SUN SET SWISH
石田順三(piano)/佐伯大介(vocal)/冨田勇樹(guitar)降り注ぐピアノサウンド、ハイトーンヴォイス、メロディックギターでちょっと懐かしく、優しい音楽を奏でる大阪府枚方市出身の3人組。2005年6月、シングル「明日、笑えるように」でデビュー。2006年3月にリリースした3rdシングル「マイペース」がCD売上20万枚を超え、着うた(R)は100万ダウンロードを超える大ヒットとなる。同年7月メジャーデビューし、10月には映画「天使の卵」の主題歌「君がいるから」、翌月11月に1stアルバム「あなたの街で逢いましょう」をリリース。
 
HEIWA
パチンコ機・パチスロ機メーカーである平和は、戦後の復興期である1949年の創業以来、技術面・サービス面の様々な工夫や独自の技術革新に努め新鮮で魅力的な娯楽として提供し、パチンコ産業の健全化と発展のために貢献してまいりました。また、経営の基本理念のひとつである社会貢献として、スポーツ・文化活動への協賛等、地域への支援活動に取り組み続けています。
詳しくはコチラから…
 
4月17日の放送は
渋谷陽一がお送りするこだわりの音楽番組『HEIWA REAL BEAT』、
4月17日のゲストはBACK DROP BOMB!
ロック、パンク、レゲエ、ダンス・ミュージック、あらゆる音楽スタイルを取り込んだ独自のサウンド、そして英語詞を歌う、強力なツイン・ヴォーカル。94年の結成以来、日本におけるミクスチャー・ロックの先駆者として、シーンを切り拓いてきました。次々と表現の革新を続ける彼らですが、ニュー・シングル『graySOUNDzone』では、初めて日本語で歌うという大きな変化がありました。この日スタジオにおこしいただいたのは、ヴォーカリストであり、バンドのオーガナイザー、白川貴善さん。実は渋谷、これまで白川さんとお会いする度に日本語で歌うこと提案してきました。

渋谷「今回のシングルはですねえ、私が百年間言い続けて、ずーっとやんなかった日本語詞をようやくやるようになって」
白川さん「長生きですね」
渋谷「長生きだよ。やっぱり渋谷の言うことも聞いてみないといかんなあという、反省したわけだよ、君も」
白川さん「はは。まあ、どう取られるかはそれはそれで(笑)」

日本語詞と言っても、そこはBACK DROP BOMB(以下BDB)、独特な文体に仕上がっています。

渋谷「『俺らは全ての人が踊るサウンドを創りたい 俺らは全ての人が笑うサウンドが創りたい 俺らは全ての人が楽しむサウンドを創りたい(シングル1曲目“graySONGzone”より)』」っていう、まあ、あんまり日本語…(笑)」
白川さん「っぽくはないです(笑)」
渋谷「日本語を歌うバンドとしては、かつて書かれたことのないような言葉だよねえ」
白川さん「知らない国の人が日本語勉強したみたいな感じですよね(笑)」

今回の作詞は白川さんと、もう一人のヴォーカリスト小島さんが、1曲に対してそれぞれ持ち寄り、レコーディングの直前に照らし合わせました。実は上記のパートは小島さんによるもので、白川さん自身、驚いたそう。

渋谷「頑なに英語詞を歌い続けていたBDBが日本語をやるというのはどういうのだろうと思ったら、凄いよね」
白川さん「ステイトメントですよね」
渋谷「凄いメッセージで、僕らはほんとに素晴らしい音楽を作りたいという、固い日本語といえばこれほど固い日本語もないし、これほど生な言葉といえばこれほど生な言葉はないわけじゃない? これを歌詞に出来たのは偉いなあと思って。白川がやったのかと思ってたら、おまえじゃないんだ(笑)?」
白川さん「僕じゃないです。(中略)いやあ、でもすごい勇気あるなと思いましたよ。最初びっくりしました。まあ、でも完璧にフロアにしか向けてないってとこがあったりとか、リスナーにしか向けてないっていうとこだったりはすると思うんで。そこに関しては同意するんで、僕も。今回、これが出来てよかったなって個人的には思いますね」

白川さん自身の日本語の取り組みも進んでいます。

白川さん「歌詞を日本語にするとして考えた時に、僕らが今まで聞いてきたものじゃない見方もできるのかなっていうか。やっぱ英語の語感があるだろうし、それに対しての再解釈で何か日本語乗るかっていうのは、今すごい課題ですね。個人的なところではあるんですけど。他の曲も、新しい曲もそういう感じで、混ざったり、また離れたりとかはちょっとやろうかなって思ってるんですけど」

渋谷「これからアルバムを出してくれるらしいんで。こういう(日本語の)方向にきっちりフォーカスが合ってるのかどうなのか」
白川さん「そうですね。比率があれど、絶対入るでしょう。それはもちろん」
渋谷「いいねえ。君もちゃんとやってる?」
白川さん「やってます、やってます。難しいんすよ。すごいテンポ変わっちゃうから」
渋谷「あ、そう?」
白川さん「はい、何とかなんないかなと思って、今。多分だから、たどたどしい歌詞はご紹介できると思います(笑)」
渋谷「はははは! でも自分の違う筋肉使うみたいで面白いでしょ?」
白川さん「うん。新鮮ですね」

『graySOUNDzone』の3曲目には“graySONGzone”のリミックスも収録されました。その意義深さを渋谷が問います。

渋谷「すっごく歌詞とヴォーカル部分を強調したリミックスになってるじゃない? これは要するに、リミックスする方もわかってるなあ、という」
白川さん「うんうん」
渋谷「バンドよりよっぽどこの曲のことわかってんじゃねえかという」
白川さん「はははは。一番、客観性を最初に持ちますからね、リミックスというのは」
渋谷「リミックスやったやつと俺が一番わかってんなあみたいな(笑)」
二人「はははははは!」
白川さん「リミックスします? じゃあ今度」
渋谷「わかんないけれども。白川より俺の方がよくわかってんじゃないかみたいな(笑)」
白川さん「バンド入りますか、三人目のヴォーカルで(笑)」
渋谷「はははは! 終わるね」
白川さん「はははは。真ん中にして上げますよ、椅子とかも用意して」
渋谷「椅子用意してもらわないとね」
白川さん「水飲む回数がすげえ多いなとか(笑)」

白川さんの音楽、言葉への探究的な姿勢とともに、ユーモアの切れ味もたっぷり味わえたインタビューでした。
前の放送   次の放送   最新の放送  
Next Program
 
 
ニッポン放送トップページへオールナイトニッポントップページへ Copyright (C) 2007 Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.
{literal} {/literal}