カゲロウプロジェクトで知られる「じん」、パソコンでの作曲が不慣れだった過去を明かす

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11月5日(月)深夜放送のニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』に、シリーズの関連書籍が累計780万部を超える大ヒット小説『カゲロウデイズ』の原作者としても知られる作詞家・作曲家・小説家・ミュージシャンの、じんが出演し、1人でネット上に楽曲を公開し始めたきっかけを語った。

カゲロウプロジェクトで知られる「じん」、パソコンでの作曲が不慣れだった過去を明かす

吉田尚記アナウンサー

2011年より初音ミクなどに代表される音声合成技術・VOCALOIDを使った楽曲を作り動画サイトへと投稿を始め、その後、歌詞の世界観がストーリーとリンクした楽曲群『カゲロウプロジェクト』をスタート。自身が執筆した小説『カゲロウデイズ』も大きな話題を集め、10代を中心に絶大な人気を誇るじんだが、そもそもいったいなぜ動画サイトでの投稿を開始したのか、その経緯を明かした。

吉田尚記アナウンサー:じん君のもともとのスタートというのは、どういったものだったんですか?

じん:僕、もともとバンドをやっていたんですけど解散しちゃって。そのあと自分で弾いて歌うとかやったりもしようかなと思ってたんですけど、なんかあんまり当時パソコンで音楽作ったりするのが得意じゃなくて

吉田:え! 得意じゃなかったの!?

じん:調べてもらったら出てくると思うんですけど『人造エネミー』っていう曲が初めてパソコンで作った曲で、それまでパソコン持ってなかったんです

吉田:パソコン持たないで、どうやってたんですか?

じん:もう北海道の田舎の居間にある、パパのパソコンですよ(笑)。当時は家のインターネット回線が爆遅っていう問題もあって……

吉田:当時、田舎だとそういうのもありますよね(笑)

じん:そういうこともあってパソコンの必要性があんまりなかったっていう。だけど専門学校時代に知り合った先輩から「バンド解散しちゃったんだったら、これ使えば1人でも曲出せるし、ライブとかやらなくても人に聴いてもらえるよ」ってVOCALOIDをお勧めしてもらったんですよね

VOCALOIDを始める前はパソコンを持っておらず、パソコンを使っての作曲は得意じゃなかったと明かしたじん。また、作った楽曲をネットに初投稿する際、投稿の仕方がよく分からず、VOCALOIDを勧めてくれた先輩に助言を求めて、なんとかして投稿することが出来たそうだ。

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