井上苑子が制服でレコーディング?

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27日(木)深夜放送の「SUPER BEAVER 渋谷龍太のオールナイトニッポン0(ZERO)」に、シンガーソングライターの井上苑子と、SUPER BEAVERのギタリスト・柳沢亮太が登場し、柳沢プロデュースによる井上の新曲『なみだ』についての話や、名物コーナーなどを展開し盛り上がった。

井上苑子が制服でレコーディング?

冒頭、夏休みの話題に触れた渋谷。学生時代、夏休みの宿題がイヤだった渋谷は、漢字ドリルの一番難しそうなページを、丁寧に糊付けして提出したことがあったそう。きちんと貼り付けることで、そのページはなかったことになるといい、「一度もバレたことないです。オススメなんでやってみてください、なんて言っちゃいけないですね(笑)」と話した。ちなみに今年の夏はというと、齢30にして地元の仲間とピクニックに行ったそうで、そうした楽しい思い出についても語った。

今回は、初の女性ゲストである井上に加え、SUPER BEAVERギタリストの柳沢も登場。実は柳沢は井上にとって、今回の新曲『なみだ』を始め、様々な楽曲の制作を手掛けるプロデューサー。同じメンバーである渋谷とも当然繋がりがあり、縁の深い3人が集うこととなった。

しかしまだ井上とは腰を据えて話したことがないという渋谷は、まずは井上という人物について探りを入れていくことに。井上がまだ19歳ということに触れると、「19歳って何を感じて生きているの?」といきなり直球な質問を展開した。それに対し井上は「日々、若い子こういうことしているのかなぁと、私も観察人になってます。」と、井上自身も若者の言動に目を光らせていることを明かした。一方の柳沢は「19の頃はもうバンドをやってたから必死で…」と苦労話を語ろうとしたが、渋谷に「あ、そうですか」とスルーされてしまい、語れずじまいだった。

井上は、今年の3月までオールナイトニッポン月曜日を担当していたということで、同番組のパーソナリティとしては渋谷の先輩にあたる。それについてリスナーから、「オールナイトニッポンパーソナリティの先輩として、渋谷さんにこれだけは覚えておいてほしいことはありますか?」と質問が飛ぶと、「ラジオってなんでも出来るんです。私ラジオで料理をやったんですけど、それができるんだなっていうことを伝えたい(笑)と回答。それを聞いた渋谷は、「料理って一番ラジオに向かないと思うけど…」と不思議そうなリアクションを見せた。

新曲の『なみだ』についてのトークでは、井上本人やプロデューサーの柳沢から、レコーディングにまつわる様々なエピソードが語られた。一番初めに柳沢に会ったときの印象について聞かれた井上は「すごい近所のお兄ちゃん。」と答え、渋谷から、「“普通の”ではなくて、“すごい”近所のお兄ちゃんなんだね(笑)」とツッコミを受けていたが、一方、柳沢から見た井上の姿は、何やら感慨深いものがあったという。

渋谷:柳沢さんは?苑子ちゃんを見てどう思った?

柳沢:出会った最初、(苑子ちゃんは)高校2年生だったんだよね。

渋谷:うわぁ~、高校2年生?

柳沢:だからすごい俺がびっくりしたのが、レコーディングスタジオに制服着てきたの。で、制服着たまま歌録ったりするわけ。

井上:あはは(笑)そうですそうです。

柳沢:俺たちが制服着てた頃はさ、未来に希望を持ちながら、街のスタジオで練習を必死でやってたじゃん?それがもうプロの現場でさ、歌録りしてるんだよ?すごいなって思った。

渋谷:(学業と両立するの)大変だったんじゃない?

井上:全然。小学生から歌をやってて、中学時代も放課後にライブとかもあったので、ありがたいことに普通みたいな感じには、なってたのかなと思いますね。

渋谷:立派!しかも今回の新曲、ウチの柳沢がプロデュースなんですけど、ベースの上杉とドラムの藤原も楽器人として参加したということで、メンバーの印象は悪い感じじゃなかった?

井上:いや、全然ないですよ。私ずっと1人でしかやってこなかったから、バンドって感じでやるのが初めてだったし、レコーディングも仮歌みたいな感じでみんなで録ったんですけど、それも初めてだったのでめちゃめちゃワクワクしました。
学業と歌手業の両方を華麗にこなす、若さ溢れる活動模様を語った井上。SUPER BEAVERのメンバーに囲まれながら、お互いに楽しくレコーディングを終えたという新曲『なみだ』は、7月26日より好評発売中となっている。

ほかにも、番組ではゲストを迎えてお馴染みのコーナーも展開。リスナーからオリジナルの鼻歌を送ってもらう『HANNER SONIC』では、井上と柳沢と3人で一緒に審査することに。「オン・ザ・ビーチ」または「サマー」というお題のセリフを、鼻歌のどこかにセリフとして入れてもらうのがルールとなっており、様々な鼻歌が披露されたが、どれも秀逸な出来栄えで、井上は終始笑いが止まらない様子だった。あまりの楽しさに、渋谷から感想を聞かれた井上は、「自分のラジオをやっていたときは、こんなに笑ったことなかったかもしれない。」と突然の爆弾発言。渋谷たちは、「そんなことない!そんなことない!」と必死にフォローしていた。

井上とお別れしたあとも、まだまだコーナーは続き、次に行われたのは、リスナーの記憶の片隅にある、聞けば思わず「あった!あった!懐かしい!」と渋谷が叫びそうな曲をリクエストしてもらうという『シブカリクエスト』。柳沢は、SURFACEの『なにしてんの』を挙げ、MDが主流だった当時、自作の『マイヒットメドレー』に入れて何度も聴き、ギターで弾けるようになるよう練習したことを明かした。

渋谷は、CURIOの『君に触れるだけで』をセレクト。めちゃくちゃ好きな楽曲だったそうだが、実はインディーズ版から今に至るまで、ジャケットをデザインしてもらったのがCURIOの元メンバー・KASSAIだったそう。しばらくその事実を知らずに接していたが、実際に知ったときは衝撃だったという。

2人の選んだ楽曲のうち1曲のみが掛かるというルールであったため、結局は柳沢のリクエストしたSURFACEの『なにしてんの』のみが流れた。楽曲を聴いた2人は、「いい曲は時が経ってもいい曲。」「自分の好きなポイントっていうのは、変わってないんだろうなって思う。」「グッとくるポイントは共通してある。この当時聴いてた曲が、自分たちの基盤を作っているのかもしれない。」としみじみと語った。

“ぶーやん”こと渋谷へ相談したいことを留守番電話に残し、それに渋谷が答えるという『夜明けのぶーやんダイヤル』では、将来は音楽業界に務めたいが、食べていけるのか分からず迷っているという19歳からの相談が舞い込み、それに対し2人が親身になって答えた。

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができる。

<期間限定!radikoタイムフリーで聴く>
番組名:ニッポン放送「SUPER BEAVER 渋谷龍太のオールナイトニッポン0(ZERO)」
放送日:7月27日(木)27時~28時30分
パーソナリティ:SUPER BEAVER・渋谷龍太
タイムフリー:http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20170728030000
番組HP:https://www.allnightnippon.com/shibuya/

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