女優・上白石萌音、大好きな伊坂幸太郎の小説を読んで発見したこと

By -  公開:  更新:

6月22日(金) 深夜放送の「上白石萌音 good-night letter」で、パーソナリティの上白石萌音が、自身が先日まで出演していた舞台『火星の二人』と、現在愛読しているという伊坂幸太郎の小説『火星に住むつもりかい?』という、“火星つながり”の2作品の共通点について語った。

女優・上白石萌音、大好きな伊坂幸太郎の小説を読んで発見したこと

梅雨の時期、部屋で過ごすことが多くなる季節ということで、「家の中で」をテーマに話していくこととなった今回の放送。上白石は最近休みがなく、出掛けていることが多いそうだが、家にいるときはただひたすらぼーっとしているのだという。自身にとって、ぼーっとしている時間はとても大事なのだそうで、スマホやテレビを見ることもなく、何もせずにただ天井を眺めたり、ゆったりとした有意義な時間を過ごしていることを明かした。

またそれ以外には趣味の読書を楽しんでいるといい、最近は伊坂幸太郎の本にハマって読み漁っているという。

「最近、伊坂幸太郎さんばっかり読んでいます。読んでも読んでも次があるから、最高ですね。今は一番新しい『火星に住むつもりかい?』っていうのを読んでいます。そう、“火星”なの。先週の放送では、私が出演していた舞台『火星の二人』を振り返りましたが、その公演中にこの本に出会って、うわぁー!と思って。

(『火星に住むつもりかい?』は)今年火星が大接近するそうですよ?っていう物語なんですけど、今年の7月31日に本当に(火星が)大接近するんですよ。だから伊坂さんもそれが分かっていて書いているんだろうな。

あと、(『火星の二人』の劇作・演出を手掛けた)倉持裕さんと伊坂さんが書く世界観って、なんか似ている気がするんですよね、私。伏線を散りばめて回収していく感じとか、会話の中で言葉のニュアンスを大事にしているところとか。ちょっと間違った言葉の使い方をしたら、全部揚げ足とっていくスタイルとか(笑) そういうところがすごく似ているなぁ、と。

で、『火星に住むつもりかい?』を買ったことを倉持さんに話したら、『僕も伊坂幸太郎大好きなんだよー』って言っていて、(私の感覚は)合ってた!合ってた!と思いました。」

同じ“火星”とタイトルに付く作品に触れ、その世界観にも共通点を見出した上白石。今、家の中でしていることといえば、専らぼーっとすることと、その本を読むことなのだそうだ。

Page top