圧巻の歌唱力を持つ荒牧陽子が衝撃を受けた人物、ものまねで意識している事とは

2月12日(火)に放送された「REPROFILE」に圧巻の歌唱力を持つものまねシンガー荒牧陽子さんが登場! 番組では歌で衝撃を受けた人物、現在もやり続けているガイドボーカルについて、ものまねをするときに意識している事などを語っていただきました!

 


昔から歌うことは好きだったんですか?

そうですね。父が歌好きで、カラオケ喫茶に連れて行ってくれました。

父はいつも前川清さんを歌っていて、小学校に上がるか上がらないかぐらいの私は「河内おとこ節」を歌わされていました。

 


この人の歌すごいなと思う人はいますか?

私は大黒摩季さんに衝撃を受けました。

楽曲ももちろんそうなんですけど、基本的に声から入るタイプなので「この声欲しい!」と思ったことからスタートしました。

自分ではものまねをしているつもりがなくても、いつのまにか真似していたみたいで、大黒摩季さんの歌い方をしている自分が正解という気持ちで歌っていました。

カラオケ大会でも大黒摩季さんを歌っていたんですけど、審査員の先生に「大黒摩季は二人いらないんだよ」と怒られたりもしました。

 


上京してからやっていたガイドボーカルとはどういったお仕事なんですか?

カラオケに遊びに行ったとき、サビしか知らないけど歌いたい曲がある場合にガイドボーカルボタンを押すとその人に真似た歌い方のガイドが流れてくるんです。

それを現在進行系でやっています。ガイドボーカルはすごく勉強になるし、新ネタができたりもするんです(笑)

人気のある方の曲の発注が来たりするんですけど、全然似ていないものもあれば、「あれ、できちゃった!」と思うこともあります。

ガイドボーカルをやっている方は似ている人がいっぱいいるんです。

ものまねタレントさんやスタジオミュージシャンの方などは本人より本人っぽい人など、スゴい人がいっぱいいます(笑)

 


ものまねをするときはあまり誇張はしないんですか?

最初やり始めたときは、CDの通りにやっていたんですけど、CD通りにやると似ていないと言われることもあったので、少し誇張したりはするんですけど、基本的にはCDに合わせますね。

 


ものまねをするときはどういう所を最初に見ていますか?

一番難しいのは、ただ歌い方を似せるのではなくて、声色を似せることが難しいです。

平原綾香さんの「Jupiter」の歌い出し♪Every Day~の部分は鼻の先から突き刺すように歌うのか、もっと広げて優しい顔で歌うのかで声色が変わります。

MISIAさんは感情豊かに歌われるので、優しく歌いだしてから感情が爆発する声色の変化を真似ることが、ただ歌声を真似るよりも難しいです。

ショーをやって喜んでいただけるけど、MISIAさんと比べられると敵わないので、どこまで追求できるか、ただ上手に歌えるだけじゃなく尊敬を持ってその人が持っている色を出したいと思いますね。

自分が歌うときも愛情を持って歌うので、その方と同じような気持ちが出せるように歌っています。

 


月にはワンマンライブを開催されるんですよね

3月31日(日)にワンマンライブ「荒牧陽子アコースティックLive!!~初!!カバーもオリジナルもものまねも歌っちゃいます~」が渋谷のセルリアンタワーで開催されます。

元々シンガーでやっていたので、そういったところも忘れず、感謝の気持ちを込めてと思っています。

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