パンサー向井、若手芸人の苦境に「インターネットテレビに出るしかない」

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11日(月)深夜放送のラジオ番組『ランパンプスのオールナイトニッポン0(ZERO)』に、お笑いトリオ・パンサーの向井慧が出演。お笑い界の現状や、下積み時代が長く、先の進展が見えにくい若手芸人の苦境を思いやった。

パンサー向井、若手芸人の苦境に「インターネットテレビに出るしかない」

パンサーは『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)のドッキリ企画や、『しゃべくり007』(日本テレビ・読売テレビ系)の出演でブレイクし、“出待ち率No.1芸人”とも紹介され、その人気は現在も劣らず、向井は『ナカイの窓』(日本テレビ系)でMCもこなし活躍している。

後輩芸人であるランパンプスは、お笑い以外にも、東京都の待機児童対策として、保育の現場で働く人を応援する“とうきょうホイクマン”の仕事も担うなど活躍の場を広げているが、現状を満足していないと明かし、向井に成功法を迫った。

寺内:どうしたらテレビに出られるかを日々考えているんです

向井:今は過渡期だからね!若手芸人が本当に苦しい時代。どうしたら良いか分からない

小林:苦しいです

寺内:向井さんですら見えていない、と

向井:次の一手なんて、誰も見えていないよ。とりあえずインターネットテレビに出まくるしかない。とりあえず、な!(笑)

小林:(笑)

寺内:確かに、やたらと(インターネットテレビに)賭けていますよね

向井:ニュース番組にも出てみたり。でも、たぶん今はそういう時代なんだよ。動いて動いて、何になるのか。だから、ランパンプスがしている“保育の仕事”は凄くいいと思う

小林:でも、そういう仕事は、一度世に出た人、ブレイクした人がやるべきなんじゃないか、という意見もあって

向井:どっちが先か、だよ。ネタを大事にする人も勿論すごい。でも、テレビに出たいと思って芸人になったのなら、それがゴールじゃん

寺内:この時代、ネタでブレイクするという道だけじゃない、ってことですか?

向井:だけじゃない!色々あるから!

寺内:お笑い養成所に入った時、周りが皆『お笑いのネタで売れたい』と思っていた中、僕らランパンプスは『テレビにいっぱい出たい』という意見が合って。それでコンビを組んだんですよ

向井:それはそれで凄く良いよね

小林:僕らはコンビを組んで7年、紆余曲折あり、やっぱりネタも大事だなと思うこともあり

寺内:ネタはもちろん大切だと思っているんです

向井:そう!大切だよ!!

寺内:改めて大切さに気付いたのが2年前で

向井:遅っ!(笑)

テレビに出ている芸人の目線からも、若手がテレビ出演することが難しい時代だと感じており、どんな仕事もこなしてチャンスを増やすしかないと話した向井。また、自身が世に出たきっかけについては、運が大きく味方していたことや、他2人のメンバーが人から愛されるキャラクターだったことだと語った。

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