武井咲と柳田理科雄のラジオ空想科学研究所

注目の美少女タレント！武井咲と300万部の大ベストセラー「空想科学読本」の著者にして、空想科学研究所主任研究員である柳田理科雄が夢のコラボレート！
アニメや映画、特撮の「あの名場面」を科学の視点から鋭く分析するという「空想科学」の世界を、日頃忘れていた理科や数学の話も織り交ぜながら「分かりやすく、痛快に、面白く」展開します。
二人の研究活動に是非ご期待ください！

武井咲

2006年「第11回全日本国民的美少女コンテスト」モデル部門賞・マルチメディア賞を受賞。06年から「SEVENTEEN」（集英社）の専属モデルを務める。テレビドラマ「オトメン」「GOLD」でのレギュラー出演のほか、CM・雑誌で活躍。愛知県出身の16歳。

柳田理科雄

1961年鹿児島生まれ。
ベストセラー『空想科学読本』著者で、現在は空想科学研究所・主任研究員。
明治大学理工学部物理学科の非常勤講師を務めるなど、多岐にわたって活躍する理系作家。

更新日： 1月12日



≪１月１２日のおさらい≫ 我らが咲ちゃん！ご成人おめでとうごいざいます！昨年末に二十歳を迎えた咲ちゃんが、晴れて大人の仲間入り♪


咲ちゃんに目指したい「大人の女性像」を聞くと？？『自分の好きなタイミングで、好きなことを思いっきり楽しめる人♪』想い描いた女性になれるように、咲ちゃん頑張れ☆ そんな今月のテーマは・・・咲ちゃんと同じく、２０年前に誕生した作品を特集していきます！



【　空想科学分析室　】━━━━━━━━━━★ ◆　１月のマンスリーテーマ　⇒⇒⇒ 　「プレイバック空想科学！１９９４」　咲ちゃんのご成人を祝して、２０１４年から２０年前にあたる年に誕生した　アニメ・マンガ・特撮を研究していきます！　１月１２日の放送は・・・　「ハタチのマンガを大分析！」　　１９９４年に連載がはじまった『マンガ作品』をピックアップ！ ◎ 「ハタチの漫画」の分析その①　『新世紀エヴァンゲリオン！』◎　　「新世紀エヴァンゲリオン」が、　「月間少年エース」で連載スタートしたのは、９４年１２月２６日。　まさに咲ちゃんが１歳になった翌日！　　ストーリーの始まりは・・・　西暦２０００年、南極に大質量隕石が落下。　有史以来未曾有のカタストロフィー「セカンドインパクト」が発生。　水位の上昇、天変地異、経済の崩壊、民族紛争、内戦……。　世界人口は半分に激減。　それから１５年、ようやく復興の兆しが見えてきた頃、　世界は「使徒」と呼ばれる正体不明の「巨大戦闘兵器軍」に襲われます。　これに対し、人類は人型汎用決戦兵器「エヴァンゲリオン」を開発し、　使徒に立ち向かうべく立ち上がるのです！　つまり「セカンドインパクト」から全てが始まったとされますが、　仮に「南極」の氷が溶けたとしたら、確かにこういった事態が発生すると主任。　南極大陸の面積は、日本の３７倍にあたる「１３９２万平方キロメートル」。　重なった氷の厚さは「２４５０ｍ」。　これがすべて溶けたら・・・海面の高さは「８０ｍ」も上昇してしまいます！　　すると日本で、水沈しない都道府県の県庁所在地は、　盛岡、山形、甲府、長野、宇都宮、前橋、大津、奈良の８都市のみ！　これは由々しき事態です！　しかし作品上の政府は、　この「セカンドインパクト」の原因について「嘘」をついていました。　実際には、南極に現れた謎の生物に、　人類が不用意に近づいたため爆発が発生したのですが、　政府はこれを隠すため、「大質量の隕石が光の速さの数十％で落ちた」と発表しました。　仮に「光の速さの数十％」＝「５０％」とし、　かつて６５００万年前にメキシコに落下し、　恐竜を絶滅させたものと同じ直径１０㎞、重さは１兆６千億ｔの隕石が、　地球にぶつかってきたとしたら？？　そのエネルギーは、南極の氷を溶かすエネルギーの１６０万倍！　確実に地球が割れてしまいます！　これじゃあ「嘘」って丸わかり！＾＾；　世界が混乱していて、それどころではなかったのかも？？ ◎ 「ハタチの漫画」の分析その②　『るろうに剣心！』◎ 　漫画の連載スタートは「週刊少年ジャンプ」９４年の１９号。　映画で「神谷薫」を演じた咲ちゃんと同じ歳だったとは！これはもはや運命？　　今日分析したのは、剣心の必殺技「九頭龍閃」！　剣心の師匠の比古清十郎は、この技について、　「剣術における斬撃の種類は、脳天を打つ唐竹、斜めに斬り下ろす袈裟斬りに　　逆袈裟、同を打つ右薙ぎに左薙ぎ、斜めに斬り上げる右切り上げに左切り上げ、　　真上に斬り上げる逆風、そして最短距離の一点を貫く刺突の９つしかない。　　飛天御剣流の神速を最大に発動し、この９つの斬撃を同時に打ち込めば、　　防ぎ切ることは絶対に不可能。これが飛天御剣流『九頭龍閃』」と説明しています。　当然、本当の意味で、一人の人間が同時に９か所を攻撃するのは不可能。　しかし、人間の目は、０.０５秒から０.１秒の間に起こったことは、　区別することができません。　仮に０.０５秒で、９つの斬撃が放たれた場合、　１回の斬撃に使える時間は「０．００５６秒」。　長さや角度を考え、刀を１回振って戻す間に３.８ｍ動くとすると、　平均の速さは「秒速６８０ｍ」！　マッハ２の速さ！　　とはいえ、これはあくまで平均であり、　刀が折り返す瞬間には一瞬動きが静止するため、　最大速度はその２倍で「マッハ４」！


これは、通常刀をふるう速さの「３３倍」！　斬撃の威力に至っては「１０６０倍」！　これを同時に９回も与えられてしまったら、　相手が受けるダメージは「９５４０倍」！　これほどまでに「九頭龍閃」は、世にも恐ろしい剣術なのです！ ★ 咲の赤ペンチェーック！ ★ 　今日の分析を受けて、咲ちゃんのあらたな疑問！　『６５００万年前、隕石が落ちて恐竜が絶滅した時、　　　　　　　　世界はどういう状況になっていたんですか？』　　巨大な小惑星がメキシコのユカタン半島に落下した時、　直径２００キロのクレーターが発生しました。　（東京～静岡先ほどの大きさ。）　そこから大量の土砂が舞い上がり、地球全体を包んで太陽の光線を遮断。　植物が光合成できなくなり、　恐竜など温かい気温で進化してきた動物たちが死滅。　人間の祖先となる「哺乳類」は、小さなネズミほどの大きさでしたが、　身体に毛が生えていたため、なんとか寒さを凌いで生き延びたのだそう。　この隕石落下によって、すべての動物の９０％が滅びたと言われ、　生き残った１０％の動物が、今の世界を作っているのです！



【　空想科学武井相談室　】━━━━━━━━━━★ 今夜は特別企画！ “新成人”となった咲ちゃんに、主任に「大人の素朴な科学の疑問」をぶつけてもらいました！咲ちゃんが気になった大人の科学の疑問とは？？「人はなぜ白髪になっていくのか！？」 ↓↓ 主任のお答え ↓↓ 　人間の「髪の毛」は、毛根にある「毛母細胞」で作られます。　その際、髪を黒くする色素「メラニン色素」が同時に作られ、　紫外線から毛髪を守る働きをしています。


しかし年齢を重ねると、　「毛母細胞」で「メラニン色素」を作る力が弱まってしまい、　一度黒く生えた髪が、途中から白くなって伸びていくため、　「白髪」が生えるのだそうです！



番組では、リスナーのあなたからメールをお待ちしています！「空想科学分析室」では、分析して欲しい作品を書いて送って下さい！アニメや特撮、漫画や映画など、ジャンルは問いません。普通のお便りも大歓迎！また、「空想科学電話相談室」の出場者も大募集！柳田主任＆咲ちゃんと、電話で直接お話してみませんか？？メールに「科学に関する疑問」を書いて、ぜひお気軽にご応募ください！！！電話番号をお忘れなくっ！！！なお、出場してくれた方には、村田製作所さん特製の激レアアイテム「ムラタセイサク君ストラップ」をプレゼント！すべてのメールの宛先は・・・ｋａｇａｋｕ＠ａｌｌｎｉｇｈｔｎｉｐｐｏｎ．ｃｏｍまで！ ※送ってもらったメール、質問内容等は、　番組のイベントや書籍などに使われることがあります。予めご了承ください。【武井咲's インフォメーション】******************* 咲ちゃん出演のドラマ「戦力外捜査官」！毎週土曜・夜９時から、日本テレビでオンエア中！詳しくは「戦力外捜査官」のオフィシャルサイトでチェック！ http://www.ntv.co.jp/senryokugai/ 【番組インフォメーション】******************* 番組本！『ラジオ空想科学研究所【第一夜】』『ラジオ空想科学研究所【第二夜】』絶賛発売中！


各・税込５５０円でメディアファクトリーから刊行！お求めは、お近くの書店・ネット書店で！ ******************************************* ▼ 次回、１月１９日の放送もお楽しみに！**

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