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映画やテレビの製作費とギャラ事情

2017年12月25日 13:15

12月21日(木)、Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」第21回が配信され、「日本とアメリカで違うエンタメ業界の製作費」について語った。

この日は、映画「マッドマックス」の話題から。27年ぶりの新作として制作され、世界的大ヒットを記録した「マッドマックス怒りのデスロード」。

「次なる続編」について以前から情報が流れていたものの、近頃は企画が頓挫しているとの噂も。これについては、「あくまでネットで見た情報でしかないのですが」と前置きしながらこう語った。

「聞いたところによると、ジョージ・ミラー監督が、ギャランティで揉めているという噂があるんです。『怒りのデスロード』を撮る際に、制作費を抑えることが出来たら、監督にインセンティブ が入るという約束をしていたとか。実際、6億近く費用を押さえて作品は完成したものの、まだ、その分が監督に渡っていないため、続編は作れないと言っているらしい。契約社会のアメリカでもそんなこともあるんだなと驚いています。」

また、ハリウッド映画と日本映画の製作費、そして作品の傾向についても解説した。「アメリカでは、製作費200億円を越える超大作が毎年のように作られているものの、日本映画界では大作と呼ばれる作品でも製作費は10億円程度。」といい、「人口はアメリカが日本の約2倍と言われているが、制作費は20分の1になっている。これはハリウッド映画が、全世界を対象しているのに対して、日本映画は、日本がマーケット。あくまで国内でのヒットを狙う作品が多く、その方がリスクが低いんです。その結果、少女コミックを原作にした実写化が増えている。そのことについて悪く言うつもりは全くないが、劇場公開映画としては、少し本数のバランスが悪いと思っている。」と指摘した。

また、日本とアメリカのギャラ事情や、働き方にも違いがあるという。

「日本ではレギュラー番組の本数が多ければ多いほど売れっ子として認められるが、アメリカでは逆。向こうの業界の方に聞いた話なんですが、自分が関わっている仕事が沢山やっている人ほど『これからだな、がんばれよ』と言われるらしい。これは、1本の仕事で沢山のギャラをもらうことが一番良いとされてるため。ちなみに、かつてのハリウッドスターのチャーリー・シーンが30分のバラエティ番組をやっていた 時は、1回のギャラが1億6000万円だった。」と解説。

日本の芸能界については、自らも少年時代から憧れ続けてきたというとんねるずについて言及した。

「以前から、とんねるずが一番ギャラが高いという都市伝説のような話がある。しかし、30年間も人気番組を続けた彼らは、フジテレビだけじゃなくテレビ界の功労者。メディアの寵児とも言えるので、もらって然るべき。」と語り、「タレントとしての価値を高めながら、出演本数を自分から減らしていって、1本のギャラを高くしたというのは、日本では、まれなモデルケース。とんねるずは、ある意味で理想形だと思う。」と語った。

また日本の映画業界が抱える問題については「今、映画業界では、人気の役者が何本も掛け持ちして出演することが 多い。場合によっては、出演作が同時期に上映されることも。しかし、そういう状況では1本1本へのプロモーションにかける時間も取れないという問題もある。」と語っている。

Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンi(第21回)」は期間限定で無料で聞くことが出来る。

番組概要

【タイトル】コトブキツカサのオールナイトニッポンi
【メール】 kotobuki@allnightnippon.com
【ハガキ】〒100-8439 ニッポン放送 『コトブキツカサのオールナイトニッポンi』係
【配信日】毎週木曜日
【第21回URL】https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_kotobuki_021

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