SUN SET SWISH
石田順三(piano)/佐伯大介(vocal)/冨田勇樹(guitar)降り注ぐピアノサウンド、ハイトーンヴォイス、メロディックギターでちょっと懐かしく、優しい音楽を奏でる大阪府枚方市出身の3人組。2005年6月、シングル「明日、笑えるように」でデビュー。2006年3月にリリースした3rdシングル「マイペース」がCD売上20万枚を超え、着うた(R)は100万ダウンロードを超える大ヒットとなる。同年7月メジャーデビューし、10月には映画「天使の卵」の主題歌「君がいるから」、翌月11月に1stアルバム「あなたの街で逢いましょう」をリリース。
 
HEIWA
パチンコ機・パチスロ機メーカーである平和は、戦後の復興期である1949年の創業以来、技術面・サービス面の様々な工夫や独自の技術革新に努め新鮮で魅力的な娯楽として提供し、パチンコ産業の健全化と発展のために貢献してまいりました。また、経営の基本理念のひとつである社会貢献として、スポーツ・文化活動への協賛等、地域への支援活動に取り組み続けています。
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12月9日の放送は
渋谷陽一がお送りする『HEIWA REAL BEAT』。
12月9日のゲストは、番組2回目の登場、ブレイク真っ只中のRADWIMPS。
12月6日に発表されたニューアルバム『RADWIMPS4〜おかすのごはん〜』がデイリー・チャート3位を記録! メンバー全員21歳。ギター・ロックの文学性とミクスチャー・ロックの肉体性を併せ持つ、新世代筆頭バンドです。
『RADWIMP4〜おかすのごはん〜』は、現時点での最高傑作であり、一方で最も生みの苦しみを伴った作品となりました。メンバー全員にその内幕について、直撃です。

渋谷「(以前に雑誌の取材で)野田君は大変だって話は聞いたんですけれども、メンバーから大変な野田君をどう見ていたかっていう話を今日は色々聞きたいなって思うんですけども。どうなのその辺? 桑原君」
桑原彰さん(Gt)「え?特に何もしていない・・・」
渋谷「そこは愛情を込めて。野田君はスタジオに籠ったり泣いたりわめいたりしていたわけじゃないですか。それを見てどうだったんですか?」
桑原さん「なんだろう・・・どうだった?」
山口智史さん(Dr)「まぁ時期的に、かなり暗い時期もあったし、“有心論”の時とかなかなか歌詞が出来ないって話を聞いてて、プライベートの話は聞いてなかったんですけど、なんかそういうヤバそうなオーラが出てたんで、なんかありそうだなみたいな」
渋谷「なるほどね。野田君は恋愛関係で色々大変な時期だったんだけれども。やっぱり、そこで彼は苦闘しながら音楽と向き合っていて、君らの発言を聞いているとすごく客観的なんですけれども。どうにかしてやろうとか、友達でしょ?」
山口さん「ないですね。ジャマできないオーラが」
野田洋次郎さん(Vo&Gt)「俺、そんなオーラ出してた?」
山口さん「ちょっとね。あと触った所でどうなるもんでもないというか・・・」
野田さん「あぁ。俺そういうオーラ出すの上手いかもしれないね」
山口さん「結構、出てるよ」
全員「(笑)」

野田さんが制作で煮詰まっていると、同調してメンバー3人も重い雰囲気になってしまい、かわりに野田さんがアッパーな時には一緒に盛り上がるそうです。しかしアルバムが出来るのか心配しつつ、客観的にひたすら待ちに徹するメンバーに野田さん自身助けられる事も。

野田さん「待ちに徹してくれているっていうのは、いいっちゃいいと思いますけどね。その大人な態度っていうのは僕にはまったくないですね」
渋谷「そうだね。だから中心的にいるけれども、別にあなたが父親をやっていてみんなを引っ張って行ってというよりも、一人で大きな子供をやっていて」
野田さん「そうですね。僕が一番ガキですから」
渋谷「その子供が泣いたり笑ったりわめいたりするのを見ながら、一緒になって、親にはなれないけれども見守っていくというか。共に泣いたり笑ったりしていたり、そういう感じだよね?」
山口さん「・・・さすが」
渋谷「(笑)さすがって」

今回のアルバムは、1曲をピックアップして、アルバムの全体を象徴するのが困難など、多方面に才能が爆発した豊潤な内容。いい意味で「紹介するのが難しい」と渋谷は言います。

渋谷「本人達を目の前に言うのはムカつくんですけど、大変素晴らしいアルバムでですね。バンドが一皮どころか、二皮、三皮剥けた素晴らしい作品になっていまして。山口君、自分で作っててすごいって感じてる?」
山口さん「ああ・・・どうでしょう。確かに今までのアルバムとは違う感触があったと言うか・・・」
野田さん「俺すごい覚えてるのは、智史が出来上がって通して聴いた時、ボソッと『完璧だ』って言ったの覚えてる」
全員「(笑)」
山口さん「そんなキャラだったっけ、俺? やっぱね、積もり積もった想いが・・・」
渋谷「武田君は?」
武田さん「そうですね。今でも車に乗るときは毎回聴いています。他のパートのギターだったりそういう所に耳を傾けてみたり」
渋谷「いつも自分のベースしか聴いてないけどみたいな?」
武田さん「・・・まぁまぁまぁ(笑)」
渋谷「(笑)桑原君は?」
桑原さん「友達に、『このアルバムは世界を変えるよ』って」
野田さん「(笑)なんで、ここで主観が入るんだろうね」
渋谷「いい所は自分達のものに完全になるんだろうね。苦労は野田。成功は俺達。解りやすい公式だよね(笑)」
野田さん「すごいわ。尊敬するわ」
渋谷「ほとんど自分でやっている(曲を作っている)野田君はどうなんですか?」
野田さん「やっぱり、まだ時間が足りないというか。全部聴くには、どうしても僕の中ではリアル過ぎて、中盤辺りはどうしても飛ばしちゃって(笑)、早く“バグッバイ”(アルバム最後に収録されている曲)に辿り着きたいみたいな。だから来年位ですかね? スルッと聴けるようになるのは」
渋谷「テーマがあまりにも、自分の心を切り裂いてやったものばかりだからね。でもやっぱり、それだけリアルな作品を作れたって言うのがすごいよね」
野田さん「そうですね。でも、すごいパラドックスですよね。作っておいて聴きたくないこの感じというか。だから数年後用というか、それだけ長いスパンで聴いていきたいアルバムだなって」

沸騰している人気について、メンバー自身はどう感じているのでしょうか。

山口さん「実感が無いっつったら、ちょっと大げさですけども。確かに認識はあるんですよね。これからすごい事になりそうだなって。でもどっかで客観的っていうか。俺、家帰ったらこんなだしみたいな」
武田さん「同じくで、今でも渋谷とか余裕で歩けるし。誰にも気づかれないし」
野田さん「おい。呼び捨てにすんなよ(※ギャグです)!」
全員「(笑)」
渋谷「知らなかったー、そこまで態度でかくなってたんだ」
野田さん「武田はちょっと調子乗ってます」
武田さん「(※かなり恐縮して)すみません・・・」
渋谷「(笑)いやいや、いくらでも呼んで下さい。桑原君は?」
桑原さん「全然解らないですね。ライヴのチケットの売れ行きがすごいって聞いて、やっぱすげーんだ、ってのはあるんですけど、やっぱライヴ実際行ってやらないとなんか。普段スタジオでリハしている時は全然わからないですね」
野田さん「街を歩いていて気づいてくれる人もいますけど、そんなでもないです。でもやっぱり本当の野田洋次郎とちょっとどっか違う所に野田洋次郎が作られて行ってる感じはちょっとあるかな」
渋谷「いいねー、俺もカート・コバーンの千分の一位にはなってきたかなって?」
野田さん「いやいやいや。それはないです!」

渋谷「ここからの飛距離がすごいんだと思うんですけど、今後の展開が楽しみです。自分達でも楽しみじゃない?」
野田さん「そうですね」
渋谷「今日は武田君は呼び捨てだったけれども、次回はお前くらいな感じで」
野田さん「(笑)若者の変化は著しいですからねー」
渋谷「お前の先はどうなるのか分からないですけれども」
武田さん「まぁ次来れたらの話で・・・(笑)」
渋谷「(笑)えー、楽しみにしてるんで頑張って下さい。ありがとうございました」
全員「ありがとうございました」
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