キングオブコント優勝のハナコ、当日の心境を明かす

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9月27日(木)深夜、お笑いトリオ・四千頭身の後藤拓実、都築拓紀、石橋遼大がパーソナリティを務めるラジオ番組「四千頭身のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が放送され、今年の『キングオブコント2018』で優勝したお笑いトリオのハナコが出演。『キングオブコント2018』に出演したときの心境について語った。

キングオブコント優勝のハナコ、当日の心境を明かす

ハナコは、菊田竜大、秋山寛貴、岡部大の3人からなるお笑いトリオ。ハナコと四千頭身は、同事務所の先輩後輩として以前から親交があり、今年夏には、『ハナ頭身~夏の思い出~』と題した合同公演を開催。この『四千頭身のオールナイトニッポン0(ZERO)』でもハナコをゲストに招いてトークするなどしており、トリオ同士親交を深めていた。

今回ハナコの優勝を受け、仲間の優勝を心から喜んだ四千頭身の3人は、再度ハナコを番組のゲストとして招待。改めて『キングオブコント2018』出演の感想や、優勝したときの気持ちについて尋ねた。

後藤(四千頭身):1本目やっているときとか、ちゃんと覚えてるんですか?

岡部(ハナコ):いや、その風景はすごく覚えてる。キングオブコントって、ステージが2つあるのよ。次の準備しておいて、すぐに始められるように

都築(四千頭身):へぇ~なるほど~

岡部:同じスタジオに、右左で。観る側は、右見て、今度左見て、みたいな。テレビ観ている人は1つに見えるけど

都築:審査員の方々も、真正面向いてるように見えますけどね

岡部:それぞれその都度、観る方向変えているのね。だから、俺らがスタンバイしているとき、(隣のステージで)マヂカルラブリーさんが爆笑とってて。あのときの心臓のバクバクはヤバかったですね

秋山(ハナコ):脇汗すごかったもんね(笑)

後藤:で、(本番が)終わって高得点が出て、あのときどうでしたか?

秋山:ちょっと期待し始めるというか、やっぱりコケる恐怖もあったわけだから。そっちにならなかったし、「上手くいった! これはあるぞ?」と思って

後藤:(1本目は)3位通過だったじゃないですか、1点差で。あれはもう、(観ていて)やめてくれ!と思って

秋山:後半の残り2~3組っていうときは、ほんと耐えきれなかったよね。どんどん顔色悪くなって

後藤:優勝する自信はあったんですか?

岡部:正直優勝すると思ってなかった、俺は。したいとは思ってたけど。絶対、さらば青春の光さんか、チョコレートプラネットさんが優勝すると思ってた

後藤:え、そうなんですね。秋山さんは?

秋山:順位よりも、「とにかくウケてくれ!」っていう、そっちばかりで。1本目やった手応えで初めて「絶対2本目やって帰らせてくれ!」って思った。菊田はどうだった?

後藤:菊田さんはでもあれか……

都築:そういう感じでやってないのかな……

菊田(ハナコ):あはは(笑)

都築:時間差で笑っただけ? (せっかくこの番組に)出演してんのになぁ。どうだったとか聞きたかったのに

まさか自分たちが優勝するとは思わず、驚いたと語ったハナコの3人。『キングオブコント2018』で優勝した芸人は寝る暇もないほど忙しくなるというが、忙しいかどうかについて聞かれると、「めっちゃ暇!」「寝る暇はある」と答え、まだあまり優勝の手応えを感じていない様子だった。

ちなみに実はここで発せられた菊田の笑い声は、事前に録音した音声を、番組ディレクターが上手く会話に挿し込んだもの。以前菊田は、番組に電話で生出演した際、その対応にリスナーから不満が多く寄せられたことからニッポン放送を“出禁”になっており、『キングオブコント2018』の優勝者として呼びたい反面、やはり生放送に出すのは怖いとの思いから、このような処置がなされていた。だがニッポン放送内の別室には来ていたということで、最後には菊田もスタジオに入り6人で盛り上がった。

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