武井咲と柳田理科雄のラジオ空想科学研究所
注目の美少女タレント!武井咲と300万部の大ベストセラー「空想科学読本」の著者にして、空想科学研究所主任研究員である柳田理科雄が夢のコラボレート!
アニメや映画、特撮の「あの名場面」を科学の視点から鋭く分析するという「空想科学」の世界を、日頃忘れていた理科や数学の話も織り交ぜながら「分かりやすく、痛快に、面白く」展開します。
二人の研究活動に是非ご期待ください!
mail
株式会社 村田製作所
 
武井咲
2006年「第11回全日本国民的美少女コンテスト」モデル部門賞・マルチメディア賞を受賞。06年から「SEVENTEEN」(集英社)の専属モデルを務める。テレビドラマ「オトメン」「GOLD」でのレギュラー出演のほか、CM・雑誌で活躍。愛知県出身の16歳。
柳田理科雄
1961年鹿児島生まれ。
ベストセラー『空想科学読本』著者で、現在は空想科学研究所・主任研究員。
明治大学理工学部物理学科の非常勤講師を務めるなど、多岐にわたって活躍する理系作家。
更新日: 3月30日
 
≪3月30日のおさらい≫

今夜、いよいよ「ラジオ空想科学研究所」最終回!

ラストを飾った「空想科学の卒業名シーン」シリーズは、

“等価交換”がキーワードになるあの作品!


 

スタジオにはたくさんのお花が!

これもまた、最終回まで駆け抜けた“等価交換”!?(感涙)

詳しくは、↓↓↓をチェック!

 
 

【 空想科学 分析室 】━━━━━━━━━━★


 3月30日の放送は・・・

 ありがとう!そして、さようなら!

 空想科学的!最終回 名シーン!


 はじまりがあれば終りがある。。。
 それはまた「空想科学」の作品も同じこと。
 最終回の今夜は、涙なしでは語れない空想科学の最終回から、
 「鋼の錬金術師」を分析しました!

 
◎ 「鋼の錬金術師」最終回の分析 ◎ 

 『鋼の錬金術師』のストーリーは、「等価交換」から始まりました。
 2人の主人公・エドワードとアルフォンス兄弟は、
 幼い頃、亡くなったお母さんを「錬金術」で生き返らせようとしたところ、
 あえなく失敗。
 さらに、エドワードは「右腕」と「左足」を、
 アルフォンスは「魂」を残して「体のすべて」を奪われてしまいました。
 これがまさに「等価交換」。
 「1のモノ」からは「1のモノ」しか作ることはできないのです。
 この番組でも何度も登場した、
 「質量保存の法則」や「エネルギー保存の法則」に良く似ていますね。

 その後エドワードは、
 幼なじみの女の子・ウィンリィが作ってくれた「機械鎧」を身につけ、
 アルフォンスは鎧に魂を宿らせて、自分たちの体を取り戻すための旅に出ます。
 
 その道中、エドワードはとてつもない錬金術を披露します!
 トロッコいっぱいに積まれた「石炭ガラ」を「金」に変えたのです!
 金の錬成は「国家錬金術法」で禁止されていますが、
 エドワードは貧しい街を救うため、ルールを破って錬金術を使いました。

 実際に「石炭ガラ」を「金」に変えることは、
 「理論上不可能ではない」と主任。
 この場合、石炭ガラを作る「炭素」「ケイ素」「酸素」などの原子を、
 「金」という原子に作り替えたことになります。
 トロッコに入っていた石炭ガラは、アルフォンスいわく「1t〜2t」。
 仮に1tだとしても、すべて金に変えると・・・その価値なんと約45億円!

 しかし、原子を作り変えるには、それだけの莫大なエネルギーが必要になります。
 1tの「炭素」「ケイ素」「酸素」を「金」に変える場合、
 ガソリンに換算して1400億円分!!!
 あれ?全然得してない??
 これぞまさに「等価交換」!?(笑)

 もし仮に、錬金したのが「金」ではなく「ダイヤモンド」だったら・・・?
 「石炭」も「ダイヤモンド」も「炭素」でできている上、
 石炭がらに仮に1%の石炭がついていただけで、
 ダイヤモンドにすれば500億円の価値!!

 

 これなら圧倒的にダイヤモンドの方がお得です!

 こうして、幾たびの試練や戦いに立ち向かいながら、旅をつづけた兄弟。
 アルフォンスは、
 「10のものをもらったら、11にして次の人に渡す」と一言。
 この言葉には、等価交換の枠を超え、
 少しずつ「幸福」や「喜び」を増やしていこうという意味が込められています。

 そしてエドワードは、ウィンリィにこう告げます。
 「等価交換だ。オレの人生半分やるから、お前の人生半分くれ!」
 これはつまり・・・「プロポーズ」♪♪♪

 ウィンリィは、
 「ホントバカね。半分どころか全部あげるわよ!」と答えますが、
 スグに「やっぱ全部はなし!」と撤回。
 こうして物語は「等価交換」に始まり、
 最終回もまた「等価交換」で幕を下ろしたのでした。。。
 
 
この後、リスナーの皆さんから寄せられた
「ラジオ空想科学研究所の思い出メール」をご紹介しながら、
いよいよグランドフィナーレへ!

2005年4月、
柳田主任と福田沙紀さんの2人でスタートした「ラジオ空想科学研究所」
後輩の咲ちゃんにバトンが渡されたのは2010年の10月。
主任にとっては9年、咲ちゃんにとっては3年半の歴史がありました!

長きに渡る年月を受け、
主任と咲ちゃんに「空想科学とはなにか!?」
言葉を残してもらいました!

 

主任・・・空想科学とは!?

「夢と科学を輝かせるチームプレー」

咲ちゃん・・・空想科学とは!?

「子供ゴコロ」

毎週様々なアニメ・漫画作品を科学的に分析することで、
リスナーの皆さんにとって「空想科学」がどんな存在になったでしょうか??

「ラジオ空想科学研究所」は、今夜で最終回を迎えてしまいましたが、
咲ちゃんは目白押しの大作映画に大忙し!
主任は変わらず空想科学研究に大忙し!
これからも2人の活躍に触れられる機会はたくさんあります!
番組が終わっても、どうぞ応援よろしくお願いします!

それでは!
またどこかでお会いできることを願って、
これまで番組を聴いてくれたリスナーの皆さん!

本当にありがとうございました〜!!!!!

 
[≪]最初 [←]前へ
このエントリーをはてなブックマークに追加


ニッポン放送トップページへ | オールナイトニッポントップページへ
Copyright © 2012 Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.