宮藤官九郎が、“あまちゃん”作中曲『暦の上ではディセンバー』に込めたこだわりとは?

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7日(金)夜放送の「宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD」で、宮藤が作詞した楽曲『暦の上ではディセンバー』のこだわりを語った。

宮藤官九郎が、“あまちゃん”作中曲『暦の上ではディセンバー』に込めたこだわりとは?

同曲はNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の作中に出る架空アイドルグループが歌っており、作詞は宮藤が担当している。幅広い世代から歌われ、ネットでは振り付けされた動画がいくつも投稿されるなど、テレビドラマから生まれた大ヒット曲には、宮藤の狙いが隠されていると話した。

『あまちゃんの中に出てくるアイドルグループが歌う曲として、『暦の上ではディセンバー』や『肌寒いノベンバー』などのタイトル名が出てきますが、具体的なタイトル名で台詞にしないと嘘くさくなると思ったので書いたんです。ただ、アイドルが歌うシーンも出てくるから1曲だけ作ろうということに。それなら『暦の上ではディセンバー』が良いだろうということで作ったんですけれど、けっこう良い曲・・・自分で言っちゃった(笑)

かなり韻を踏んだ歌詞だけど、中身がないからせめて韻を踏むっていう。歌詞の「虚しい――デリカシー」は、80年代っぽいでしょ?おっさんが女の子に歌わせているかんじ。「クリスマスを過ごす相手――お正月まで一緒にいたくない」は、今の若者の恋愛事情をおっさんが一生懸命頑張って作った歌詞みたいでしょ?ってのを狙いました。』

来月5月5日(金)の放送では、リスナーから歌詞を一行ずつ募り、1つの曲を作るコーナー「一行から始める作詞講座」が放送時間を丸々使って行われる。宮藤は、「何をしている時が一番俺はテンションが上がったかなと思った時に、“濡れ場”と“作詞”だということに気が付いたんですよ。やっぱり作詞をしているときは頭が回るし、時間も短く感じた」と話し、1つのコーナーを2時間かけて行う意図を説明。曲の1番から3番までの歌詞を、リスナーから送られてきたものをメインに使っていくが、場合によってはその場で宮藤が歌詞を付け加えるなどして、作り上げるという。

また、この日はゲストに氣志團の綾小路翔が登場し、口ギター対決、キス音対決、褒め合い方言対決が行われたこの日の放送の模様は、radikoタイムフリーサービスで聴くことができる。

<期間限定!radikoタイムフリーで聴く>
番組名:ニッポン放送「宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD」
放送日:4月7日(金)22時~24時
パーソナリティ:宮藤官九郎
タイムフリー:http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20170407220000
番組HP:https://www.allnightnippon.com/gold/910/

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