年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記と球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社presents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」
この記事では、ナイター中継延長の関係で、オンエアされなかった第19回の模様をお届けする。ページ下部には、WEB限定で音源もアップされているので、そちらも合わせてお楽しみ頂きたい。
第19回目にご紹介したのは、別冊少年マガジンから週刊少年マガジンに電撃移籍が決定している『寄宿学校のジュリエット』(著:金田陽介)!
まず、初めに作者の金田陽介先生が描く“可愛い女の子”を吉田アナウンサーが絶賛した。
吉田:『寄宿学校のジュリエット』って漫画なんですけど、これが金田陽介先生という方がですね、『星天高校アイドル部!』とか描いていた、本当に女の子、可愛い!本当に可愛い女の子が描ける方が描いている作品なんですけど。“ジュリエット”とか出てきているからには、基本的に女性であることは間違いないんですよ。女性が出てくるラブコメディなんですけど。何故、“ジュリエット”というか? それはもう当然、相手は“ロミオ”ですよ。
ここから『寄宿学校のジュリエット』のストーリーについて吉田アナウンサーが解説し始めるのだが、いつもより少し私情を挟んでいるようで、少し感情的になってしまっている――。
吉田:要は、ちょっと仲の宜しくない黒い方の学校と白い方の学校が出てくる。この学校同士は、両方とも寄宿学校で名門ではあるんだけど、お互い仲が宜しくない。仲が宜しくないんだけど、向こう側の白い方の学校の特に可愛いヒロインの女の子が“ジュリエット”。名前自体は、ジュリエット・ペルシアですけど。そして、こっちの男子側の方は、犬塚露壬雄(いぬづか・ろみお)。もう完全に“ロミオ”と“ジュリエット”なんです。この二つの学校は対立しているけれども、この二人は……みたいな物語でして。もう、ここからして色々言いたいことがあります。何故、寄宿学校、お互いが、学生同士が生活している、楽しそう。何故、男子校・女子校で分けないのか? 男子校、女子校で争っているんじゃなくて、両方とも共学ってふざけんな、お前ら!!みたいな気持ちはあります!!!
女子に余り縁のなかった学生時代を過ごした吉田アナウンサーの嫉妬は置いておいて、さらに、吉田アナウンサーは『寄宿学校のジュリエット』の魅力を語り続けた――。
吉田:『寄宿学校のジュリエット』って、これぞラブコメ!! 凄く良く出来てる!!
“ラブコメ”としてストーリーの素晴らしさもさることながら、絵の魅力も凄いようで――。
吉田:普通のラブコメなのに、この勢いがある理由……、絵が凄い!!
里崎:絵は、綺麗っすよね!
吉田:綺麗を飛び越えて、この展覧会が見たい!しかも単に、チマチマと読むんじゃないところがこの『寄宿学校のジュリエット』の素晴らしいところで、毎回毎回、そのストーリーの決めになるところに大ゴマ中の大ゴマが使われてるんです。
大ゴマを使って描かれる美少女の魅力は、是非、一度『寄宿学校のジュリエット』を読んで、体感して頂きたい。ちなみに、こんなシーンが満載なようで――。
吉田:女の子がデートを申し込むところとか、頑張って焼いてきたクッキーを手の上に乗っけているんだけど、その頑張って焼いてきたクッキーを持っている手が頑張って料理したが故にちょっと絆創膏とかいっぱい巻かれているみたいなやつとかですね。もう見ていて、ベタです!! ただ、そのベタで来るときに、王道ですよ! それを、例えば、じゃあ、ど真ん中ストレートが王道だとしましょう!ど真ん中ストレートが130キロだったらポコポコ打たれちゃいますよね?160キロだったらそうそう打てなくないですか?
里崎:まぁ、そうっすね!
吉田:……っていうタイプの漫画なんです!
『寄宿学校のジュリエット』は、現実世界で可愛い女の子と縁がないと嘆いている方に是非、一度読んで頂きたい160キロど真ん中ストレートな王道ラブコメ漫画となっている。
吉田アナウンサーと里崎智也さんが『寄宿学校のジュリエット』を紹介している模様は、こちらからWEB限定版として聴くことが出来る!是非、お聴き頂きたい。
別冊少年マガジンから週刊少年マガジンに電撃移籍が決定している『寄宿学校のジュリエット』(著:金田陽介)は、現在5巻まで絶賛発売中!