キミの放送後記です。

矢野さん、ありがとうございます!

 

ライター矢野利裕

 

ボスこと大谷ノブ彦さん、番組スタッフのみなさま、いつも楽しい放送をありがとうございます。ライターの矢野利裕です。音楽を中心に自分の知らないことを知ることができ、また心の底から「明日もがんばろう!」と思える放送で、たくさんのエネルギーをもらっている気がします。いちリスナーとして本当に感謝です。録音した番組を聴いていたら、自分のなかの「#netsu」がうずいたので、メールさせていただきます。

大谷さんは以前から「自分のやっていることは別に評論じゃない」ということを放送中に言うことがありますが、僕は大谷さんのやっていることこそ「批評だなあ!」と思いながら聴いています。日本の文芸批評の祖・小林秀雄は「批評とは作品をダシにしておのれを語ることである」とはっきり言っています。日本の批評は、小林秀雄によって、理性的な分析とは言えない、とても奇形的な語り口になったと言われますが、そのような語り口は、そもそも過剰な「#netsu」から生まれたのかもしれないな、と本気で思います。理性的な分析はツッコミです。「分析」とは「分ける」こと、「分ける」ことは「分かる」ことです。一見似ているものの違いを明らかにすることが「分析」です。すなわち、「ちゃうわ!(

違うわ!)」というツッコミです。対して批評はボケです。これは分析とは逆に、一見似ていないものをつなげていく作業です。すなわち、「中居くんはダフトパンクだ!」と。必然、「違うわ!」とツッコまれるでしょう。でも、それは堂々とボケ=批評です。大谷さんの言葉で言えば「評論芸」です。周囲は「そんなの全然違うよ。おかしいよ」と言うかもしれません。でも、「おかしい」は「可笑しい」でもあります。僕は数年前、人々に笑われるお笑い芸人の、そのナチュラルな批評家的態度に心底驚きました。お笑いは人並みに好きでしたが、現在は批評としても魅了されています。

笑われる人。話はすでに「引き受け論」に移行しています。「ちゃうわ!」とか「おかしい」といった誤解も承知で、なにかを引き受けて進んでいく人のことについて、大谷さんはいつも語っています。「日本でロックをするなんておかしい」「アイドルがバラエティに出るなんておかしい」「お笑い芸人が音楽について語るなんておかしい」――いずれも、一見似ていないものをつなげていく作業である点で、これは他人から見れば「おかしい」と言われる批評的な営為であり、それ自体がまさに「評論芸」! でも、この「おかしい」態度が当たり前になったとき、人々はシーンの成熟と言うんですよね。ちょっと前まで「おかしい」ことだったのに、いまでは普通のことになっている。まるで魔法のようです。

「Do you believe in magic

 ?(魔法を信じるかい?)」(ラヴィン・スプーンフル)。信じるよ! 魔法! 異なるものを次々につなげていくなんて、謎かけのようだしマジックのようだ。でも日本にロックも根付いたしヒップホップも根付いた。異なるものがつながった! そういえば謎かけもマジックも寄席でなされる「芸」に他なりませんでした。だから、引き受けて「おかしい」ことばかり言う大谷さんは、僕からすれば、見事なまでに批評家であり、「芸」人ですよ! 僕は文章は書くけど、人前に身をさらしてなにかを引き受けるような仕事ができていない思いがあるので、そこに本当に憧れます。これが、ミュージシャンや芸人に憧れる理由でしょうか。本業は本業でそういう気持ちでやっているつもりではありますが。

で、僕なんかからすると、ジブラという人はまさに、「#netsu」を抱え続け、笑われ、引き受けることによって、「Making the road」(ハイ・スタンダード)した人でした。先日の放送、ドラゴン・アッシュの話のさいに、ジブラについて少し触れておられましたが、まさに「Greatful Days」のときのラップによって、ジブラは笑われたわけでした。これはもう事実としてそうで、笑われたからこそ彼は『Hey! Hey!

 Hey!』という音楽バラエティ(!)に出演して、それを見た京都の少年院に入っていた少年(のちのアナーキー)がラップを志す。「少年院で見たジブラ 消えかけたローソクに火をつけた」(アナーキー「K.I.N.G」)。で、アナーキーのような不良がラップをしたことで、人々は「日本にもヒップホップが根付いたんだなあ」と言っていたわけです。ドラゴン・アッシュやジブラを笑っていた、その口で! ジブラはツイッターで「責任を取らなければいけない」と言っていました。一般人から「なんの責任?」と質問されると(しかも、絵文字で嘲笑的に!)、「この国もヒップホップが根付くと思わせた責任」と答えていました。僕が引き受ける態度について初めて考えさせられたのは、まぎれもなくジブラのこ

の発言でした。僕のなかで、ジブラはまことに「#netsu」の人です。

ということで、番組でジブラ論を熱望、いや「#netsu」望です! そしたら、もっと長いメール送ります! いや、スタジオまで話に行きます! 聴きたいなあ、大谷さんのジブラ論! そして、届けたいなあ、リスナーにジブラの「#netsu」を! ご検討いただけたら幸いです。

以上、「熱=大谷ノブ彦=中居くん=ダフト・パンク=小林秀雄=評論芸=引き受ける態度=謎かけ=魔法=ラヴィン・スプーンフル=ハイスタ=ジブラ」論でした。一見違うものをつなげる、僕なりの「評論芸」です。今夜の放送も、リアルタイムで聴けるかわからないのが心苦しい限りですが、楽しみにしております。

 

埼玉県 ラジオネーム:ピーナッツバター

 

ボスこんばんは。遅くなりましたが先週分の放送後記送らせていただきます。

 

お話に出てきた方々全員に共通して言えるのは

「とんでもない熱量を持っている」ということだと感じました。

 

よゐこ、SMAP、タカアンドトシ、ファンキー加藤、今田さん、もちろん鈴木おさむさんも。。。

そしてその話を引き出すボスもさすがだと思いました。

ずっと表舞台に立ち続ける人たちの凄まじいパワーを感じ

やはりそれは並大抵のことではないんだなと痛感しました。

 

テレビの画面を見ているだけでは決して伝わってこない

その人の根底にある本当の姿が垣間見えて、部屋で一人ドキドキしていました。

僕はラジオを聴くようになってからまだ日が浅いですが

いわゆる「聴いちゃった」という感覚、ラジオの醍醐味を味わえてとても嬉しかったです。

 

いつかまた鈴木おさむさんとの放送が実現する日を待っています。

 

最後に、リクエストになってしまうのですが

いつか番組で「ブルーノ・マーズ」を取り上げていただきたいです。

 

先日行われたアメリカンフットボールの頂点を決めるスーパーボウルの

ハーフタイムショーでレッチリと共演したことでも話題になりましたよね。

 

僕はアメフトが好きで、スーパーボウルの試合そのものを目当てで観ていたのですが

パフォーマンスのカッコよさに圧倒されてしまい、気付けばアルバムを購入していました。

ぜひ機会があればよろしくお願いします。

 

 

ラジオネームもち美たん

 

今週はおっぱいと他番組とがごちゃ混ぜになって始まり笑、back numberの芸人さん並みのトークもありつつ笑、モーニング娘。'14の道重さゆみさんの話や、相変わらずのボスの℃-ute妄想もあり、全力で毎日ボスを追いかけているアタシにはとても嬉しい放送でした。特に道重さんの話は、元々アンチだったアタシにはすごく刺激的で、彼女もある種の担い手であることをここ最近知って、すごくひかれていました。お話されていた他番組も聴きましたし、音楽番組でのリーダーっぷりがホントにかっこよくて一気に大好きになりました。ホントにボスは思わぬところからゲームのカードをひっくり返してきますよね。だから大好きです。最後の1Dの曲、アタシにはアタシに向けられてる気がして、なんか年甲斐もなくときめきました。すごいや。ホントに。それしか出てこない。

 

RN・マジタマジノスケ

 

放送後期というか、ただ単に言いたいことをメールします。

なんか、君の放送後期のページに載ってるリスナーの感想が

「(これは個人の感想です)」

って全部の文末に書かなきゃいけないぐらい過剰に褒めてる文ばっかりなので

「こんなもん大谷さん本人以外に見せる必要ってあんのか?」ってかなり疑問に思います。

 

僕が思うに大谷さん(ボス)は「深夜ラジオなんて聴いてないで外に出て色んなところに顔を出せ!!そっちのほうが百倍面白いから!」みたいなことを毎週叫んでるはずなのに

 

チマチマチマチマ毎週毎週感想メールを送ってるヤツもいて、

 

「全然言われてる事わかってないやん!!(笑)」

 

って感じです。(さらに笑)

 

大谷さん自身は毎週感想を送ってくるリスナーとか、ホメてる感想しか掲載しないスタッフのことをどう思ってるんでしょうか?それとチマチマ毎週感想送ってるリスナーは僕のメール見てどう思いますか?気になります。最後に、今回流してくれた℃ーuteの新曲を一回だけ聴いて

「ももクロっぽい歌を普通のテンポにした感じっちゅーか、戦隊ヒーロー(ヒロイン)モノの主題歌みたいやな~~」と思いました。なんとなく。

 

 

ラジオネーム すきやばし太郎(20歳)男

ボス、こんばんは。今回のback numberさんの絡みが、とにかく面白い。家族のような内密さ、そして未だに怪しい群馬愛、そして楽曲への思い、そしてちょくちょく来るたけしさんのモノマネ。どれを取っても良かったです。

 しかし、今回の放送で、ボスのポンコツ加減が露呈してしまい威厳ゼロのお父さんみたいです。そして、ボス、奥さんには、叱られていないのでしょうか?(アイドルの件)勝手に心配しています。

 私が、道重さんで、思い出したのは、大森靖子さんです。彼女は、道重さんの事が大好き過ぎて曲を作るほどです。アイドルを愛し続けるパワーを作品に変化してしまう大森靖子さんに、驚きました。是非、ボスの評論が聞きたいです。

 そして、来週は、盟友であり史上最恐の難癖(?)おじさんマキタさんの登場という事で、是非、頑張ってください。ラジオの前で、応援しています。

 

RN ハセベ カヅキ

 

ASAYANのオーディションの落選者から始まったモーニング娘。そこからずっと見ていて知っていましたが、去年からハマりました。

きっかけはモー娘。14のメンバーがある番組のインタビューで「時間があるとどこでも16ビートを刻む練習をさせられる」という話を聞いた時でした。

「なにそれ?普通のアイドルそこまで事しないよな、このグループってもしかしてポテンシャルめちゃくちゃ高いんじゃ?」と思いすぐにネットで曲を探して聴いてみました、、、「なんだこの集団、スゲぇ...」衝撃でした。

 

それは奇しくも、つんくさんがモー娘。をEDM路線にして久々にオリコン1位を取った「Help me!」でした。

多人数アイドル=カワイイけど歌とダンスはそこそこ、なんてイメージは吹っ飛びました、全員レベルが異常に高い、なにより道重リーダーの「オトナに託された役割を背負うプロ」というTHEアイドル感がスゴい伝わってきて、なんだかんだでモー娘。在籍期間トップになり以前のグイグイキャラから何だか謙虚さもプラスされてもの凄く絶妙に丁度いい感じになっていました。

道重リーダー以外、顔も人数も知らないまま曲を聴きまくりました、そして正月のドッキリ特番でメンバーが寝起きからすぐに歌えるかどうかというドッキリをかけられ、新曲を寝起き3分とは思えない生歌とパフォーマンスで踊り切った時、改てこの集団のポテンシャルの高さに驚かされました。

そして鈴木花音さんの太ってるんじゃなくてポッチャリですという自虐ネタ解放、このグループはもう無敵だと思いました。

 

今回のトリプルA面のひとつ「What is love?」これが特に好きでめちゃくちゃ良い、現メンバーの高い能力もさる事ながら、何よりプロデューサーのつんくさんがスゴい、耐えて諦めず時代を読み、EDM路線をいち早くやってのけたのは天才だと思います。

もうAKB一人勝ちの時代は終わろうとしている気がします、モー娘。14以外にもBABYMETAL、℃-ute、9nineなど実力派アイドルが頭角を表し始めました。

良いモノに境界線はない、それに段々世間が気付きはじめたんだと感じています。

今年のモーニング娘。14の活動がめちゃくちゃ楽しみです!

 

宮城県/16(♀)/RN→たらい

 

ボス、おはようございます。

以前back numberさんについてのメールを送りましたが、今回もback

numberさんについて書かせていただきます。(以下、敬称略とさせて頂きます)

2月5日発売の『fish』。ボスのラジオで初めて聴いて、次の日は目を腫らしながら学校に行きました。

backnumberの失恋系の曲は何曲かありますが、今回のfishは特に心に響くというか、心に残るというか。一度聴いたら忘れられないフレーズとメロディで、何処か明るいんだけど裏を秘めているような、さすが7年間の重みがある曲だなぁ、と思いました。

インディーズ時代の歌詞は視点が男性だったのが女性に変わっていて、今のback numberらしさが増したように感じます。

backnumberはイントロで引き込むのが上手で、前作の『高嶺の花子さん』もそうですが、ゆったりとした曲調の後にアップテンポ調のリズムを持ってくる感じがとても好きです。

それと、『fish』カップリング曲の『ネタンデルタール人』と『優柔不断宣言』。back

numberはこのカップリング曲もクオリティがとても高くて、依与吏さんは「この曲(優柔不断宣言)はクソな曲ですけど(笑)」と自虐していましたが、歌詞に込められている意味はどれもグッとくるものばかりです。依与吏さんの才能は凄いんだ、と毎回聴く度に思います。

 

まだback numberを知りたてだった時に『ダイノジ×backnumberコラボラジオドラマ』(他局でスミマセン)なるものを見つけた時は、(なんでこの組み合わせなんだろう...)と思いましたが、深いつながりがあった、ということでスッキリしました。

ボスとback numberの会話はクセになる面白さですね!

ボスと依与吏さんは親子みたいだな、と今回ラジオを聴いて思いました。ボスは息子大好きで、親バカで、ネーミングセンスがない不器用なお父さんのようでした。その不器用さというか、無骨さというか、どこか似ている部分が2人にはあると思います。

 

 

ラジオネーム、いぶし 銀太郎です。

 

BOSS、今回も新たな価値観の提示、新しい気づきをありがとうございました。

 

ゲストのバックナンバーさんの風が強い話ですが、

毎日、外仕事で筑波おろしに吹かれている私としては、身を乗り出して聴いてしまう話で、

「そりゃこのバンド売れるわ」と、妙な納得をしてしまいました。

 

また、評論サークルのモーニング娘。14'のお話では、私はモーニング娘。は、メンバーチェンジをすることで、小さな解散を繰り返しているのだと分かり、メンバー入りした瞬間からカウントダウンが始まる刹那さと、それと共に育つ責任感とが同時に進行している新たなサクセスストーリーに胸を打たれました。

 

道重さんといい、ヤンキース田中投手の奥様の里田さんといい、矢口真里さんといい、ハロプロ、半端ないんですね!

 

リゾナントブルーは、初めて耳にさせて頂いたのですが、番組でかかる洋楽のクオリティに勝るとも劣らないマジもんの名曲加減に、つんくさんの天才さをあらためて感じました。

 

今週ゲストのマキタスポーツさんですが、あの顔つきと態度にも表れている「朱に交わらない感」、または「違和感」、そしてその推察が大変興味深く、放送首を長くして待たせて頂きます。

 

ラジオネーム:さとうラーメン

 

ボス、先週はモーニング娘。'14を特集していただき、

大変ありがとうございました。

 

兼ねてからボスが天才と称していたSMAPの中居さんと、

モーニング娘。'14の道重さんを同列で賞賛していたこと、

大変うれしかったです。

 

個人的な話になり恐縮ですが、私は去年の12月、

石川県・金沢市へモーニング娘。のライブを見に行きました。

最前列で見た、目の前には完璧なダンスパフォーマンスを繰り広げるメンバーしか

視界に入らなかった、あの多幸感あふれる夢見心地の瞬間は、今でも忘れられません。

 

グループ名を改名し、勝負の年と位置付けた今年、

モーニング娘。'14は更なる進化を遂げることでしょう。

次は、一体どのような刺激を僕たちに与えてくれるかを考えるだけで、

今日もドキドキとワクワクが止まりません。

 

 

たくさんの放送後記ありがとうございましたー!

今週の水曜25時、ゲストはマキタスポーツさんです。

お楽しみに。