペンで何かを描いていくと、そこに丸ごと世界全体が出てきちゃうっていう職業の人たちって、ある意味、魔法使いみたいなもんじゃないですか。その感覚がもう漫画の中にギューギューに入ってる!これ、凄いですよ!

里崎:でも、ちょっと面白いですね!魔法陣を描いたら魔法が使えるっていうのは、漫画家さんだからこそ出来た発想かも分からないですよね!

吉田:多分、そうだと思います!

『とんがり帽子のアトリエ』について最後に吉田アナウンサーが独特な表現で絶賛した。

吉田:マーベルコミックとかスピルバーグとか、そういう人たちが如何に凄くてもこの感覚、多分ないだろう。この物語、多分作れないと思うんですよ。これはね、久しぶりに「100年だ!!!」って思うやつでした!!

これまで数えきれないほどの漫画を読み続けてきた吉田アナウンサーが大絶賛した『とんがり帽子のアトリエ』は、現在、第2巻まで好評発売中である。

吉田アナウンサーと里崎智也さんが月刊モーニング・ツーにて好評連載中の『とんがり帽子のアトリエ』(著:白浜鴎)を紹介している模様は、こちらから聴くことが出来る!

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