福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル 魂のラジオ 毎週土曜日23時30分から25時までオンエアー。
魂ラジブログ
2014年12月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
カテゴリー
・すべて表示
・魂ラジレポート
・福山雅治インフォメーション
・魂ラジインフォメーション
・最愛
・5年モノ
・スタッフ日誌
・小原信治の草の根広告社
 
ニッポン放送がインターネットで聴けます!!
小原信治の草の根広告社     過去の「小原信治の草の根広告社」はこちら
12月18日 小原信治の草の根広告社
『残照のように』
 
 「眠れなくて聴き始めた『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』に憧れた少年が、その夢を叶えてオールナイトニッポンのパーソナリティーとなって23年。オールナイトニッポンを終了する理由は、『眠くなったから』。」

 よく出来た落語みたいなのは、やはり憧れのパーソナリティーが笑福亭鶴光師匠だからだと言うべきだろうか。格好付けず、飾ったりせず、事実を簡潔に正直に伝えた福山さんの言葉が、削ぎ落とされた言葉の裏側に感じる熱い想いが、個人的には「ROCKだな」と思ったと同時に、それが福山雅治というリスナーの人生に寄り添った『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』という番組だったんだなと思った。

 実はこの1年近く、時にビール片手に海を見ながら、時に電車の日溜まりでぼんやりしながら、時に太陽を感じて走りながら、考え続けていたことがある。
 それは、僕にとっての「福山雅治のオールナイトニッポン」とは、何だったんだろうということだ。
 1992年1月にスタートしたこの番組に僕が構成作家として参加したのは、月曜1部でリスタートした1994年11月。これまで構成作家として様々な番組を手掛けさせて頂いて来たけれど、僕自身が20年以上担当しているものは他にはない。簡単に語るのは難しい。

 そんな問い掛けを頭の片隅に残したまま、この一週間で、2000通以上のメールや封書に目を通した。見慣れた名前はもちろん、懐かしい名前も数多くあった。葉書、封書、FAX、メールに目を通し続けた21年間が走馬燈のように浮かんだ。会ったことのない人がほとんどなのに、何度も名前を見ているような人は、勝手に顔まで浮かんでいた。10代だった女の子が30代になり結婚してお母さんになっていたり、20代だった少年が40代になりバツイチになったりしていた。あの頃の夢を叶えた人もいれば、夢が夢のままの人もいたし、夢を諦めてしまった人もいた。阪神淡路大震災で大切な人を亡くされた方もいたし、東日本大震災で住むところを失った方もいた。
 そんな1通1通に、ひとり一人の生活があり、人生があり、そこに寄り添ってきた「福山雅治のオールナイトニッポン」があるんだな、あったんだなということを、改めて感じることができた、情緒纏綿な時間だった。

 そして、2015年3月以降、そのひとり一人に、「あなたにとって『福山雅治のオールナイトニッポン』は何だったのか?」。「あなたの生活や人生にどう寄り添っていたのか?」を改めて訊いてみたいと思った。23年続いてきたこの番組が自分にとって、自分の人生にとって何だったのかという問い掛けに対する答えは、そのときに見えてくるような気がした。たとえば、残照のように。

 なんて、まだ終わったわけじゃないのに、辛気くさくてごめんなさい!まだ15回あるんです!悔いの残らぬよう、いつも通りの楽しい番組、まだまだやりますよ!

小原信治
投稿時間:2014-12-18 21:33:19
 
12月11日 小原信治の草の根広告社
『今、僕たちにできる事』
 
 僕自身がHIV検査を受けたきっかけが「福山雅治のオールナイトニッポン」だ。自分が受けてもいないのに台本に「検査を受けましょう」という言葉を綴っても真実味に欠けるだろうと思ったのだ。検査自体は血液を採取されるだけの簡単なものだったけれど、結果が出るまでの数日間は悪いことばかり考えていた。特にこれといった心当たりがあるわけでもなかったけれど、ないわけでもなかった。数日後、ポストに検査結果が届いていた時はエレベーターの中ですぐに封を切った。「陰性」という2文字を見たときは青ざめた。本当は「陽性」というのが感染していることなのだが、「陽性/陰性」のどっちが感染なのか判断がつかなかったのだ。

 「福山雅治のオールナイトニッポン」の数少ない良心とも言える、年に一度の「世界エイズデー特番」。最初の頃は、まだ検査を受けることすら珍しい時代だった。だから「番組を聴いて、私もHIV検査を受けました」という報告が届いたときは伝わっているんだ、届いてるんだ、と嬉しくなった。

 やがて、検査を受ける人の増加とともに、リスナーの中にも感染している方が現れるようになった。それはスタッフである僕らにとっても、聴いているリスナーにとっても、HIVやエイズがさらに身近になった瞬間でもあったと思う。そんな中で「ラジオの深夜放送が微力ながらできること」を教えてくれたのが、2005年のエイズデー特番に「きのう感染が発覚してどうしていいかわかりません」というメールをくれた、ひかるちゃん(仮名)だった。福山さんはゲストの医師とともに、放送終了後にも電話を繋ぎ、寄り添った。一年に一度、少しずつではあるが、良い報告が届くようになった(詳しく知りたい方は過去のBlogなどお読み下さい)。ここ数年はもう報告することもないくらい、愛する人や家族とともに普通の人と変わらない暮らしをされているのだと思っている。

 そんな一件から、毎年エイズデー特番に臨む僕らの意識も変わった。HIVやエイズに関する正しい知識、最新の情報を伝え続ける一方で、いつも気にしているのは、放送を聴いているリスナーの中に、かつてのひかるちゃんのように、誰にも相談できずに悩んでいる人がいるのではないかということだ。

 先週の放送はエイズデー特番としては初の収録放送だったが、メールはいつも通り募集した。スタッフはスタジオで待機してメールを見ていた。何かあれば岩室先生にも対応して下さるようお願いしていた。幸いなことに、緊急に先生の力を借りなければならないほどのメールは届かなかったけれど、悩みや不安に大きいも小さいもない。今週は放送中に届いたいくつかのメールに、さきほど電話で応じて下さった岩室先生の回答を掲載させて頂く。お忙しい中、放送と同様にお答え下さった岩室先生、どうもありがとうございました。

○ラジオネーム お茶しませんか?からのメール
「僕は、4ヶ月前に、性行為をしたのですが、エイズ検査を受け、検査結果はでますか?前に、保健所のホームページを見たときは、3か月前までの可能性は検査できますと書いてあったので、検査できるのか心配です!」
〈岩室先生の回答〉
「4ヶ月ならば確実です」

○ラジオネーム ふじけんさんからのメール
「質問です。例えば、HIV感染者が使った歯ブラシを使って感染することはありますか?こちらが口内に傷などある場合です。また、傷が無くても感染することはありますか?」
〈岩室先生の回答〉
「歯磨きは口を傷つけますので、可能性としてはあります。でも、通常歯ブラシは使う前に洗いますよね。洗ったときにウイルスは流れてしまうので基本的には大丈夫です」

○匿名希望さんからのメール
「若い頃は、40代にもなってセックスを楽しむなんて正直想像もつきませんでしたが、40代となった今、人生で一番セックスを楽しんでいます。セーフセックス、さすがにこの年齢になると、きちんと知識はあるのですが、妊娠する可能性も少なくなってきたこの年齢、ついつい、コンドームなしでということもあり。。。出産時には、必ずHIV検査をするので、そのときにはマイナスだったのですが、正直に言うと、今、絶対にマイナスであるという確証は自分で持つことができません。無料で検査してくれるところもあるのだから、行こうと思いながら、なかなか勇気が出ません。お相手にも、性病、検査してる?と聞いたことはあるのですが、大丈夫だよ、と、あしらわれています。私のお相手は、過去に相当数とつきあってきた人で、おそらく今も私以外にも関係を持っている女性がいるひとなので、正直心配です。一緒に、検査を受けたほうがいいよね、と思いながら、上手な誘い方がわかりません。どんな誘い方なら、説得出来ると思いますか?あと、オーラルセックスでも、HIVはうつることは、確率は少なくてもあるのですよね。でも、オーラルセックスでコンドーム使っている人なんて・・・正直一般人でいるのでしょうか。本当に、オーラルセックスでもコンドーム使った方がよいのでしょうか?」
〈岩室先生の回答〉
「確率は少ないけど感染の報告はあります。オーラルセックスでもコンドームは使うべきです」

 冷たい言い方に聞こえたら申し訳ないけれど、番組でもずっと言い続けてきたように、少しでも不安があるならば検査を受ければ良いし、検査を受けていない相手とはセックスしない、という「強い意志」をひとり一人が持つことが第一歩だと思う。勇気がないとか、相手には言い難いとか、面倒臭いなどなどあると思うけれど、結局のところ、自分を守ることができるのは自分だけなのだ。

 子供の頃から家にあった分厚い「家庭の医学」を見て育った僕は、ちょっとでも体の調子が悪いと、今でもそれに類似する記事などを検索しては、最悪の想定をしてしまう。そして不安になり、すぐに検査を受けにゆく。
 結果、年に一度の人間ドックのほかに、1年に1回か2回は大きな検査を受けている。2、3日便秘になっただけで大腸がんの検査を受けては「ただの便秘です」と整腸剤を処方され、頭が痛ければ脳のMRIやCTを撮って貰い「脳は問題ないです。ただの偏頭痛ですよ」と言われ、胸が痛ければ心臓の検査を受け「心臓は問題ないです。助骨神経痛なので整形外科の方に行って下さい」と言われたりしている。お医者さんには「若いんだからそんなに心配しなくていいよ」と笑われるが、不安なんだから仕方がない。万が一の時に後悔するのは自分なんだし、もっと切羽詰まった患者さんにとって僕みたいな受診者は迷惑かもしれないけれど、自分の命を守ることができるのは自分だけなのだ。そして、それは大切な誰かを守ることにも繋がっているのだと信じている。

小原信治
投稿時間:2014-12-11 21:40:03
 
12月4日 小原信治の草の根広告社
『広島』

 3年振りの広島での夜だった。
 3年前の様々な光景が甦った。
 あの夜の、凍えるくらいの寒さとともに。
 
 残り2日間。
 どうか笑顔で、当たり前のような明後日、明明後日が迎えられますようにと願いながら、今夜は、眠ろう。

小原信治
投稿時間:2014-12-04 22:59:29
 
11月28日 小原信治の草の根広告社
『忘れられぬミュージック』

 ラモーンズ「Do You Remember Rock’n Roll Radio?」・エリック・クラプトン「Tears in Heaven」・U2「With Or Without You」「New Year’s Day」・トッド・ラングレン「Hello It’s Me」・グリーン・デイ「バスケットケース」・SION「12月」・はなわ「故郷」…。

 そして、スタジオで何度も一緒に歌った『明日へのマーチ』を始めとする、そして、数限りない渾身の弾き語りを聴いた、そして、たくさんの宇宙初フルぶっかけを爆音で浴びた、「福山雅治」というアーティストのすべての楽曲たち。

 1994年11月から『福山雅治のオールナイトニッポン』に携わって、20年。そこで出会った数限りない楽曲すべてが、自分の人生とともにある『忘れられぬミュージック』となっている。聴くだけでいつも、深夜のスタジオの風景と空気が鮮明に思い出される大切な歌たちだ。

 「福山☆冬の大感謝祭」愛媛3DAYSの中日である今日11月28日、横浜アリーナで開催される『ニッポン放送60周年記念・忘れられぬミュージック』というタイトルのライブイベントを、長年オールナイトニッポンに携わっている構成作家のひとりとしてお手伝いさせて頂いた。45年間続いている「オールナイトニッポン」にまつわるリスナーひとり一人の『忘れられぬミュージック』をライブで振り返るイベントだ。チケットの方はもう完売しているそうだけど、後日ラジオでも放送されるかもしれないので、その時はぜひ。

 あなたの『忘れられぬミュージック』はなんですか?

小原信治
投稿時間:2014-11-28 07:49:04
 
11月20日 小原信治の草の根広告社
『また、旅が始まった。』

 全国ツアーというと、いつも思い出すのが、昔、何かのインタビューで読んだ辻仁成さんのこの言葉だ。
「エコーズのツアーの最中、ライブが終わった後、メンバーやスタッフと飲みに行かずに、ひとりホテルで書いたのが、処女作の『ピアニシモ』なんです」
 以来、僕は、全国ツアーという奴にいけば、小説の一本でも書けるもんだとばかり思っていた。ところが実際はどうだろう。

 そんなヒマはない。
 決して飲みに行ってるわけじゃないのに、そんな時間はない。いや、単に僕の時間の使い方が下手なだけなのかもしれないけれど。
 
 たった今、静岡エコパアリーナでの初日が終了した。
 『福山☆冬の大感謝祭 其の十四』

 ドームツアー&アジアツアーに続いて同行させて貰っている、今年2度目の「音楽の旅」だ。
 来年2月の宮城まで続くこの旅で、僕は小説の一本でも…書くような時間があったら、より良いステージになるよう、与えられた以上の仕事に費やすのみだ。

 でも、今夜はちょっとだけ飲んじゃおうかな。

小原信治
投稿時間:2014-11-20 22:31:26
 
古い方へ
Copyright © 2014 Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.