敦士、6年ぶりの舞台で、セリフを覚えられず大苦戦

By -  公開:  更新:

11月28日(水)、俳優・モデルとして活躍する敦士がパーソナリティを務めるインターネットラジオ『敦士のオールナイトニッポンi』第70回が配信され、この日から始まる舞台『思い出すならAnotime』にて6年ぶりに演劇の舞台に立つという敦士が、ブランクを経て感じた衰えや稽古で味わった苦労を語った。

敦士、6年ぶりの舞台で、セリフを覚えられず大苦戦

 

『思い出すならAnotime』は、AIやロボットの技術は急速に進み、街には人型ロボットが当たり前に歩いている時代を舞台としたストーリー。そんな時代に『記憶』に関する研究を行う主人公たちのもとに、一台の人型ロボットがやってくる。そのロボットの悩みとは「記憶を忘れたい」ということ。「大事な事も自然と忘れてしまう人間」と「忘れたくても忘れる事ができないロボット」。
そんな人間とロボットの壮大な日々が描かれる、最高のヒューマン・ハートフル・ファンタジー・コメディとなっている。

10月14日の顔合わせから始まって、11月24日まで続く稽古を終えたのちに本番を迎えるというこの舞台。舞台に立つのは6年ぶりという敦士は、舞台俳優としてのいろいろな感覚を忘れてしまっていたそうで、稽古ではとても苦労したという。

「まずやっぱり苦労したのが、セリフを覚えることですよね。大体60ページぐらいある台本を覚えるんですけど。

もちろん出演者が13人で作り上げる舞台ですので、それぞれのセリフっていうのがあるんですけど。でも今回の舞台で面白いのが、その13人全員にスポットが当たるような舞台になっていまして、みんながみんなセリフ量多いんですよ。本当会話劇なので。大事なところで噛んじゃいけないぞってところ、いっぱいあるんですよ。バタバタしている部分もあるんですけど、やっぱり噛みすぎるとお客さんって引いちゃうので。やっぱりどうしてもセリフというのは、頭に入れておかなければいけないんですけど。

稽古始まる前に、入れておきたいなという気持ちで臨んだんですよ。1人で台本を読んで、ある程度入っているだろうなと思って、それでいざ稽古に行ってみたら、やっぱり自分が読んでいたセリフを他の人が喋っているのを聴くと、もちろんなんですけど、自分が考えていたセリフの喋り方じゃないんですよね。そうするとノッキング起こして、あれ?やばい!ってなって。

そこから毎日毎日台本を読み返す日々が続き、稽古していくと、最初は動きやセリフを合わせていくんですけど。だいたいみんなセリフが入ると、じゃあ次こうしましょうっていう風にどんどん進んでいくんですよね。そこからがまた大変なんですよ。」

セリフを覚えることや役作りなど、基本的な部分からもう一度舞台俳優としての自分を作り上げていったという敦士。そんな敦士が出演する舞台『思い出すならAnotime』は、東京都新宿区のシアターサンモールにて、11月28日から12月2日までの間、計7回に渡って上演される。

このエピソードの全貌は、『敦士のオールナイトニッポン』第70回で聴くことが出来る。

<番組概要>
番組名:敦士のオールナイトニッポンi
パーソナリティ:敦士
第70回URL:https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_atsushi_070

Page top