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星野源、ギャラクシー賞贈呈式で「リスナーのあなたへ、心からのありがとう」

2017年06月01日 20:30

 

1日(木)、優れたテレビ番組やラジオ番組に贈られる「第54回ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)の贈呈式が東京都内のホテルで行われ、『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のパーソナリティとして、星野源が「DJパーソナリティ賞」を受賞し、喜びを語った。

「DJパーソナリティ賞」の受賞が発表されると、『星野源のオールナイトニッポン』で実際に使われているジングルが流れ、紺色でタイトなスーツに丸眼鏡をかけた星野が登場。授与されたトロフィーを手に、いまの喜びと、リスナーや番組関係者へ感謝を述べた。

『星野源です。DJパーソナリティ賞、本当にうれしいです。僕は小学生の頃からラジオを聞いていて、小学生の頃から深夜まで聞いていました。両親と一緒に仕事の手伝いで車に乗ったときは、いつもFMが流れていました。車の中では世界中の音楽を聞いて、家では色んなひとの面白いおしゃべりを聞いていました。選んでいただいて、本当にありがとうございます。

僕は音楽家で、役者で、文章を書く仕事をしていて、喋りが本業ではないんですけれど、特別なおしゃべりができるのか、といったら特に何もなく。ただ、リスナーから送られてくるメールとか葉書に、ゲラゲラ笑っているだけです。本当に……本当にメールやハガキが全部面白くて。ただただ、楽しみにスタジオへ通っているような感じです。

この場に立たせていただけて、受賞できたのは、目の前の1人のリスナー、ラジオの前で1人で聴いている、もしくはradikoでイヤホンで聞いて、メールをくれたり、Twitterで実況してくれているリスナーのお陰だと思っています。

長々とラジオを聞いていて、「こういうことをしたいな」「何でこういう風にしないんだろう?」ってずっと思っていました。アイディアがいっぱいあって、それを、本当に素晴らしいスタッフの皆が、一生懸命に実現しようとしてくれる。本当に恵まれた環境にいます。ディレクター、作家のみんな、ADのみんな、そしてプロデューサー。

「大体こうだよね?」っていう、ラジオの今までの慣習は、僕はどうでもいいと思っています。アイディアを実現するために、スタッフの皆が本当に一生懸命動いてくれて、いろんな企画を実現してくれなければ、楽しい放送で、この場に立つような放送にならなかったと思っています。スタッフの皆さん、本当にありがとうございます。

そして、改めて、何度も言ってしまいますが、いつも聞いてくれるリスナーのお陰で僕はここに立っていると思います。今日は本当にありがとうございます。』

コメント後、司会の中国放送(RCC)・横山雄二アナウンサーからインタビューがあり、今回の受賞で、星野はニッポン放送から2万円分の商品券が贈られたが、中国放送は2年前に同賞を受賞した横山アナウンサーに、10万円を贈ったことが分かった。

横山:ニッポン放送から2万円の商品券を頂いたそうですね。僕は2年前、RCCから10万円もらいました

星野:……ダメだぞ!ニッポン放送!(笑)もうちょっと……もうちょっとほしいですね。比べるものではないですが、それはちょっとダメだね~。僕はいいので、次、ニッポン放送で受賞された方がいた時は是非(増額を)

横山:「あの時、星野さんが妥協したから俺たちこうなったんだ」って後輩に言われますよ?

星野:妥協ってどういうことですか?

横山:2万円で許しちゃった、っていうことですよ

星野:だって……ちょっと待ってください!(笑)2万円で、どれだけ素敵なビデオが買えると思っているんですか?気持ちですからね

横山:ラジオを聞きましたが、「これがギャラクシー賞の喋りだぞ!」っておっしゃっていましたね

星野:あれは冗談です。とってもくだらなくて面白いメールがきて。まだ、ラジコのタイムフリーで聞けるので、是非聞いてください。本当に面白いんですよ、僕のリスナー!!

横山:僕らも星野さんの活躍で励まされます

星野:恐縮です。ラジオって人生が豊かになるメディアだと思うので、ちょっとでも、何かこういうきっかけで盛り上がってもらえたら嬉しいです

ラジオで星野は、リスナーと1対1の関係を大事にしているが、この贈呈式でも1人1人にお礼を言うようにコメントし、“僕のリスナー”と自慢していた。

放送批評懇談会が主催するギャラクシー賞は、日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設された権威ある賞。そのラジオ部門では最も活躍したDJ・パーソナリティに「DJパーソナリティ賞」が選出されており、2016年度は、星野源が『星野源のオールナイトニッポン』のパーソナリティとして受賞した。選評は下記の通り。

【選評】
『俳優、文筆、音楽など、ジャンルにとらわれない多彩な活動が注目されていますが、その背景には、若いころにラジオ番組を愛聴していた影響があります。パーソナリティを務める「星野源のオールナイトニッポン」でも、ラジオへの愛情が度々語られています。そして何より、他メディアで星野源の魅力に惹かれた人々を、ラジオの世界に引き込んで、リスナーとすることに成功しました。リスナーたちは、ほかでは決して聴けない「星野源」に触れて、新鮮な驚きを感じることができるはずです。かつて深夜のラジオ番組がもっていた“パーソナリティ”に接する喜び、距離感の近さの喜びを、新しいリスナー、新しい世代に引き渡す役割を担ってくれています。パーソナリティ以外にも、番組のジングル作成、対談番組への出演など、ラジオへの率先した取り組みが話題となりました。これらの活動すべてが、ラジオの将来を背負う人物に相応しいものとして評価されました。』

<番組概要>
番組名:ニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」
放送日時:毎週火曜日25時~27時
番組HP:https://www.allnightnippon.com/hoshinogen/

文:allnightnippon.com 編集部 望月知世
写真:allnightnippon.com 編集部 岩永史弥