吉田尚記のコミパラ!

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける”マンガマニア”で、「マンガ大賞」の発起人でもあるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーと、元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで漫画好きな里崎智也さんが、毎週1冊オススメの漫画を紹介する番組です!この番組を聴けば、アナタもお気に入りの作品に出会えますよ!

史実と創造が織り成す歴史エンターテインメント漫画『イサック』!

2017年8月3日 17:30

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記と球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社presents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」

第18回目にご紹介したのは、月刊アフタヌーンにて好評連載中の『イサック』(漫画:DOUBLE-S 原作:真刈信二)!

「意外な真実というものはどこにでも隠れているものですよ」と意味深な前置きをして、吉田アナウンサーが『イサック』の紹介を始めた。

吉田:今日、ご紹介するのはですね、これ本当に意外な真実とはこういうことですよ。月刊アフタヌーンで連載されている『イサック』です。カタカナで『イサック』。タイトルだけだと「イサック? 人の名前?」みたいな感じが……

里崎:そうっすね!

吉田:確かに人の名前なんですよ。ただ、「これはそういうことがあったの!?」というちょっと衝撃の真実をベースにしたファンタジーというかですね……

里崎:じゃあ、ちょっとは実話が入っているんですか?

吉田:はい!まず、先に言うと原作者が真刈信二さんという方なんですけど、歴史上、初めて“交渉人”という人を漫画にした人なんですよ!

世界一の交渉成功率を誇る交渉人・別府勇午を主人公にした『勇午』シリーズを始め、多くの作品の原作を世に送り出してきた真刈信二さん。そんな真刈さんと『死がふたりを分かつまで』などの作画で知られるDOUBLE-Sさんがタッグを組んだのが今回、ご紹介する『イサック』である。

吉田:真刈さんだから普通の漫画では絶対ないだろうと思って読み始めたんですよ。そしたらね、ただね、ちょっと普通かなって一瞬思ったんですよ。読み始めたときに。何かというと、まず、ヨーロッパです!17世紀くらい。神聖ローマ帝国が戦いを繰り広げていて、“30年戦争”っていうのをやっていたんですよね、その頃。そこに傭兵として日本人が現れる。こういうのって聞いていると昨今のライトノベルみたいな「異世界に俺は飛ばされちゃった!」みたいな設定だと思うじゃないですか?

“異世界転生モノ”が昨今のライトノベルのトレンドになっている中、『イサック』は、それらの作品とは全く異なる。

吉田:どうも真刈さんが真面目に調べたらしく、これ1巻の最後のあとがきのところに出てくるんですけど。その昔、その“30年戦争”を描いた絵とか残っている訳じゃないですか。その昔のヨーロッパの人が描いた絵の中に色んな国の人が出てきて、兵士が出てきている中に日本人が出てきているんですって!

遙か昔、17世紀頃に日本の侍が海を越え、ヨーロッパまで渡っていたという事実が存在するらしく、『イサック』の中では、“大阪夏の陣が終わると多くの日本人が様々な理由から傭兵となって海を渡った。この物語のイサックもそうした一人である。”と説明されている。

この設定に吉田アナウンサーも――

吉田:日本の鎧をつけた日本の侍が神聖ローマ帝国で戦う。ファンタジーだったとしても割と心躍る設定じゃないですか?

吉田:本当にこれがあったかもしれないと思って読むと、ただでさえテンション上がりますよ!ヨーロッパの兵隊と日本人の傭兵が戦っていくみたいなのって。それを「マジか!?これ、本当にあったことかもしれないのか!」と思って描かれた初めての作品だと思います!

――と興奮気味に絶賛した。さらに、『イサック』の魅力は、真刈さんが生み出す設定やストーリーだけでなく、DOUBLE-Sさんの絵にもあるらしく――

吉田:しかも、小説と違って、登場人物が日本人の出で立ちのまま、中世ヨーロッパの戦場にドーンといるんですよ。絵として。しかもこのDOUBLE-Sさんという方の絵がですね、実に匂い立つような、そこに人が居るみたいな武者の絵とか描けちゃう人なので、いや、何かね、これは凄い!!!

吉田アナウンサーも「騙されたと思って1話まで読んで欲しい!たまらんです!」と太鼓判を押す壮大な歴史エンターテインメント『イサック』は、現在、第1巻が好評発売中である。

吉田アナウンサーと里崎智也さんが『イサック』(漫画:DOUBLE-S 原作:真刈 信二)を紹介している模様は、こちらから聴くことが出来る!

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