想い出深い愛車との別れ、男女における反応の違いは?

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11日(水)、俳優・モデルとして活躍する敦士がパーソナリティを務めるインターネットラジオ『敦士のオールナイトニッポンi』第11回が配信され、敦士が初めて買った愛車を手放したときの心情について語った。

想い出深い愛車との別れ、男女における反応の違いは?

敦士は先日、人生で初めて買った車を手放したという。結婚したときに買った車で、妻になった女性と一緒にいろんなところへ行きたいという思いから、それまでの貯金を全部使い一括で購入した愛車だ。

しかしツードアのスポーツカーだったため、今年子供ができた敦士にとっては使いづらく、「後部座席にチャイルドシートを乗せるときにすごく不便で。僕は背の高いので、すごく体を縮こませて乗せなくちゃいけないので、これが大変で…。」と泣く泣く手放すことになった理由について語った。

不思議なもので、いざ手放すと決めると、その瞬間からなぜか愛着がわいてくるのだといい、査定が進むにつれ、“あと少ししたら自分のものじゃなくなる”という寂しい感覚に襲われるのだそう。さらに引き取り日が決まっていくと切なさが増していき、手放すと分かっているのに洗車行くなど、思い入れが強かったことを明かした。

引き渡しの日の前夜も眠れずに、駐車場に行って車を眺めていたという敦士。そしていよいよ引き取りの日を迎えたのだが、そのとき業者の人に言われた言葉にジーンときたという。

想い出深い愛車との別れ、男女における反応の違いは?

「その人は買取業者の方なんですけど、「すごく愛着のある方もいらっしゃって、渡すときに泣いちゃう人もいるんですよ。写真など大丈夫ですか?撮らなくていいですか?」って。でもね、僕は別れの写真は撮りたくなかったの。来たときに散々写真撮ってるから。別れの写真って寂しくてイヤなんですよね。その車とはもう二度と会えないから。

それで、その人が、「ありがとうございました。」って言って車乗っていくわけですよ。うちのマンションの駐車場からブーンって出ていくんですけど…。僕、去っていく自分の車の後ろ姿って初めて見たんですよ。このシーンがね、またなんとも泣きそう…泣いちゃダメだよって思いながらもウルウルきてたんですよ。

駐車場から去っていく…まぁ今だからナンバー言えますけど“1158”がね。黒いスポーツカーの1158がね、うちの家から出ていくんですよ。東京の喧騒の中に消えていくんですよ。最初の信号が赤信号でまだ止まってるんですけど、それが青信号になって走っていって見えなくなった瞬間もうダメだった。もう見てられないと思って、すぐ家の中に隠れました。泣きそうになりました。

そのときの妻の顔、バカだなぁ~この人っていう。また泣くのかこの人はっていうね(笑)妻も好きだった車なので寂しいって気持ちはあったんですけど、思い入れが違ったみたいですね。」

男性と女性で思い入れの度合いが違うこともあり、妻には共感してもらえず1人で泣きそうになっていたという敦士。手放した今でも忘れられず、「出会いもあれば別れもあるので仕方ないけど、ちょっと切ない瞬間でした。」と涙を浮かべながら語った。

『敦士のオールナイトニッポンi』第11回は、期間限定で無料で聴くことが出来る。

<番組概要>
番組名:敦士のオールナイトニッポンi
パーソナリティ:敦士
第11回URL:https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_atsushi_011

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