デーモン閣下も興味津々!チャラン・ポ・ランタン小春が語るアコーディオン人生

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26日(木)夜、『デーモン閣下のオールナイトニッポンPremium』に、デーモン閣下が11月8日(水)にリリースするニューアルバム「うただま」の収録曲「故郷」をアコーディオン一本で伴奏した、チャラン・ポ・ランタンの小春がゲストで登場。彼女がアコーディオン奏者になったキッカケや苦労話を語った。

デーモン閣下も興味津々!チャラン・ポ・ランタン小春が語るアコーディオン人生

冒頭、閣下は10月29日(日)に国立能楽堂で開催される、『一噌幸弘(いっそゆきひろ)の能楽堂へ行こう2017第三弾「幽玄悪魔 其ノ参」“舞”って “謡”って 獅子團乱旋(ししとらでん)』のリハーサルを行っていると近況を報告。この公演は、デーモン閣下の語りと歌、観世流シテ方 馬野正基の舞と謡で名作を掘り下げ、笛演奏家の一噌幸弘が創作囃子「獅子」を書き下ろすというもの。見どころについて閣下は、「能をモチーフとしたバラエティショー」と表現し、魅力を語った。

この日のゲストには、チャラン・ポ・ランタン小春が登場。

チャラン・ポ・ランタンといえば、もも(唄/ 平成生まれの妹)と小春(アコーディオン/ 昭和生まれの姉)による姉妹ユニット。小春はMr.Childrenツアーサポート&レコーディングへの参加、ももはドラマ出演など日々ボーダレスな活動を行っており、大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のオープニングテーマ曲「進め、たまに逃げても」でも話題に。11月1日(水)にはニューアルバム「ミラージュ・コラージュ」をリリースする。

閣下:そもそも、アコーディオン。それもちょっと変わったアコーディオンを持ってるじゃないですか?

小春:そうなんですよ。両方ボタンなんですよ。これ、ラジオじゃ全然伝わらないと思いますけど。

閣下:伝わらないね。普通、我々が想像するアコーディオンは右手の方に鍵盤があって白と黒の、ピアノと同じような。それが、色は白と黒なんだけど、全部ボタンになってる。丸いボタンになっている。

小春:そうですね、囲碁が集結したみたいな…

閣下:ああ~そうだね、囲碁だ。

小春:囲碁と近いですよね、丸の大きさが…

閣下:囲碁はやりますか?

小春:全然やらないです。

閣下:ははははは(笑)。やればいいのに。で、なんでアコーディオンになったの?

小春:二十数年前なんですけど、お母さんと妹と三人で観に行った“シルク・ドゥ・ソレイユ” のサーカス「アレグリア」っていうのを観に行ったんですけど。

閣下:日本でやってるんですか?

小春:そうですね。それを観に行って。たぶん、ちびっ子が観に行ったら、空中ブランコとかに憧れを持ったりするかもしれないですけど。私がすごい記憶に残っていたのが、アコーディオン弾きで。生演奏してるシーンがあって。そのアコーディオン弾きの持っているアコーディオンがすごく欲しかったので、お母さんにお願いしたら、サンタさんにお願いしたらって言われて。

閣下:それイコール、もらえる可能性があるってこと?

小春:いや~…サンタさんに手紙を書いたんですよ。そしたら、今思えば子供騙しの手のひらサイズのアコーディオンをサンタさんからもらって。

閣下:その冬?

小春:そうですね。サンタ、マジすごい!って思って。本当にサンタを信じた20年間でした。

閣下:ははははは(笑)

小春:で、毎年毎年、サンタさんにもう少し大きいアコーディオンを下さいって。

その結果、少しずつアコーディオンが大きくなっていったという小春。「今持ってるのは12kgぐらいなんですけど、12kgに辿りついたのは中学生ぐらいでしたね」と振り返り、弾く分には楽しいがとにかく重いため、「どうしてこの楽器を選んでしまったんだろう」と思った時期もあったと語った。

デーモン閣下も興味津々!チャラン・ポ・ランタン小春が語るアコーディオン人生

また、アコーディオン一本でレコーディングに呼ばれるのは少ないという小春は、今回閣下の楽曲『故郷』で呼ばれたのが「もしかしたら初めてかも」と明かし、「1対1っていうのはドキドキしますね」と心境を語った。また、「途中で私もコーラスとか参加させてもらってすいません」と発言。閣下は「そうそうそう、(「故郷」の)間奏があけて、実は高い声の女性の声が入ってくるんだけど、小春嬢が自主的に、“ちょっと声とかも入れませんか?”ってね」とレコーディングの裏話を披露し、「良い感じで入ってたね」と感謝した。

さらに、「展開がガラっとするような間奏とかできませんかね?」と現場で無茶ブリをしたという閣下。すると小春は「じゃあ、なんかやってみますね~」と答え、あっという間に間奏を完成させたという。その出来栄えに閣下は「いや~すごいね、この楽器。この楽器もそうだし、きっと奏者がすごいうまくないとこういうことにならない」と振り返り称賛した。それを聞いた小春は「弾いてる人が多くない楽器ではあるんですけど、日本だと。弾き始めたら、皆弾けますよ。ぜひやってみて下さい」とアコーディオンをおススメ。それに「いや~そんなことないと思うよ」と返す閣下に、「腰痛との戦いだけです」「ギックリだけは気を付けて下さい」と小春は回答。それに対して閣下は「ああ~そっちか~」と笑った。

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