改めて痛感した「内田裕也」という存在の偉大さ。

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8月16日、Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」第55回が配信され、密着番組を観て感じた内田裕也の凄さについて語っている。

改めて痛感した「内田裕也」という存在の偉大さ。

フジテレビで放送されているドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」。先日は「転がる魂 内田裕也」というタイトルで、7月29日と8月5日の前後編に渡ってロックンローラー・内田裕也を特集し放送された。

この特集をディレクターとして担当したのは映画監督・崔洋一。今回の番組制作を行うにあたって300時間以上にも渡って取材を行い、日常や音楽活動の現場に密着した。

内田裕也と崔洋一のタッグは1983年に公開された映画「十階のモスキート」から。一部の映画ファンからカルト的人気を誇るこの作品だが、コトブキも学生時代に観て衝撃を受けたという。

「僕が観たのはテレビの深夜放送。あの頃は映像の世界も今ほど規制が厳しくなかった時代でしたが、それでも凄い。高校生だった僕が『こんな映画観ていいの?』と感じるくらいブっ飛んだ内容でした。」と語った。

今回の「ザ・ノンフィクション」では、内田裕也がライフワークとして行っている『ニューイヤーズワールドロックフェスティバル』へ向けた裏側にも密着。40年来の親交がある崔洋一だけに、内田裕也の普段は見せない一面にも鋭く迫っていたという。

「内田裕也さんは現在78歳でご高齢。正直、体調がすぐれない時にはステージへの移動もスタッフの手を借りないと困難な状態で、番組では思い通りに行かず苛立つ生々しい場面などもかなりも放送されていました。それでもやっぱり凄いのは本番での集中力。ライブが始まってステージに上がると、『これが内田裕也だ』という存在感を放っているのに感動しました。」

ちなみにコトブキは以前、ある映画イベントで内田裕也と共演したことがあり、その時にも“凄さ”を痛感する出来事があったという。

「そのイベントには『ジャッカス』シリーズで世界的な人気を誇るジョニー・ノックスヴィルがゲストで、内田裕也さんがスペシャルゲスト。前半はジョニー・ノックスヴィルにインタビューして、途中で内田裕也さんがサプライズ登場する段取りだったんです。」、「台本の予定では、登場後3分間だけ裕也さんにお話を聞いて次の進行に移る予定だったんですが、その日の裕也さんはすごく上機嫌で…登場から25分、ずっと喋りっぱなし。オノヨーコさんとのエピソードやダコタハウスの話など、ご自身のハリウッドの思い出を話してくれたんです。」、「僕が下手だったとも言えるんですが、楽しそうに話してくれている裕也さんの話を遮って次へ行ける司会者はいないと思います。ちなみに、ジョニー・ノックスヴィルも裕也さんが話している時は、うなづきながら話を聞いていた。きっと言葉の壁を越えて、『この人は凄い人だ。話を止めちゃいけない』と感じたのかもしれない」と、振り返った。

Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンi(第55回)」は、期間限定で無料で聴くことが出来る。

【タイトル】コトブキツカサのオールナイトニッポンi
【メール】 kotobuki@allnightnippon.com
【ハガキ】〒100-8439 ニッポン放送 『コトブキツカサのオールナイトニッポンi』係
【配信日】毎週木曜日
【第55回URL】https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_kotobuki_055

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