武井咲と柳田理科雄のラジオ空想科学研究所
注目の美少女タレント!武井咲と300万部の大ベストセラー「空想科学読本」の著者にして、空想科学研究所主任研究員である柳田理科雄が夢のコラボレート!
アニメや映画、特撮の「あの名場面」を科学の視点から鋭く分析するという「空想科学」の世界を、日頃忘れていた理科や数学の話も織り交ぜながら「分かりやすく、痛快に、面白く」展開します。
二人の研究活動に是非ご期待ください!
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株式会社 村田製作所
 
武井咲
2006年「第11回全日本国民的美少女コンテスト」モデル部門賞・マルチメディア賞を受賞。06年から「SEVENTEEN」(集英社)の専属モデルを務める。テレビドラマ「オトメン」「GOLD」でのレギュラー出演のほか、CM・雑誌で活躍。愛知県出身の16歳。
柳田理科雄
1961年鹿児島生まれ。
ベストセラー『空想科学読本』著者で、現在は空想科学研究所・主任研究員。
明治大学理工学部物理学科の非常勤講師を務めるなど、多岐にわたって活躍する理系作家。
更新日: 8月25日
 
≪8月25日のおさらい≫

空想科学界で活躍する“研究者”を追うシリーズ!

今夜は・・・
 

大ヒット中の映画! 飛行機に情熱を燃やす、あの人を大分析!

詳しい内容は、↓↓↓をチェック!
 
 

【 空想科学 分析室 】━━━━━━━━━━★


◆ 8月のマンスリーテーマ ⇒⇒⇒

 「大人だって頑張ってます!空想科学的“超”自由研究!」


 夏休みの宿題といえば「自由研究」!
 空想科学界の大人の中にも、子供たちに負けず多らず、
 自由に研究している「研究者」たちがいます!
 今月は、そんな研究や研究者にスポットをあてていきます!


 8月25日の放送は・・・

 「映画『風立ちぬ』の主人公・堀越二郎を大分析!」
 
 大ヒット上映中のスタジオジブリ最新作『風立ちぬ』は、
 ゼロ戦を設計した「堀越二郎」の半生を描く物語。
 飛行機 設計技師として送った、堀越二郎の人生に迫ります!


◎ 「風立ちぬ」堀越二郎の分析その@ 『失敗に負けない!!』◎ 

 作品中、二郎は2度の失敗をしてしまいます。
 1度目は、24歳で入社して、その日から任された「隼型戦闘機」の設計中。
 二郎は翼を支柱に固定する金具の設計を担当しますが、
 テスト飛行中に翼がバタバタ振動する「フラッター」を起こし、
 空中分解してしまいます。

 2度目は、ドイツ留学を経験した29歳の時。
 設計主務者として取り組んだ、昭和7年試作艦上戦闘機・略称「七試艦戦」。
 それまで日本の飛行機は翼が2枚ある「複葉機」でしたが、
 次郎は1枚の翼が胴体の下についた「単葉低翼機」を設計。
 しかし、こちらもテスト飛行で空中分解・・・。

 それでも二郎はめげず、、
 昭和九年試作単座戦闘機・略称「九試単戦」の設計主務者に選ばれ、
 試行錯誤をした結果、
 多くの人が「あんなに美しい飛行機は見たことがない」と絶賛!
 大成功を果たします。
 

 これが、九六式艦上戦闘機、零式艦上戦闘機・通称「ゼロ戦」に発展。
 苦難を乗り越えたからこそ、手にできた成功。
 失敗にめげない気持ちの強さが大切なのです!


◎ 「風立ちぬ」堀越二郎の分析そのA 『成功の秘密とは・・・!?』◎

 「九試単戦」が成功したのには、様々な理由がありました。
 その大きな理由として挙げられるのが、「みんなで取り組んだこと」!

 二郎は、仕事が終わってから部下を集め、「自主研究会」を開きます。
 そこでは、たくさんの若い設計者たちが活発に意見を述べると同時に、
 二郎本人は、常に一歩先の未来を見つめていたのです。

 海軍が要求した飛行機は、速度は「220ノット」=「時速408q」でしたが、
 二郎は「そんなものは、すぐ時代遅れになる」と考え、
 「270ノット」=「時速500q」を目標にします。
 そして、完成した飛行機の実際の速度は「245ノット」=「時速454q」!
 常に先を見据え、ひとつ先に目標を定めた結果、この成功が生まれたのですね!


◎ 「風立ちぬ」堀越二郎の分析そのB 『夢はいつか必ず叶うもの!』◎

 二郎は幼い頃から飛行機を操縦するのが夢でした。
 しかし、近視のため、パイロットにはなれないことを悟っていました。

 そんなある日、憧れていたイタリアの設計技師・カプローニの夢を見て、
 飛行機を作ることの素晴らしさを実感。。。
 猛勉強をして、見事飛行機の設計技師になります。
 夢は「風のように美しい飛行機」を作ること。

 しかし・・・会社で要求されるのは、九六式艦戦やゼロ戦など、
 戦争のための飛行機ばかり。
 二郎はそれを、とても悲しみます。
 映画は、二郎が若き頃を描いて終わりますが、
 現実世界では、二郎が54歳の時、
 戦後初めて、国産飛行機「YS−11」の設計に携わります。
 夢が叶ったのです。

 この飛行機には、主任も何度も乗ったそう!
 現在は、生産も飛行もされていませんが、
 主任のご友人のパイロットは、「あれは素晴らしい飛行機だった」と語っていたとか!
 二郎の人生は、「夢は自分から捨てなければ、必ず叶う」を
 私たちに証明してくれたような気がしてなりませんね!


★ 咲の赤ペンチェーック! ★

 今日の分析を受けて、咲ちゃんのあらたな疑問!

 『“ひこうき雲”ってどうしてできるんですか』
 
 飛行機が飛ぶ空の高さは、湿度が100%を超えていて、
 「水蒸気が早く水の粒になりたがっている状態」。
 そこに飛行機がくると、エンジンから出た煙に水蒸気がバタバタバタ!っとつかまり、
 一気に水の粒になり、線が引かれたようなひこうき雲ができるのだそうです!
 
 

【 空想科学 電話相談室 】━━━━━━━━━━★


▼ 東京都 ゆういちくん(18歳)の質問

 「どうして日本には、電線や電信柱がたくさんあるんですか?」


↓↓ 主任のお答え ↓↓
 
 日本のように、電信柱を立てて、空中に電線を引く方法でなければ、
 水道管のように「地下」に電線を埋める方法があります。
 実際にヨーロッパの都市・・・ロンドンやパリなどは、
 全て電線は「地下」に埋められているのだとか。

 では、なぜそのような違いがあるのか?
 昔ロンドンには「ガス灯」があり、
 それを「電気」に切り替える際、元々通っていた地下のガス管のように
 「電気も地下に通す」という考えが自然だったのでは?と主任。
 

 日本も、地下に移行したほうが良いとの考えがあるそうですが、
 水に濡れたり、地震などで漏電の危険性が無きにしもあらず。。。
 外観は損ねてしまいますが、雨と地震が多い日本には、
 やはり電信柱で空中に電線を引いた方が安全なのかもしれません。
 
 
番組では、リスナーの君からのメールをお待ちしています!

「空想科学 分析室」では、分析して欲しい作品を書いて送って下さい!
番組では、リスナーの君からのメールをお待ちしています!

「空想科学 分析室」では、分析して欲しい作品を書いて送って下さい!
アニメや特撮、漫画や映画など、ジャンルは問いません。

普通のお便りも大歓迎☆

そして、「空想科学 電話相談室」では、出場者を大募集しています!
柳田主任に聞きたい“科学に関する疑問”を送って下さい!(※電話番号も忘れずに!)
どんなに些細な疑問でも構いません! 
柳田主任がズバッと回答してくれますよ!
なお、出場してくれた方には、
村田製作所さん特製の激レアアイテム「ムラタセイサク君ストラップ」を差し上げます!

すべてのメールの宛先は・・・
kagaku@allnightnippon.comまで!

※送ってもらったメール、質問内容等は、
 番組のイベントや書籍などに使われることがあります。予めご了承ください。


【武井咲's インフォメーション】*********************

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我らが主任のインタビューも掲載されて、お値段1冊、税込1,000円です!

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▼ 次回、9月1日の放送もお楽しみに!
 
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