初舞台初主演を務める、新人女優の悩み

By -  公開:  更新:

5月1日(火)、辻美優と花房里枝の2人による美声女ユニット“elfin’(エルフィン)” が担当するWebラジオ番組『オールナイトニッポンi~elfin’のビューティーボイス放送局~』の第13回が配信され、5月10日 (木)から上演の舞台『夢で逢いま笑』で主演を務める花房が、その稽古の模様と役を演じる苦労について語った。

初舞台初主演を務める、新人女優の悩み
elfin’は、2014年に行われた『全日本美声女コンテスト』にてグランプリに選ばれた辻美優と、準グランプリに選ばれた花房里枝による“美声女ユニット”。普段はアーティストとして活動しているほか、女優・声優・タレント・モデル・漫画家と、マルチにハイブリッドな活躍を見せている。この『オールナイトニッポンi~elfin’のビューティーボイス放送局~』は、そんなelfin’が楽しいトークを繰り広げていく内容で、毎月1日と15日の月に2回配信していく番組となっている。

2019年春公開予定の映画『セカイイチオイシイ水〜マロンパティの涙~』で初めて主演を務めるという辻。この作品は、フィリピン田舎の離島に水道を通すプロジェクトに参加した日本の女子大生・明日香の「島の人々にきれいな水を飲ませたい。」という思いが人々を突き動かしていく内容で、実話を元にした日本とフィリピンを繋ぐ愛の物語となっている。この度撮影のため、フィリピンに行っていたという辻は、道路に普通に牛や馬などの動物がいたりブラックコーヒーが甘かったりと、日本と現地とのギャップに驚いた話を次々と展開した。

一方、舞台『夢で逢いま笑』で主演を務める花房は、辻がフィリピンに行っている間、本番を間近に控えてずっと稽古に励んでいたとのこと。

この作品は、花房演じる解散したアイドルグループのリーダーが、パッとしない毎日の中で、自殺しようとした女性を救ったことをきっかけに第2の人生を歩み始める物語で、夢に魂を売った2人が繰り広げる、人生という荒波にもまれた大航海ヒューマンエンターテイメントとなっているが、この舞台で、普段のおっとりした自分とは違う“怒る演技”をしたという花房は、その苦労について語った。

辻:稽古中は、演技指導とかは受けてるの?

花房:うん、ありがたいことに!

辻:どんなこと?

花房:今回演じささていただく内藤好子ちゃんが、結構感情の振り幅が激しい子なので、落ち込むし怒るし、ドッタンバッタンドッタンバッタンなんですよ。

辻:そりゃあすごいね。

花房:尚且お人好しなんです。だからいろんな表現を教えていだけて、すごいありがたいです。

辻:そんな中で、花ちゃん的にこの感情難しいとかある?逆に、これは上手くいくとか。

花房:本当にどれもこれも試行錯誤っていうか、探り探りやってる感じではあるんですけど、テンションブチ上げるのは楽しいです(笑)

辻:あはは(笑)でも私、花ちゃんが“怒る”っていうのがあんまり想像できない。

花房:あ~。

辻:私の中で花ちゃんって、静かに怒るイメージがあるの(笑)

花房:静かに怒るとは?

辻:なんかこう、ふとしたときに、あれ?これは今、ちょっと機嫌が悪いのでは?みたいな。

花房:最悪じゃんよ、ごめん!一番厄介じゃん、ごめんね?(笑)

辻:そういうイメージだったから、実際演技のときにどういう風に怒るんだろうと思って。まず、怒鳴って怒ったことってそんなにないでしょ?

花房:怒って言ってるうちに、なんでか分からないけど泣いちゃうんですよ。

辻:泣いちゃうんだ(笑)

花房:そんなどうしようもない状況なので、しっかり怒れるようにと。

辻:でもいい経験なんじゃない?今まで自分がそういう感情を出したことがなかったから、ここでそれが学べるっていうのはすごいいいことだよね。

花房:好子ちゃんとか『夢で逢いま笑』に出会えなかったら、いろんな感情に出会えなかったと思うので、すごくありがたいです。

普段出さない新たな感情とともに、新しい舞台に挑んでいく花房。舞台『夢で逢いま笑』は、5月10日 (木)より吉祥寺シアターにて上演され、5月14(月)19:00~と5月16(水)19:00~の公演では、終演後にelfin’のアフターライブも開催。

このエピソードの全貌は、『オールナイトニッポンi~elfin’のビューティーボイス放送局~』第13回で聴くことが出来る。

<番組概要>
番組名:オールナイトニッポンi~elfin’のビューティーボイス放送局~
パーソナリティ:elfin’(辻美優、花房里枝)
第13回URL:https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_elfin_013

Page top