【1】レッズでもガンバでもない。タケさんの期待するあのチームとは?
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このコーナーは、ニッポン放送の番組プロデューサーやディレクター、
またパーソナリティの方に生の声をお聞きするインタビューゾーン。

今回は、明日3日に開幕するJリーグをフィーチャーします。
スポーツ部ディレクター・タケさんに、今シーズンのJリーグの見所や、
今年のニッポン放送のサッカー中継の聴き所について伺いました。


-昨年のサッカーJ1を振り返っていかがでしたか?

タケ「1年を前期と後期に分けて、それぞれの優勝チームが
最後に対戦して優勝を決める2シーズン制から、
2年前に、1年を通じて一番勝ち点の多いチームが優勝という
1シーズン制になりました。

2005年はガンバ大阪、そして昨年は浦和レッズが優勝したんですが、
1シーズン制になって良かったなと思ったのが、
どちらの年も最終節で優勝が決まったんです。

優勝争いとは逆に、J2への降格争いも最後までわからなかったので
サポーターにとってハラハラドキドキの一年だったんじゃないですか」


-今年はJリーグが開幕して15年目。記念すべき年です。

タケ「ニッポン放送では、明日3日午後3時55分から、
浦和レッズ対横浜FC戦を中継します。

浦和レッズは昨年のJ1チャンピオン。
アレックス選手は抜けても、ジェフ千葉から阿部勇樹選手を補強したり、
現在の日本代表の選手がたくさんいます。

一方横浜FCは、J2から上がってきたばかり。
しかし、”キング・カズ”こと、三浦知良選手や、
横浜Fマリノスから獲得した久保選手など
素晴らしい選手が揃っています。

いきなりレッズとの対戦、しかもアウェーというのは横浜FCにとっては
正直苦しいとは思いますが、もし勝つような事があれば
横浜FCが今シーズンの台風の目になる事は間違いありません」


-タケさんの今年期待しているチームや選手は?

タケ「FC東京です。

平山選手は昨年とは比較にならないくらい成長しましたね!
28日のUー22(対香港代表戦)でも先制ゴールを決めていました。

その平山選手が成長したのに加え、
ドイツワールドカップでも得点を挙げている
コスタリカ代表のワンチョペ選手をまず獲得。
そしてジュビロ磐田からボランチとして福西選手を補強しました。
戦力はバランスが取れていると思います!

さらにオリンピック代表の梶山選手や伊野波選手など
今年の飛躍が大いに期待される選手もたくさんいますので
どれだけ若さでJリーグをかき回せるかに注目したいです」


-ニッポン放送のサッカー中継の聴き所は?

タケ「ニッポン放送のサッカー中継は、サッカーファン注目の試合には必ず
どの試合会場にもアナウンサーやレポーターが行って
いち早くレポートを入れられる万全の体制を敷いています。

テレビだと、他の試合会場で動きがあっても
ただテロップで得点を紹介するくらいじゃないですか。

また中継では必ず、リスナーの皆さんからメール・FAXを募集します。

どんどん皆さんに参加してもらって、
我々もそれに対してリアクションができるような
リスナーとしっかりコミュニケーションの図れる中継を心掛けていきたいです」


-Jリーグ以外も今年のサッカーは盛り上がりそうですね?

タケ「3月10日は、なでしこジャパン(対メキシコ代表)、
3月24日は、オシムジャパンの2007年初戦(対ペルー代表)を
それぞれ中継していく予定ですのでご期待下さい!」


-最後に、タケさんの感じる一番のサッカーの魅力とは?

タケ「ラジオで聴くサッカーの魅力は、画像がないぶん
アナウンサーと解説者の一喜一憂が伝わってくるんです。

例えば、他の会場で試合が動いた時に、
思わず”アーッ!”と声が出ちゃったり、
そういう主観を出しながらできるのが一番の魅力です。

野球みたいにすぐ点が入るスポーツではないんですけど、
サッカーは点が入ると全てがそこに集約されています。

”誰から誰にパスが回って、最後は誰がゴールを決めたのか?”
という過程をたどっているだけでも凄く楽しいです」(終)

3月3日(土)午後3時55分より、
「Jリーグ開幕戦 浦和レッズ × 横浜FC」を
解説:金子達仁さん、実況煙山光紀アナウンサーでお送りします。

今年もJリーグはニッポン放送でお楽しみください!

j@1242.com


次回は、9日(金)深夜に放送される
「東国原英夫のオールナイトニッポン」(深夜1時-3時)をフィーチャーします。

担当のSディレクターに番組の聴き所をたっぷり伺います。お楽しみに!

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