本格雑談 くちをひらく

声優・中村繪里子とアナウンサー・吉田尚記がお届けする雑談Webラジオ「本格雑談 くちをひらく」。とにかく口を開かずにはいられない二人が、どこに向かうかわからない、どう転ぶかわからない、神変出没の本格雑談を繰り広げます!

現代のビジネスで大事なことは、「0から1が生まれる瞬間」に立ち会うこと。

2017年05月13日 12:00

 

【イベントレポート③】

2017年3月19日、ニッポン放送イマジンスタジオにて、吉田尚記&中村繪里子によるトークライブ「本格雑談 くちをひらく」第3弾が開催された。

今回(第3話)では、新しいビジネスの誕生に数多く立ち会ってきたIT批評家・尾原和啓さんのビジネス感の原点に迫ります!

尾原:僕が大学生の時に、日本はバブルだったから、シャンデリアを吊ってあるバスとかがたくさんあったんですよ。しかも数年で中古車扱いになって出回ってる。

中村:うんうん。

尾原:それを日本の大学に留学してた、アジア圏の学生を通じて売ってたんですよ。大学生時代に。

中村:えー!

尾原:そういうバブル期の日本に留学してくるアジア人って、みんな自分の国ではお金持ちだし、だいたい貿易をやってるんですよ。そういうのに「こんなキラキラした、まだ7年しか走ってないバスがあるぞ」と言うと、「マジすか先輩!」って食いついてきた。それを1台、海外に売るだけで数十万の儲けが出たんですよ。

中村:はぁぁ~……それを大学生時代に。

尾原:そういう事をやっていたら、残念な事にインターネットができちゃった。

吉田:残念な事に?

尾原:今までは情報格差をもとに、安く仕入れて高く売れていたのが、直接、情報のやり取りができてしまうようになるから。そうなるとバス会社の人が直接売りに行くようになるかもしれないし、アジア圏の人が買い付けに来るかもしれない。そうなると利ざやが取れない。人生を否定されたんですよ。

中村:早いなー!

尾原:そこから、どこで利益が取れるか考えたら「ゼロが1になる」ところしか無いなと。

吉田:今までは1を10にするところで稼いできたけども。

尾原:自分が9取ってたことがバレちゃうと、1を作ってた人に是正される。けど「ゼロが1になる」瞬間に立ち会えば良いんだと思ったんです。

吉田:「ゼロが1になる」のが大事だと理解したのはわかったんですが、ではどうやって「ゼロが1になる」瞬間を探すんですか?

尾原:結局、「ゼロが1になる」のは人が生み出すからなんですよ。

中村:そうかー!

尾原:「あれが儲かってるらしいよ」とか噂を聞いてる時点ではもう遅くて、その瞬間に立ち会ってないとダメ。ビジネスの成否はタイミングが半分以上決めるんです。

中村:ひよこに餌をくれる人じゃなく、生まれた瞬間、最初に見た人に懐くから。

尾原:そういう意味では、吉田さんは「尾原さんは色々な凄い人と会ってますよね」と言いますけど、違うんですよ。僕は、彼らが凄い人になる前に会ってるんです。

吉田:まだ卵だった頃に。

尾原:それに偉い人ほど、偉くなってから会いに来る人ってどうしても……

中村:後ろにあるブランドを見てるように感じちゃう。

尾原:そう。だから僕も中村さんの事を、アイマスの声優さんだって知ってから、ちょっと話すのがたどたどしく……

吉田:知らなければ普通に話せてたけど。

尾原:そういう人って、自分に話してるんじゃなくって、アイマスに話してるんだなって感じちゃうんですよ。

中村:確かに!だから言動には凄く気を使うし。

吉田:えっ!!言動に気を使ってたの!?

尾原:でも今日は、そういう場じゃないから、ざっくばらんに話せてるっていう事じゃない?

中村:そうそう。

吉田:まぁ、アイマスはビッグヒットですからね。僕も初めて見た時に「アイドルと育成?ダメだこれは、人生終わる!」って思いましたし。

尾原:僕なんかプリンセスメーカーからやってますから。

吉田:うわー。

尾原:大学時代にプリンセスメーカーにハマっちゃって、これはマズいと。

吉田:人生終わりますね。

尾原:ただ、僕の場合は大学教授もプリンセスメーカーにハマってたから、助かったんですけど。

人と人とを引き合わせる事で、新しいビジネスを開発する尾原さん。次回(第4話)では、その原点に迫ります!

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