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2月7日 小原信治の草の根広告社
あなたの味覚は刺激ナシでも満足しますか?

 福山さんの39回目の誕生日だった昨日、ぼくは東京は渋谷区のアミューズにいた。誕生日に全国6カ所で同時開催された福山さんのフィルムコンサート「だから、、、誕生日にもあったんだ♪」の最後の仕掛けをお手伝いさせて頂く為だ。
このときの詳細は今週の魂ラジで直接、福山さんの口から聞いて頂くとして…。
今日書きたいのは、その為に特別に作って頂いたバースデーケーキのこと。
 写真の日本地図を象った巨大なバースデーケーキ。国土の緑はなんと大葉!
そして赤い実はなんとトマト!なのだ。この「大葉とトマトのショートケーキ」を作ったのは、アミューズに所属している!パティシェの柿沢安耶さん。
「おいしいだけでなく食べた人が健康になる料理」をモットーにされている柿沢さんは、有機野菜に国産小麦、砂糖の代わりに栄養価の高い「てんさい類」という野菜から摂れたもので甘さを出すなどしてスイーツを作っている方だ。
そんな柿沢さんの有機野菜スイーツ。今更何を…と言われるくらい巷では有名なものだそうだが、ぼくにとっては初めての体験。トマトと生クリームって合うんだろうか?大葉と生クリームって…などと未知なる味に想像を巡らせながら、頂いてみた。
「うそ!」
 トマトのみずみずしい酸っぱさと砂糖を使っていない生クリームの控えめな甘さが舌の上で絶妙のハーモニーを奏でたのだった。甘いけど、甘すぎない。生クリームなのに重くない。オーガニック系の食べ物にありふれた感想で申し訳ないけど、本当に「やさしい味」だった。が、しかし…。「…物足りない」のである。いや、決して柿沢さんのせいではない。ぼくはその「物足りなさ」の正体に気づき、愕然とした。
「合成着色料と保存料による刺激がないこと」
 それが、ぼくが柿沢さんのケーキを「物足りない」と感じた原因だったのだ。
そう、もちろんだが、柿沢さんのケーキには「合成着色料と保存料が一切入っていない」。だからこそ、体にやさしい味になる。それを「物足りない」と感じるのは、ぼくの舌が如何に「体に悪い化学による刺激」に飼い慣らされてしまっているかということだった。
 アメリカなどを旅したとき、現地のジュースやドーナツが甘すぎて、「アメリカ人はよくこんなの喰ってるよな」「そりゃ太るよ」などと言うことがあるが、とんだお笑い草だ。ぼくたち日本人が食べて来たものだって十分、体に悪いのだ。その証拠にぼくたち世代の体にはこれまでにも食べ物により蓄積された有害物質による様々なアレルギーが出ているし、この先にもどんな症状が出るか予測できないとさえ言われているのだ。
 今週は中国の工場で作られた「毒ギョーザ(なんとも凄いネーミングだ)」が話題になっているが、ぼくなんかが言うまでもなく今後ますますこうした「食の安全」は大きな社会問題になっていくだろう。食糧自給率の低さや、大量に安価な食材を提供するための農薬を使ったこれまでの農業も大きく見直されるだろう。
 でも、ぼくがもっとも大変かもしれないと思うのは、「化学調味料による味の刺激」が当たり前になってしまったぼくたちの「舌の改革」だ。ぼくたちの舌はいずれ、刺激のない薄味(健康の為のやさしい味)に慣れることを求められる。
もちろん、健康の為にはそれが良いことだし、人類の未来にはそれが欠かせないことだというのは分かっている。でも、ぼくら世代はもちろん、化学調味料が欠かせないと言われている味の濃いラーメンやファーストフード、コンビニ弁当で育ってしまったもっと若い世代の人たちが、こうした「体に良いやさしい味」で果たして満足できる舌に戻れるのか、ぼくはまだ自信がない。

小原信治



投稿時間:2008-02-07 20:42:52
 
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