藤井フミヤに聞く「MY HOMETOWN」久留米の魅力とは

2017年11月28日 11:30

1967年10月2日に放送を開始し、今年50周年を迎えたラジオ番組「オールナイトニッポン」。ニッポン放送では、オールナイトニッポンの放送開始50周年を記念して、ユーザー参加型のコンテスト「MY HOMETOWN スマホムービーコンテスト」を開催中だ。

そこで、毎週水曜夜放送の「藤井フミヤのオールナイトニッポン Premium」を担当する藤井フミヤに、ふるさとの福岡・久留米の魅力について尋ねた。

編集部:久留米の特徴といえばなんでしょう?

藤井:久留米は人口に対して、焼き鳥屋の数が多いんだよね。あと、豚骨ラーメンの発祥の地とも言われてる。ラーメン店は今は多いけど、昔はあまりなくて、食堂の中にラーメンがあったの。そういう店って、ちゃんぽんもあれば、焼きそばもあれば、ホルモンとかのメニューがある中にラーメンがあるっていう感じなんです。ラーメン屋だと替え玉があるけど、食堂だと替え玉がないから、大盛りか、普通盛りを選ぶっていう感じでした。でも、その割には餃子専門店というのは昔からあって、それは今になって考えると不思議だね(笑)。あと、屋台も10軒以上はあるから、B級グルメが堪能できる街です。

編集部:久留米は、福岡県の中でも大きな街ですよね。

藤井:人口からすると、福岡の中では、福岡市、北九州市に次いで3番目に多いの。久留米が栄えたのには理由があって、昔は大分の日田の人間も、八女や柳川の人間も、佐賀の人間も、久留米にしかデパートがなかったから、みんな久留米に買い物をしに来たの。博多までは行かなくて、久留米に集まってたんです。

特に西鉄久留米駅の周辺にはアーケード街があって、レコード店も映画館もハンバーガーの店も、なんでもあったから、デートに行くのも駅の周辺だし、みんなここで遊んでました。アーケード街が二つあるんだけど、良い娘がいるとナンパするけど、いなかったら戻ってきて、また別のアーケード街に行ってグルグル廻るのが、当時の久留米の若い子の定番かな。

編集部:子どもの頃はどういう場所に行ってましたか?

藤井:子どもが行くところといえば、石橋文化センターは遠足に行きますね。「石橋」っていうのはブリヂストンのことで、久留米藩があったところがブリヂストンの工場になったんだよね。

編集部:自然も多いですよね。

藤井:街の真ん中を筑後川が流れていて。この川が久留米全体を支えてる気がします。あとは平野が広がっているていうのが特徴だね。海も有明海が近いんだけど、久留米の人は、街から近いところに海があることを、あまり知らないの。なぜかっていうと、有明海は海水浴ができないから。夏はプールで泳いでたし、海って子どもの頃から行ってないと、あまり馴染みがなくて。俺も何年か前に、(博多)華丸・大吉と筑後川を上流から河口までを辿ったんだけど、それで初めて久留米が海に近いことを知ったの。

あと、久留米のほぼ中央に位置する高良山(標高309m)は、東京タワーよりも低い山なんだけど、夜景も見えるから、車を運転できるようになると必ず行くような場所です。そこに高良大社があって、そこに遊び行く人も多いね。俺が通っていた小学校も、中学校も、高校も、全ての学校が高良山の裾野にあったから、どの校歌も歌詞が「高良山」から入るの(笑)。でも、俺にとって高良山の存在はあまりにも身近だったから、自分の家が山の裾野にあることすら気づかなかったんです。今考えると、高良山と共に育ったというところはありますね。家の窓をあけると目の前に耳納山地が広がってますから。

編集部:いいですね!

藤井:交通のアクセスも良いから、どこにでも行きやすい街でもあります。佐賀県の鳥栖までは二駅だし、佐賀や長崎に行くにも長崎本線が通ってるし、熊本までは新幹線で15分くらいだし、温泉で有名な大分の湯布院も車で1時間以内で着きます。

編集部:色々な都市に近いということは、方言はどういう言葉ですか?

藤井:久留米は福岡県なんだけど、筑後弁と言われる方言なの。この筑後弁が変わってて、久留米は色々な街に近い分、博多弁、大分弁、熊本弁、佐賀弁、熊本弁、長崎弁が把握できるの。だから、筑後弁はどの方言にもちょっと似てるの。ただし、同じ福岡県でも、博多の人が佐賀弁や熊本弁を聞いても、おそらく分からないんじゃないかな。福岡県が面白いのは、福岡市、北九州市、久留米市って、同じ県なのに雰囲気が全く違っていて、そこが面白いんです。久留米は福岡市、北九州市に比べるとコンパクトな街だけど、住みやすいし、高い建物が少ないから、空が大きく見えるのも良いですよ。

編集部:ありがとうございました。

「MY HOMETOWN」スマホムービーコンテストは、10 ~20 代のスマホ世代と共に、日本の魅力を再発見することをテーマとした企画だ。今後の日本を作る若者世代に、故郷やそれぞれの街の魅力を通じ、日本の素晴らしさ、日本人の心の温かさを再認識してもらいたいとの思いを込めたスマホムービーコンテストとなっている。もちろん、単なる「地元紹介」動画ではなく、エンターテイメントプログラムである「オールナイトニッポン」ならではの「スパイス」をたっぷり効かせた、笑いと感動にあふれた心のこもったコンテンツをリスナーと一緒に作り上げていく。あなたも是非、ふるさとや、自分の原点である場所を動画にしてコンテストに応募してみてはいかがだろうか。

取材・文:やきそばかおる

「MY HOMETOWN」スマホムービーコンテスト概要

ハッシュタグ「#マイホームタウンコンテスト」を付けて、YouTube、そのほかSNS(予定)に、あなたが「MY HOMETOWN」と感じる場所と人をスマートフォン等で動画撮影(2 分以内)する。自作の曲をバックにした動画も歓迎。

※「MY HOMETOWN」とは、誰しもが持つ「ふるさと」、あるいは「自分の原点である」と考えている場所や風景のこと。そして、そこにある日常の大切さと、そこに居る大切な人。 Ex)地元の駅、思い出の公園、母校、部活で汗を流したグラウンド、通学路、街で自慢の食、お祭り、初めてのアルバイト先、生まれた病院・家、今あなたが住んでいる街、など、あなたが「ふるさと」と感じる場所であればどこでもOK 。

公式HP:http://www.allnightnippon.com/myhometown/