上白石萌音イチオシの映画は“音楽”から入ったあの作品

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28日(金)深夜放送の「上白石萌音 good‐night letter」で、パーソナリティ上白石萌音がオススメ映画について熱く語った。

上白石萌音イチオシの映画は“音楽”から入ったあの作品

ゴールデンウィークが始まるということで、冒頭からウキウキモードな上白石。「旅行中の車の中で聴いてくれてる人もいるのかな?旅のお供になればいいなと思います。そこのドライブ中のあなた、安全運転でお願いしますね。うふふ(笑)」と、お出掛け中のリスナーへ語り掛けるところから、番組をスタートさせた。

毎回テーマを決めてトークしているこの番組。今日のテーマは「映画」。“ゴールデンウィーク”という言葉が、元々映画業界から来た言葉ということから、このテーマになったという。映画が本当に大好きだという上白石は、「絶対私、20分じゃ収まらないと思う。ちょっと早口気味にいこうかなと思います(笑)」と前置きしつつ、自身の好きな映画について語り始めた。

上白石が最近観て感動したという作品は、広瀬すず主演の映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』。福井県のチアダンス部が全米制覇を目指すという、壮大なストーリー。

部が団結して1つの目標に向かって進んでいくという青春映画だが、こういう作品に弱いという上白石は、映画が始まって30~40分経過した地点からラストまで、ずっと泣いていたという。

上白石にとっての“涙腺緩みポイント”はいくつかあったが、小さい頃からジャズダンスをやっていた彼女から見て、この映画は自分と重なる部分が大きかったという。

「学生時代に部活やってた方とか、今まさに部活やってる方もいると思うんですけど、いろんな葛藤があったりとか、壁が立ちはだかってきたりとかするじゃないですか。でも、ぶつかるたびに前向きに乗り越えていこうとする、その情熱みたいなものに本当に感動して、大好きな映画になりました。」と、オススメ理由について語っていた。

オススメしすぎて、「なんか私が出てる映画みたいになっちゃった!」と笑う上白石だったが、「皆さんは見たかな?感想などあったら聞かせてください。喋りましょうよ~(笑)」とリスナーからのお返事を呼び掛けていた。

映画好きの上白石は、映画館によく行くというが、リラックスできる自宅で観たい映画を観る、“おうち映画”も同じくらい好きだという。映画との出会いといえば、レンタルショップで偶然見つけたり、人に勧められて観に行ったりなどいろいろあるが、上白石がもう1本オススメ映画として紹介した作品は、そういった出会いとは違い、“音楽”から入った映画だという。

「先に友達に、「この映画のサントラがイイから聴いて」って渡されて聴いて。なんだこのステキな音楽は!観てみよう!と思って、映画を観たら、もう好みドンピシャ!どストライクの映画で。

どうしよう…じゃあ、この映画については、先に曲を聴いてもらいましょう!あ、映画のタイトルは言っとこう。これは、『はじまりのうた』っていう映画です。じゃあそのサウンドトラックから、一緒に聴きましょう。『A Step You Can't Take Back』。

M~『A Step You Can't Take Back/Keira Knightley』

ステキでしょ?なんだろう、この素朴でゆったりとしててシンプルで、なのに、こんなに包み込まれるような優しい曲。この映画、ステキな曲ばっかりなんだけど、この曲が一番好きなんですよ。

で、どういう映画かっていうと、1人の女性シンガーソングライター。キーラ・ナイトレイ演じる、シンガーソングライターと、1人の音楽プロデューサーとの出会いから始まるお話なんですよ。

この2人でCDを作ろうってことになって、いろんな曲を収録していくんですけど、街の中でレコーディングするんですよ。だから、車のクラクションとか、子供たちの騒ぐ越えとかと共に、それすらも音楽にしてしまおうという、そういう曲作りをしていく映画なんですけど。

でね、最後のこの女性の決断っていうのがものすごくカッコイイんですよ。この決断っていうかこの生き様にすごく影響を受けて背中を押される人も多いんじゃないかってくらい。めちゃくちゃカッコイイ女性像で。私はすごく彼女に憧れるんですけど。

その中でも、この『A Step You Can't Take Back』っていう曲は、実は映画の中で2回出てくる曲なんですよ。1回目は普通の目線で描かれてるんですけど、2回目出てくるときには、その音楽プロデューサーの目線で出てくるんですよ。まったく同じシチュエーションなのに、まったく違う曲に聴こえるんです。

分かりにくい…ですよね?(笑)私も言いたいんですけど、これを言ってしまったら観る楽しみが減ってしまう。だから私は言わない!(笑)これは観てほしい…ほんとにステキなんです。

あ、こういう音楽の出てき方?っていうか、こういう変化の仕方があるんだなっていうのを知ってそれ以上にこの曲とキーラの歌声がほんとにステキで私の中で一番なんじゃないかっていうくらいの、映画音楽ですね。」

この監督の作品は音楽の映画が多いそうで、この作品のあとに作られた『シング・ストリート 未来へのうた』も上白石の好きな作品の1つだという。「学校では目立たない男の子たちが、ある女性にアプローチするためにバンドを組むんですけど、そこから生み出される心の叫びみたいな曲が出て来る映画で…。」と話し始めたが、「その曲も流したいけど、もう時間がないんですよ。ほら、やっぱり時間が足りなかったですね(笑)」と、思っていた通りの事態が起き、笑う上白石。

散々語りながらも不完全燃焼気味だという上白石は、「短い!足りない!」と嘆くとともに、「近々第2段をやってください、お願いします(笑)」とスタッフにお願いするなど、まだまだ語る気満々の様子を見せた。リスナーからのオススメ映画などをテーマにお便りも受け付けているそうで、次なる映画トークも白熱しそうな予感だ。

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができる。

<期間限定!radikoタイムフリーで聴く>
番組名:ニッポン放送「上白石萌音 good‐night letter」
放送日:4月28日(金)24時40分~25時
パーソナリティ:上白石萌音
タイムフリー:http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20170429004000
番組HP:https://www.allnightnippon.com/mone/

また、『上白石萌音 good‐night letter』では、起きたことを「PS(追伸)」としてレポート中。さらに、スマートフォン越しに写真を見ることで、スペシャル動画を楽しむことができるアプリ『Lifeprint(ライフプリント)』を使って、動くお便り「ビデオレター」が観られるサービスも展開しており、どちらも番組ホームページにて見ることができる。

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