ラジオドラマ「ストリッパー物語」が第45回放送文化基金賞 優秀賞を受賞! ストリッパー役・広末涼子も演技賞を受賞

2019年06月05日 16:55

 

6月5日に発表された「第45回 放送文化基金賞」で、ニッポン放送オールナイトニッポン50周年と日本映画専門チャンネル開局20周年の特別企画・ラジオドラマ「ストリッパー物語」(2018年6月11日放送)が番組部門・ラジオ番組優秀賞、同番組で初のストリッパー役に体当たりした広末涼子が演技賞を受賞した。

「放送文化基金賞」は、過去1年間(2018年4月~2019年3月)の放送の中から選ばれた、優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに毎年贈られる賞。

今回の受賞に際し、演出の杉田成道は「『つかこうへい』には映像にはできない際どい表現もあり、ラジオの特性を生かして、新たな表現方法ができないかと思い、“息づかい”をテーマに置いてみました。俳優には台詞を全部覚えてもらい、マイクの前でなく、実際に動いて芝居をし、逆にマイクがそれを追いかけるといった、いわば禁じ手のような手法を使いました。おかげで、場の“空気”というものは伝わったのではないかと、ほっとしています。ありがとうございました。」とコメントを寄せた。

放送文化基金賞の贈呈式は7月2日(火)に都内で行われる。

ラジオドラマ「ストリッパー物語」 番組部門・ラジオ番組 優秀賞 選考理由

ここのところ低調だったラジオドラマの世界に、画期的で斬新な可能性の穴を開けた。とんでもなく低俗なのに人間としての奇妙に高い志の織り交ざったつかこうへいの原作の圧倒的な力に支えられ、筧利夫、広末涼子らの出演、杉田成道の演出などにより、ラジオドラマの既成の枠を越えた独特の世界が出現した。

広末涼子 番組部門 演技賞 選考理由

盛りを過ぎたストリッパー役に臆することなく果敢に挑戦し、きわめて魅力的な愛らしさ、清潔さを失わず、しかも女性の魔性の凄みを、ラジオを通して遺憾なく聞かせた。

作品概要

本作品では劇作家・つかこうへいの名作「ストリッパー物語」を、つか氏に師事した羽原大介が脚色、国民的ドラマ「北の国から」の演出家にして、日本映画放送株式会社代表取締役社長・杉田成道が演出を担当した。広末涼子がそれまでにない喘ぎ声や罵声でストリッパー役に挑戦、筧利夫がヒモ男を熱演。そのほか、広瀬すず、津川雅彦、笑福亭鶴光など豪華キャストが集結し、完成までに構想5年、本読み3日、収録5日と、ラジオドラマでは異例のスケールで制作された。

番組タイトル:ニッポン放送ラジオドラマ「ストリッパー物語」
放送日時:2018年6月11日(月)20時~21時50分
主な出演者:筧利夫、広末涼子、広瀬すず、笑福亭鶴光、馬場徹、菅田俊・津川雅彦/神田松之丞(語り)ほか
構成・演出:杉田成道(日本映画放送)
原作:つかこうへい/脚色:羽原大介
制作者:企画・プロデュース 宮川朋之(日本映画放送)/プロデューサー 松尾紀明(ニッポン放送)・小川勇樹(日本映画放送)
著作権者:日本映画放送株式会社、株式会社ニッポン放送

<あらすじ>
時は昭和の末年。盛りを過ぎたストリッパー・明美(広末)と、その「ヒモ」に徹する男・シゲ(筧)は、全国のストリップ小屋を巡業する日々。その二人の前にある日、1人の女子高生・美智子(広瀬)が現れる。それはシゲの実の娘だった・・・。堕ちるところまで堕ちると決めたヒモとストリッパーの、一途な愛の物語。

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