Base Ball Bear 小出祐介さんと一緒に、今週は『ミステリという勿れ』 |
今週は『ミステリという勿れ』をご紹介しました!
ミューコミプラス水曜日のサポーターは、小学館
現在お送りしているコーナーは、
『マンガ喫茶 吉田ルーム』
★ミューコミの「コミ」、コミックにスポットを当てたコーナーです!
★年間に数百冊のマンガを読み、
マンガ大賞の発起人でもある吉田アナウンサーが、
『最近出会った面白いマンガ』『いま、誰かにオススメしたいマンガ』
を紹介するコーナーです!
今回は、ゲストのBase Ball Bear 小出祐介さんと一緒に、
『ミステリという勿れ』について紹介しました。
★月刊flowersで連載中。
作者は『BASARA』、『7SEEDS』で知られる、田村 由美さん。
★主人公は、彼女なし・友だちなしの大学生:久能整(くのう・ととのう)。
機嫌よくカレーを作っていたある日、整は殺人の疑いをかけられ、
複数人の刑事から取り調べを受けることに。
整はうろたえず、刑事たちが胸に抱えている「痛いところ」を次々いい当て、
挑発めいた言葉を吐く。整の「なんかこいつスゴイぞ」感に
刑事たちが気づき始めた頃、事件は思わぬ展開をみせはじめ……。
この作品のポイントは…
『緻密な構成』
吉田アナ「主人公の整くんは取り調べを受けている中で、
刑事たちの人生相談を勝手に始めます。
ですが、その人生相談が最後に・・・全部つながる!よくできた構成です」
『キレキレの台詞』
小出さん「キレてますよね~。整くんが言うセリフの1つ1つに、
普通に引きのばせるぐらいの人生哲学がつまっていて、
田村先生、なに考えてるんだろう!と感心しますよね」
『決してあげないテンション』
吉田「整くんがいいことを言う時に、ぜんぜんテンションが変わらないんです」
小出さん「それがあるからもっと刺さってるのかもしれませんね。
ミステリ小説にしろ、漫画にしろ、お膳立てがあるじゃないですか。
容疑者候補の人たちの顔が、バン!バン!バン!ってアップで映って、
最後に探偵役がドーンってきてキメになるじゃないですか」
吉田「小出くんが好きな三谷幸喜の『古畑任三郎』なんだと思う」
小出さん「それ、今言おうと思ったの。笑」
吉田「ごめーん!」
小出さん「でも1巻の半分まで読んだら、絶対『面白い』ってなると思います」
マンガ大賞2019にノミネートされた『ミステリという勿れ』について、詳しくは
https://www.shogakukan.co.jp/books/09870029
をチェックしてください!