11月22日（木）、Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンｉ」第69回が配信され、フェイクニュースと情報の受け取り方について語っている。

この日は冒頭から「最近、手に負えないのがフェイクニュースの問題です。政治的な発言をしようというわけではないけれど、あらゆる情報がホントかどうか確かめようがない。それが本当に問題だと思う。」と語り出したコトブキツカサ。

「前後の発言が省略されて、一部分だけ切り取られて誤解を招くということも多いですが、今はその話題そのものが意図的に作られたフェイクだったりすることも多い」と指摘。

刺激的な話題や感情的に訴えるニュースがあってもすぐに信じてしまうのは危険とも言える現代。コトブキは「自分なりの価値基準を持つことが必要」とした上で、自身についてこう語っている。

「僕はニュースや情報に対して、まずは『その情報の伝えられ方が上品か、下品か』で判断しています。直感で上品と感じるか、下品と感じるか判断した上で、あとは自分のアンテナを働かせてさらに深く調べていく。情報源がフェイクかもしれないので、それしかない。」

そうした価値基準の感覚は、映画評にも通じるという。

「映画を批評する時に、どうしても褒めることを書けない作品もある。ただ、否定的な意見を書くとしても、それを下品な表現で批判したくはないんです。どんなマイナスな意見でも、自分にとっての上品さで向き合うことは出来る」

「何かの話題を信じるか、どうやって自分に取り入れるかを、すぐに判断するのはすごく難しい事。ただ、それは情報に溢れた時代の中で、最も重要な自己防衛そのものと言えると思います」と語っている。

Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンｉ（第69回）」は、期間限定で無料で聞くことが出来る。

【タイトル】コトブキツカサのオールナイトニッポンｉ
【メール】 kotobuki@allnightnippon.com
【ハガキ】〒100-8439 ニッポン放送 『コトブキツカサのオールナイトニッポンi』係
【配信日】毎週木曜日
【第69回URL】https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_kotobuki_069