20年ぶりの母校で後輩に語る「夢が目標に変わる瞬間がある」

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25日(水)、俳優・モデルとして活躍する敦士がパーソナリティを務めるWebラジオ『敦士のオールナイトニッポンi』第13回が配信され、敦士が先日講演会で行った、母校についてのエピソードを語った。

20年ぶりの母校で後輩に語る「夢が目標に変わる瞬間がある」

先日、母校である岐阜県立大垣南高等学校に呼ばれたという敦士。この度在校生たちが企画した、『ドリカムプロジェクト』という授業の一環として行われたイベントの中で、敦士の講演会が行われた。

同イベントには、現在岐阜や名古屋でラジオパーソナリティやテレビ番組のMCとして活躍している、敦士の同級生・久世良輔も登場。2人で夢や恋愛について語ったり、ムチャぶりに答えて男子生徒をお姫様抱っこしたり、楽しい時間を過ごしたと語る。

今回番組には、敦士の講演を聞いた在校生からメールが殺到。心のこもったお便りを、1通1通思い出に浸りながら敦士は読んでいった。

<メール>
先日は、イベントに来てくださり、ありがとうございました。夢の話はもちろん、生徒のムチャぶりにも答えていただき、特に3年生に壁ドンをして床に押し倒す演技は、腹が痛くなるほど笑いました。恋愛の話では、キスをするのに電車3本分の時間が掛かったなど、本当に楽しい話が聴けて、自分たちの夢について考えられる、いいイベントとなりました。本当にありがとうございました。敦士さんは、小さいことでもいいので、誰かに勧められて自分が変わったことなどはありますか?

このメールに対して敦士は、「誰かに勧められて自分が変わったこと…そうですね、5年後の自分を想像しろってずっと言われてました。今の自分も、自分のやりたいことを楽しくできてるならいいんですけど、5年後それができてるか分からないだろって。だから、5年後こうなっていたいという自分を想像して生活をしろと言われて、気持ちは変わりました。

だから僕41歳ですけど、46歳になったときどうなっているのかなと。例えば子供もね、もう5~6歳になってますし、もう1人増えているかもしれません。そういうことを考えると、やっぱり輝いていたいなと、自慢できるお父さんでいたいなということを思いますね。

また、今では夢の段階かもしれないですけど、それが5年後、目標に変わっているときがあったらいいなと思いながら生活してます。講演会では夢を語らせてもらったんですけど、夢が目標に変わる瞬間がある。これは夢で雲の上のような出来事だったんだけど、がむしゃらに頑張って自分の好きなことを貫いてやってきて、数年前は見えなかったことが形として見えてるぞっていう瞬間があるんですよね。だから、何でもいいので、大きい夢をたくさん持っていたら、その夢に近づいていけるんじゃないかなと思うんですよね。」とエールを送った。

20年ぶりの母校で後輩に語る「夢が目標に変わる瞬間がある」

<メール>
先日は、大垣南高校での講演ありがとうございました。とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。そこで質問なのですが、南高で変わったこと、変わってないことがあったら、ぜひ教えてください。

この質問メールに対しては、「当時と今で変わったことですか。今回校長室で校長先生ともいろんな話をしてて、『僕、実は剣道部だったんですけど、剣道部今どうですか?』なんて聞いたら、無くなりましたと(笑)ウソでしょ!?ってなって。柔道部はありますか?って聞いたら、柔道部もありませんと。国技2つ無くなるの?と思って。

僕高校でほぼ勉強してなくて、部活と恋愛とバカやってた思い出しかないのに、剣道部が今ないなんて。で、昔剣道部が使っていた格技場を、今どこの部活が使っているかって言ったらね、フェンシング部なんですよ。岐阜県って、僕らの時代もそうですけど、フェンシングがすごく強い県だったんですよね。それでうちの高校も強くて、全国でもすごい成績を残しているんですって。そこが、一面牛耳ってたと。“牛耳ってた”って言い方は悪いですけど(笑)

20年ぶりの母校で後輩に語る「夢が目標に変わる瞬間がある」

変わってないことは、ちょっと校内を歩かせていだいたんですけど、校舎もそんなに変わってないですし。例えば、みんなが使っていた下駄箱も、鉄で作られた無機質な下駄箱、変わってなかったですね。

あと、僕らの学校って北舎と南舎ってあるんですけど、その間を渡す渡り廊下っていうのがあるんですよ。渡り廊下は2階と3階で繋がっておりまして、2階は校舎内になるんですけど、3階は手すりだけしかない風の吹き抜ける通路なんです。下からいい風吹くんですよね…スカートに対してね(笑)見えなくてもいいんだよね、なんだろうね、あれ(笑)今の高校生も、あの頃の僕らと同じように、そういうのを思い浮かべて、上を眺めてくれたらいいのになって思いました。」と語った。

20年ぶりの母校で後輩に語る「夢が目標に変わる瞬間がある」

お便りを読みながら、20年以上ぶりに行った母校の思い出を語った敦士。そんな敦士が、“変わってなかったこと”の中で一番嬉しかったのは、生徒のノリが変わってなかったことだという。約20年前に高校生だった敦士は、バカやってギャーギャー騒いで散々怒られた印象しかなかったそうだが、今回見た在校生の騒ぎ方が、当時の印象と全然変わってなかったのだそうだ。

敦士の想像では、今の高校生はどこかスカしていて物静かで冷静だと思っていたが、楽しそうに騒いでいる光景を見て安心したとのこと。そこが一番変わっていないと感じたことであり、そうした彼らの姿を見ることができたことが、今回の一番の収穫で喜ばしい瞬間であったと敦士は嬉しそうに語った。

『敦士のオールナイトニッポンi』第13回は、期間限定で無料で聴くことが出来る。

<番組概要>
番組名:敦士のオールナイトニッポンi
パーソナリティ:敦士
第13回URL:https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_atsushi_013

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